セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第6-18話 決断のとき
splat!

脚本/Darren Star
監督/Julian Farino

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N.Yでボーグのセンスをキープするには多大なエネルギーが居
る。キャリーはイニドに誘われ昼食を取る。そこでラマとアン
ドレの為のパーティに出席して欲しいと頼まれる。その際アレ
クに頼んで私の相手となる男性を紹介して欲しいという。
キャリーはアレクに独身男性を紹介して欲しい事を告げると
料理評論家に良い人物が居るという。その流れでアレクは
キャリーに個展のためにパリに行く際、一緒に来て欲しいと
言われる。キャリーは個展のためだけにパリに行くのかと思え
ば、ずっと一緒にパリで住まないかとの事。N.Yばかりに
拘ってきた彼女にとって色んな疑問と不安が交錯し、すぐには
返答できず。三人と会った際にその事を告げると、ロマンティ
ックな誘いだがトコトン考えてとアドバイスされる。
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キャリーの場合
いよいよ最終回に向けて話が進み出している感じ。
特に今回キャリーが一つの時代が終わったと感じる辺りがなん
とも切なく映る。
それは成功を掴んだ50歳代のイニドだが、孤独である現実を
感じている事。更に遊び人として有名だったレクシが現在の
N.Yの姿に失望し、更には窓から落ちてしまうというブラック
なオチだった。そればかりか彼女の中にシャーロットやミランダ
が結婚している現実。更にはあのサマンサさえも彼氏を作って
いる事に年貢の納め時と感じたのだろうね。
一応全てを捨ててパリに行く決意をしたわけだけど、後悔は
無いのか。でもまぁこんだけ金持ちと結ばれるというオチならば
誰だって後悔はないよね。

サマンサの場合。
今回は大人しめな役だった。二人のことは二人にしか分からない
という彼女。互いの考えを尊重するところが彼女の優しさなん
だろうね。

シャーロットの場合。
今回愛犬エリザベスが妊娠してしまう。なんで私の周りの人は
願ってもいないのに妊娠するのかと悲観的な彼女も、いざ
出産の時になると母性が蘇り、面倒を見ることになる。
三匹も生まれていたな。とても可愛い子犬たちです。

ミランダの場合。
コラムを止めてパリにいくキャリーの行動を最後まで非難して
いたのは彼女。ミランダのエゴではないかとも映るし、この
友人関係にはエゴを超越したところもあるから、やはりキャリー
の事を本当に考えての発言なのかも知れない。パリ行きはキャ
リーの人生の選択ではなく彼の生き方の為に行く行為だとして
夢見ているだけだというが、夢を現実にしてくれる男性こそが
彼だというキャリー。最後ミランダの家族の幸せそうな姿が
印象的だったな。

キャリー・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

ハリー・ゴールデンブラット (Evan Handler) ハゲ弁護士
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ
マグダ (Lynn Cohen) ベビーシッター
スティーブ・ブラディ (David Eigenberg) ミランダの彼
スミス (Jason Lewis) サマンサの彼
アレクサンドル・ペトロフスキー (Mikhail Baryshnikov)

イニド・フリック (Candice Bergen) 元ボーグ編集者
メリタ (Liza Colon-Zayas)
アンドレ・ディビアッチ (Ronald Guttman) ラマーの彼
ラマー・パテル (Sakina Jaffrey)
レクシ・フェザーストン (Kristen Johnston) 亡くなる
マーカス (Sean Palmer) スタンフォードの彼
マーティン・グレーブル (Wallace Shawn) 料理評論家

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