セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the City (SATC)

出演/サラ・ジェシカ・パーカー、シンシア・ニクソン
クリスティン・デービス、キム・キャトラル

http://www.paramount.jp/satc
http://www.wowow.co.jp/drama/satc_all/


第6-20話 しあわせ探しの末に
 
an american girl in paris (part deux)

脚本/Michael Patrick King
監督/Timothy Van Patten

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パリに来て2週間が経過。
キャリーはこの日、アレクの元妻であるジュリエットを交えて
三人で昼食を取ることになっていた。しかしアレクは仕事で
来られず。ジュリエットからアレクは生粋のアーティストで
二番目は嫌だった事を聞かされる。
一人寂しいキャリーだがなんとかパリを楽しもうと昼食を買い
ベンチで食事。子供に馬鹿にされたり、犬のフンを踏んでしま
うというアクシデントも・・・
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キャリーの場合
どんな形でアレクと別れてビッグと再会するのか。
ちょっとここに来てアレクが冷たくなった感じもするが、これ
も個展に対するプレッシャーなのか。最後にキャリーが愛とは
何かを考えるオチになるけど、"自分のために人を愛する"という
キャリーのセリフはこのアレクの態度が最も近いのではないか。
自分のためにキャリーの人生を吸収してしまう彼。
パリに来てささやかな喜びに出会うモノの、それさえ奪われて
しまった。パーティー会場に行ったときにキャリーの本が
無造作に置かれていたのは、失望させたのだろうか。
話をしようとするとアレクは"後で"を連発。女性の方が話し合い
によって解決を試みるのに対して、男性が面倒くさそうに対応
しているところが印象的。私にも感情が有るという切実な訴え
が突き刺さるような展開だった。
ビッグとパーティー会場に行く途中でニアミス。
再会はホテルのロビーだった。
ロシア野郎のケツを蹴飛ばしてやるというビッグが何処か可愛
らしい訳だが、本気でアレクの元に行こうとしていたのか、
それとも止めると分かってキャリーの反応を楽しんでいたのか。
三人とまた再会したときの喜びようが良かった。
ビッグはまたN.Yに戻ってくるのか?この辺はちょっと都合良す
ぎなオチかも。

サマンサの場合。
サマンサは完全に性欲を失う。それについてちょっとスミスは
不満をもらす。しかし彼はいつかは性欲も戻ってくると気長に
待つ構えに対して、サマンサは他に女性が居たらHしても良い
という。
カナダで撮影のスミス。
遠方からしゃれたプレゼントをサマンサに贈る。
こんな年下の可愛い行動にサマンサもついに一人の男性に執着
し始めたか。
最後のCOME BACK!的豪快なHがサマンサらしいオチだったね。

シャーロットの場合。
養子縁組の両親に会うことになるも、その両親が心変わりして
結局子供はシャーロットの元に来ることはなかった。しかし
中国から養子縁組の通達。それにしても中国とか韓国とか、
アメリカ人に養子として渡すケースが多いけれど、アメリカ人
がアジア系を育てていくことで不都合とか無いんですかね。

ミランダの場合。
スティーブの母親・マリアが軽い脳梗塞を患い、痴呆気味の
症状を起こす。マリアの実家は掃除した跡が無く、酷い荒れ
ようにスティーブは専属の家政婦を雇おうとするが、ミランダ
は彼女と自宅で一緒に住んでも良いという。
義母の体を風呂で洗い流すシーンにマグダも愛に溢れた行動
だと称賛。結局最後のカットにマリアは居なかったけど
どうなったのですかね。

キャリー・ブラッドショウ (Sarah Jessica Parker)
サマンサ・ジョーンズ (Kim Cattrall)
シャーロット・ヨーク (Kristin Davis)
ミランダ・ホッグス (Cynthia Nixon)

ハリー・ゴールデンブラット (Evan Handler) ハゲ弁護士
スタンフォード・ブラッチ (Willie Garson) ゲイ
マグダ (Lynn Cohen) ベビーシッター
スティーブ・ブラディ (David Eigenberg) ミランダの彼
スミス (Jason Lewis) サマンサの彼
アレクサンドル・ペトロフスキー (Mikhail Baryshnikov)

Mr.ビッグ (Chris Noth) キャリーを好き
シャーロット (Carole Bouquet) アレクの元妻
アンソニー・マランティーノ (Mario Cantone) ゲイ
マリー・ブラディ (Anne Meara) スティーブの母
アンバー (Alicia Goranson) 赤ちゃんの母
ウェイン (Randy Ryan) 赤ちゃんの父
ラウル (Alberto Vazquez)
-- (James Gerard) パリでボートから手を振る男
ポール (Julien Rouleau) 本屋のキャリーのファン

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