セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第5-2話 愛こそすべて
Unoriginal Sin

脚本/Cindy Chupack
監督/Charles McDougall

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決まった男性が居なくて一番困ること。
男についてのコラムの仕事をしている事でネタに困ることで
あるとキャリー。
四人でブランチを取りながら、今度はどんなネタを取り上げる
べきかキャリーはみんなに相談する。男性だけでなく仕事も
枯渇するかもとキャリーは冗談を飛ばすが何処か本気で元気
が足りない。シャーロットが男性を捜しに行くか?と声を掛ける
が、キャリーはネタだけの為に誰かを釣ろうなんて気が引ける
という。サマンサはリチャードとヨリが戻ったことを告げる。
リチャードは二人の関係が深まることを恐れたための行動だ
ったと告白したという。戻らない方が良いというキャリーだが
サマンサが戻りたいならば応援すると約束する。
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キャリーの場合
今回はコラムが本になるという事で、その本の為の序文を書い
て欲しいと告げられる。本の内容については勿論、彼女の中
での愛に対する希望が今でも有るのかどうかを書いて欲しい
と告げられ、悲観主義か楽観主義なのか問われる。
更にミランダからブレディをカトリックの教会で洗礼するとき
のゴッドファーザーになって欲しいと頼まれる。初めは楽観視
してお菓子に釣られて了承するが、それは神聖なものだと
シャーロットによって叱られる。自分の恋路も上手く行かない
のに本当にゴッドファーザーになっても良いのかでその悩みを
ミランダにぶつけるも、信仰は信じていなくてもキャリーの事
は信じていると告げられ了承することになる。
最近捻くれているでしょとキャリーは告げるが、私に比べて
全然平気だというミランダの言葉に納得するものがあった。
何処か宗教色の強い話だった。

サマンサの場合。
リチャードとヨリを戻したと言うが言葉とは裏腹に何処か彼の
事を信用していない彼女。カナリヤダイヤをもらい少しは物欲
に揺れたのか。レストランで女性が通りかかるが一切彼女から
視線を反らさないリチャード。金は持っていても愛に対して
臆病になるなんて、リチャードも人の子だね。

シャーロットの場合。
なかなか男性関係が上手く行かずトレイとの関係を引きずって
いる彼女。運命だと思っていたトレイと別れたことで、愛に
対して益々否定的だが、なんとか運命の出会いを求めようと
シェリル・グレーソンなる愛の教祖への信仰を求める。
愛に対して信じられなくても、友情は信じられる者であると
言わんばかりの展開で、キャリーは彼女の頑張りに対して、
教祖に訴えかけるシーンが印象的。本の序文に彼女の名前を
入れたのも本当に幸せになって欲しいと思っての行動なのだろう
ね。

ミランダの場合。
今回はカトリック信者であるスティーブからブレディを洗礼を
受けさせようと告げられる。地獄だなんだと言われても何の
実感もないミランダ。スティーブの母親からブレディの顔を
見たいとせがまれるシーンでは、もっとミランダも喜ばせて
あげるよう取り計らってあげればいいのにと思った。

キャリー・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

リチャード・ライト (James Remar) サマンサの彼。ホテル王

マグダ (Lynn Cohen) 家政婦
リナ (Vincenetta Gunn) ベビーシッター
リリー・マーティン (Molly Shannon) 出版社の女性
Cheryl Bricker (グレイソン) 博士。愛の教祖
Danton Stone (パトリック) スティーブのはとこ
Matt Servitto (ゲイブ) キャリーに仕事を世話するライター
Amy Sedaris (コートニー・マスターソン) 出版社の女性
Anne Meara (マリー・ブレディ) スティーブの母
Patricia Bannan (キャスリーン)

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