跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン2





第3話 カリフォルニア・ガールズ California Girls

脚本/Doug Stockstill 監督/David Paymer
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ケイリーとニッキは練習前にファッション雑誌の撮影が行われ
る。一月号に掲載されるという雑誌で、体操選手をプロデュー
スしているスポーツエージェントのMJは色々と二人の選手に
注文を出す。特に無愛想にしているニッキに対して注文し、
ケイリーの手にキスしている写真を撮るのだと告げる。

エミリーとクロエはロックへとやってくる。
するとなんと
クメコ家の専用駐車スペースがある事に気がつき
いよいよ自分たちもロックファミリーとして迎え入れられたの
だとして母子で大喜びする。
サマーはMJに対してそろそろ練習を再開させないとサシャが来た
ら怒られると告げるが、MJは全く聞く耳を持たない。

ローレン、ペイソン、エミリーはケイリーが雑誌の写真撮影
している光景を遠くから見ていた。ローレンは私だって4位だ
ったのに、何故こうも扱いが違うのかと不満を述べる。
そんな中、サシャがやってくると、いい加減出て行けと鶴の一
声で撮影隊は解散していく。

そんな中、ペイソンが体操選手として復帰しようとしている事
が分かる。
ペイソンは復帰する時の事を考えて、ずっとイメー
ジトレーニング
をしていた。
そんな娘の姿を見てキムはサシャの元にいくと、貴方が与えた
本のせいでペイソンがやる気を起こしてしまって困っている事
を告げる。あの子の性格からして、僅かな可能性でも残されて
いればそれに向かって努力する事は分かっているでしょうと
告げ、
変な期待を持たせないよう告げる。
ローレンはペイソンに声を掛ける。ペイソンまで朝7時に集合する
必要はないとするが、ペイソンは練習しているのだとして、
一人復帰を期待していた。サシャはそんなペイソンの元を訪れ
ると、確かに元気になって欲しくて再起不能のアスリート選手
たちが、再び活躍したとする本を与えたが、あくまで元気づける
為のモノで、復帰できる事を示唆するモノでは無いと告げる。
しかしペイソンは、ダグ・マクリーンジェイド・デービス
再起不能だと言われた怪我を乗り越えて見事を成功を掴んだの
だという。二人とも医師からは復帰は無理だと言われていた事
を告げる。キムはペイソンに対して復帰など論外だと言われた
でしょうと告げるが、ペイソンは聞く耳を持たなかった。

クロエは見学に来ていた母親達にクメコ家に専門の駐車スペース
が出来た事を自慢して語る。
そんな中、雑誌を見ていたクロエは
"より上等な人生を送るため
の10の方法"
という記事に目が留まり、それを実践していこう
と考える。

MJはケイリーとニッキを呼び出すと、
週末にロスでセレブたち
を集めたパーティー
が有り、それに二人が招待された事を告げ
出席するよう語る。ニッキは練習があるので嫌だとする。
特にニッキはケイリーとペアで扱われるのが嫌なのだと告げる。
ケイリーはとても体操をマジメに取り込んでいるとは思えない
というのである。しかしケイリーはそれを否定し、私が全米
チャンピオンであり、貴方は銀メダルでしょと告げる。

エミリーが自信のない姿を見せている事に対して、ペイソンは
エミリーに元気づける。
チャンピオンは例え根拠がなくても、
必ず目標が達成出来ると信じるものであり、勝者は常に体操以外
のところでも勝者のように振る舞うのだ
という。まるでペイソン
と居るとデイモンと居るみたいだと告げると、会話を聞いていた
ローレンは相変わらず嫌みを告げる。

サマーはサシャの元に行くと、ペイソンが復帰できないなんて
決めつけて良いのか?と問う。貴方には信仰心がなさ過ぎだと
いう。しかしサシャは自分は現実主義なだけだと告げる。

ニッキはペイソンを呼び出すと、父親からロサンゼルスに腰の
怪我を治す世界的権威の医師が居ることを紹介する。
自分はペイソンの気持ちを良く理解している事を告げ、君のこと
を支えたいと告げる。

ローレンはペイソンやエミリーに対して、今週末の予定は何か
有るのか?と告げる。ケイリーはすっかり別世界の人みたいに
なっていると告げる。するとケイリーがやってくると、ケイリー
はセレブが集まるパーティーに招待された事を告げ、そこには
友達も同伴して良いので、ペイソンとエミリーを招待すると
いう。ローレンはここでもハブにされた格好だった。
ローレンはニッキの元に行くと、私と一緒にパーティーに行く
ようニッキに告げる。パーティーの出席は断ったとするが、
ローレンは
コルチゾンの件で私は貴方の不正の事実を掴んでいる
事を忘れないでと告げる。

ローレンは帰宅しようとすると、カーターが車に沢山の荷物を
積んでいることを知る。カーターはチャリティに寄付するために
持って来たとするが、すぐにウソだと告白し、実は
自動車で
寝泊まりしていること
を語る。ロックを追い出された際には、
父親のしている牧場を手伝うよう言われたが、再び復帰が決ま
った際に、父親からロックに戻る様ならば家を出て行けと追い
出されたのだという。

クロエは上等な生活を送るためのステップとして、クラシック
を利き始める。息子のブライアンも母親がセルゲイ・ラフマニ
ノフ
の曲を聴くなんてと違和感を覚える。更にクロエは良い人生
を送るためには相応しい相手と出会うことなのだとして、
インターネットのプロフィールサイトに自分のプロフィールに
美化して掲載する。すると週末日焼けした男65とデートの約束
を取り付けるのだった。

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■ペイソンの希望

腰の怪我がどの程度のものなのか。
シーズン1の最終話を見る事が出来なかったのでその時に医師
たちに何処まで言われたのか分からないけど、残念ながら
どの医者からも一貫して復帰は無理、手術も無理だという事を
聞かされる。
しかしペイソンはそれでも希望を持つことで不気味なくらい
笑顔を振るまいている姿が有った。その後の展開が既に予想
されているようなものだけどね。

■ロスに引き寄せられるのは運命なのか

ロスに行く理由の中に、エミリーはデイモンと逢う事が出来る
し、ペイソンは世界的権威の医師と会うことが出来る様に
なる。ペイソンは特に道筋が決まっている事からも、これは
復帰までの流れを示唆しているのではないかとするが、現実は
なかなか上手く行かない。

■成功者とそれを見守るものたち

エミリーの成功は、デイモンにとっては辛い事実として存在
している感じ。ただデイモンも失敗しているのではなく、
ピンキープロミスという有名なガールズバンドへの楽曲の提供
を打診されていることが分かる。
まだ無名の人物が声を掛けられた事自体に凄い事なのに、
断るところがまさに信じられないところ。信念は大事だが、
人に耳に届かなければどんなに名曲を作ってもダメだよね。

■ケイリーに忍び寄る罠

ケイリーはパーティーの二次会に呼び出される。
完全に浮かれている彼女としてはその誘いに乗る形だったけど
ローレンはドラッグパーティーである事や、そのパーティー
をパパラッチが狙っている事を知って、止めに入る。
その後新聞で逮捕されるアスリートたちの姿を見て、ケイリー
としてはローレンを許していく方向になるけど、ローレンの
家にはカーターという爆弾を抱えているからね。
この事実を早い内に話せば良いんだけどね。

■一つ上等な生活を送る為に実践するクロエ

クロエが調子に乗るとローレン同様トラブルが起こるというのが
怖いところだけど、とりあえずデートサイトで知り有った男性
と食事。なんとその相手はプロフィールを誤魔化してやってきた
ローレンの父・スティーブ。意外にも食事をしているウチに、
気が合う二人。スティーブから新車を買うために掘り出し物
の存在を教えてもらっていたけど、ジャケット一つ買うにも
困っていたのに、新車なんて買っても大丈夫なのか。
まぁエミリーが代表に選ばれたことでそれなりの収入の増加は
有るんだろうけどね。

■ローレンとニッキ、ニッキとケイリー

ケイリーはMJの言いつけ通りに、ニッキとの関係に於いて
映画のプロモーションの様に共演者と仲良く見せる姿が有る。
ただニッキとしては正直不快感である。
ニッキはローレンにコルチゾンの件で弱みを握られており
一緒にパーティーを招待するよう迫られていた。この辺の展開は
なかなか上手く出来ていたね。ローレンが居ないとトラブルが
無いとして三人は安心していたけど、ローレンの姿を見た瞬間
にみんなが嫌な顔をしていた。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・ケメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・ケメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ブラッドフォード・クルズ (Marco James) ケイリーの父
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの母
ブライアン・ケメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、弁護士、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
スージー (Jeanette Brox) ピザ店・店長、ヤク中っぽい?
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー
ニッキー・ルッソ (Cody Longo) ロックの男子体操選手
ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
MJ (Marsha Thomason) スポーツエージェント

--- (Carson Aune) Cute Boy
--- (James Preston) Cute Boy
--- (Michael Bachmann) Paparazzo
--- (Simon Sorrells) Paparazzo
Mr.バーネット (Gus Buktenica) パーティ主催者
--- (Bradley Dodds) Athlete/北京五輪代表選手
--- (Nicolas Pajon) Maitre d'
グリフォ (Jim Jansen) 医師
--- (Carissa Rosenberg) Magazine Editor
--- (Alison Shanks) Nurse
--- (Dan Watkins) Pool Boy /タオルを運ぶ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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