跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い Make It or Break It (ABC Family 2009 - )

第1話 夢に向かうルーキー達! Pilot

脚本／ Holly Sorensen 監督／Steve Miner
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ロッキーマウンテン体操クラブ。
アメリカコロラド州・ボルダーに有るクラブで、ロッキー山脈
に囲まれたリゾート地に存在する。
名門体操クラブ「ロック」として最近全米の体操クラブの中
でも評判の高いクラブで、規律を遵守し、腕の良いコーチの
マーティの手腕が光るが、その多くを寄付によって賄われて
いた。

駐車場には所属クラブ上位者たちの専用の駐車場が有る。
このクラブでTOP3の選手は、ケイリー、ペイソン、ローレンの
三人。特にペイソンは実力NO1で、体操にかける思いも誰より
も強く、サインを求めに来る子供たちが居るほどの人気が有る。
ボストンで行われる全米選手権に出場する事を目指すが、現在
のペイソンは腰痛を抱えていて無理が出来ない状態だった。
特にラストだと感じていたペイソンは、何としてでも五輪に
出場しメダルを取ってスペンサーを獲得したいと考えていた。
明日、このクラブの中で全米選手権に送り出す選手の選考会
を行う事になっていた。これまでの努力が一日によって左右され
てしまう状況にナーバスになっている彼女。

そんな名門クラブに奨学生としてエミリーがやってくる。
シングルマザーとして育てられた彼女は、カリフォルニア州の
フレズノの一般のジムで活動していたが、コーチのマーティに
よって見いだされた選手。

この日は選考会の前の最後の練習が行われる。
コーチは選手達に、ナショナルチームはロックで埋めようと
告げ、ライバルのデンバークラブの選手を蹴落とせと鼓舞する。

エミリーが練習場にやってくる。
見慣れない選手にTOP3の選手、特に3番目の位置にいる金持ち
の娘・ローレンは敵対心を露わにする。エミリーはペイソンの
姿を見ると、挨拶に来て北部の大会で貴方が大会に出ているの
を見たと告げる。自分はカリフォルニアから来た事を告げるが
ローレンはスポンサーも付いていないし、市販のレオタード着
で活動しているエミリーを激しく牽制する。
ローレンの性格はねじ曲がっては居るが、平均台の腕は全米
でもトップクラスの選手だった。ケイリーはエミリーに対して、
ローレンの性格はキツいが気にしないでと声を掛ける。

練習しているエミリーの姿を見て、ローレンはあの子は危険
だとつぶやき、このままだとトップ3から落とされるかも知れ
ないと告げる。
エミリーはトレーナーと跳馬の踏み切り板について綿密に
相談しているのを目撃する。ローレンはケイリーに対して
エミリーを潰すのが先決だとし、練習出来ない雰囲気を作ろう
として、ローレンはケイリーをはじめとする選手達にエミリー
とは無視するよう告げる。

エミリーはコーチからこのクラブは一つの共同体であり家族ぐ
るみで一丸となって活動することが大切だと説かれ、男女の
交際は禁止であり、それを破ればクラブを辞めてもらうという。
その変わりに規則を守ればクラブは全面的にバックアップする
という。エミリーに対して今後はきちんと母親にもサポートを
してもらうよう話すべきだと言われる。

ローレンは父・ブライアンにこのままエミリーを選考会に出席
させるのか?と問う中、ブライアンとアシスタントをしている
サマーがやってくる。ローレンはブライアンとサマーか交際し
ているのを知らなかった。サマーはブライアンとからプレゼント
されたネックレスを大事そうにクビから掛けていた。

ペイソンは母親が迎えに来たので一緒に帰宅する。
妹のベッカも体操クラブに所属していたが、ペイソンほど真剣
に取り組んでは居なかった。ペイソンの母。キムは、ペイソン
に対して帰宅するまでは体操のことに専念しても良いが、
家に帰れば家事を手伝ってももらうし、家族としてのコミュニ
ケーションも大切にするよう告げる。

一方エミリーはブライアンの迎えに行った後にクラブに自分の
事を迎えに来る事になっていたが、一向に来る気配が無かった。
仕方なくエミリーは歩いて帰宅する。エミリーはブライアンの
件で福祉局と色々と話し合っていたので、すっかりエミリーの
事を忘れていたという。明日も福祉局との面談が有る事を告げる
と、エミリーは明日は選考会なのだから会場に来てくれる様
頼む。キムは、現在戻るべき保証金が未だに届いて居らず金銭
的に苦しいことを告げると、エミリーはピザ"ショック"でアル
バイトする事を告げる。
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■初回なので顔と名前を覚えるのが難しい

こういう体操のドラマって役者が演じるのは難しいよな。
明らかに全米レベルの選手なのか、そして体操に関わっている
選手なのか演技を見れば一目瞭然になってしまう。

まぁ撮り方で上手くフォローはしてあるけど、果たしてどれ
だけ上手く見せる事が出来るのか。

■4人のクラブ所属の選手

それぞれに性格が表れていて面白い。
特に金持ちの子・ローレンがNO.3の位置にいるという設定が
絶妙で、この子が次々と自分の地位を守るために新参者の
エミリーに対して敵対心を発揮する。

ただ優等生に見えるペイソンも現在は比較的余裕有る
位置にいるけど、その内エミリーの実力が伸びれば、嫌な
一面が見られるのかも。人は余裕な時には他人に優しくなれる
からね。ただまぁペイソンもそんなに余裕が有る方ではない
のかもしれないが・・・

■それぞれに抱えている家庭の事情

一番分かりやすいのは、エミリー家。
弟が車イスで精神的にも弱い一面が有り、母親としてはエミリー
とブライアンに挟まれ難しい選択を強いられていきそう。

問題はペイソン家かな。
母親はペイソン中心の生活にあんまりいい顔をしていない。
ベッカへの対応が疎かになりがちな状況の中で、果たして
バランス良く対応出来るのか。

ローレンの家も金持ちだけど、我が儘娘に育っているし、
スティーブは金の権力理由に、次々と周りを振り回している。
そして何と言ってもサマーとの関係をローレンに知られた
時には果たして娘はどんな態度に出るのか。

■エミリーはピザ屋でアルバイト

体操クラブだけを居場所としていると息苦しいという感じだけ
ど、ピザ屋での一時は彼女癒していく場所になっていきそう。
一緒にアルバイトしている男性も優しそうな人で、ロックバンド
が好きだという。彼がエミリーの支えになっていくのだろうか。

■ローレンの意地悪でエミリーは怪我

跳馬踏み切り板の位置をいじったローレン。
凄いぶつかり方をしていたので心配だったけど、ローレンは
気にも留めていないのだろう。

ローレンはチャンスを掴むために立ち上がり見事3位を獲得
するも、ローレンはコーチ毎このクラブを撤退するようで、
先行き不安だ。