跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン2





第6話 プロムの夜 Save the Last Dance

脚本/Kerry Lenhart、John J. Sakmar 監督/Helen Shaver
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サシャはジュネーブの整形外科医からの電話でペイソンの腰の
骨折が手術によって治るかも知れない事
を聞かされる。

朝エミリーはデーモンと一緒に映る写真を破る。
デーモンから電話が鳴るも、クロエに頼んで不在ということに
してもらい一切取り次がないでもらう。クロエはエミリーに
対して
クメコ家はダメな男を支え続ける傾向にある事を告げ、
このパターンを破る意味でも、エミリーの中でデーモンとの
関係に直感が働かないので有れば関係を辞めるのも一つの選択

だと言われる。

ローレンはカーターの部屋に行くと、カーターがクローゼット
の中に隠れているのを知る。ローレンはカーターが一人でHな
事をしていたのではないかと疑うが、
夕べ君のお父さんが女性
をここに連れ込んだので、念のために今も隠れていた
事を語る。
ローレンはあり得ないとするが、ピンクの口紅が落ちており、
安っぽい香水の残り香がするという。もしかすると商売女を
連れ込んだのか。カーターはスティーブンがここを使っている
以上これ以上はここには居られないとして出て行こうとするが
ローレンはそれを止める。パパが来ないようにするのでここに
居て欲しいとの事だった。

招待試合によって
北京に行く事が決定していたアメリカの体操
選手たち。特にエースのケイリーにかかる期待は大きかった。
サシャは
全ての種目に於いて難度を挙げる事を告げ、まずは
アラビアンダブルを身につけろという。北京での演技によって
一発屋で終わるか金メダル候補なのかが判断されるとして、
サシャは厳しく指導する。ケイリーは厳しい試練に涙するも
カーターはオレが練習に付き合う事を約束。
筋力・瞬発力を
つけることが大切
だという。

キムは朝からペイソンの為に弁当を作る。
この日は父・マークも家に居た。ペイソンは何か熱中できるも
のを模索し、カメラで人物画を映し出す。
そんな中で
ヘザーが迎えに来る。ヘザーはペイソンに対して
緊急事態だとし、プロムの装飾を担当している生徒が私の要求
に答えられず全員辞めてしまったというのである。花飾りを
作らなければならないと告げるとペイソンは、自分の友達に
頼んで手伝ってもらう事を告げる。ヘザーはプロムの実行委員
や演芸クラブに所属しているが、明日の夜のプロムに間に合わ
ないと焦る。

そんなペイソンの姿を見ていたキムとマークは、これ以上医者
に引き合わせて、ペイソンを傷つけたくないとして、どうして
手術の件を話せずにいた。このまま知らせずに娘を守るのも
親としてのつとめではないかと告げるマーク。

ケイリーの練習にカーターは付き添う。
エミリーがカーターに声を掛けて、自分をさらけ出して修復し
ようなんて事は不安ではないのか?と問う。確かに不安だが
ケイリーに対する気持ちは変わらないと告げる。ケイリーは
ソウルメイトなんだと告げると、エミリーはそう実感できる
相手が居るのは羨ましいと告げる。エミリーは因みに
男の友情
は硬かった
とカーターに告げる。
ローレンはケイリーとカーターが仲良く練習している姿を見て
彼との間に何が有ったのか?と問うが、何も無いと告げ、単に
練習に付き合ってもらっているだけだと語る。

ローレンは父・スティーブンがクロエと電話している所にいく
と、先日ガレージの屋根裏部屋に誰かが侵入した形跡が有る
事を告げる。コンスエロが使用したのではないか?という父に
対して、私はサマーから言われて一人で静かになれる場所と
してあの場所を使っている事を告げ、昼でも夜でもよく行く事
を告げ、コンスエロが突然男性を連れ込んでいたら不安だと
告げる。スティーブンはそこにはいかない様に注意してお
くと約束する。

プロムに使用する造花を作るペイソンたち。
しかし手先がみな器用ではなく満足のいく造花は作れなかった。
ローレンはヘザーに対してプロムはどんな事をするのか?と問う。
今までずっと自宅学習をしていたので、映画で見た程度の知識
しか知らないのだという。デーマはトロピカルパラダイスを
テーマにしたプロムになる事を告げ、ペイソンにも来て欲しい
事を告げるが、行かないというペイソン。ペイソンはコルセット
の事を気にしているのか?と問われ、ローレンはアイクは来ない
のか?と問う。
ヘザーからみんな一緒に行かないか?と誘われる
とローレンもケイリーも盛り上がる。しかしペイソンが行かな
ければいけない
事を告げると、ペイソンは仕方なく行く事を
了承する。

マークの元に連絡が有り、ジュネーブの医師・アンが学会の為
にボルダーを来ている事を知る。その序でにペイソンに逢いた
いと言ってきていることを妻のキムに話す。ペイソンに意見を
きいた方が良いのではないか告げる。

エミリーはアルバイトに行くと、レイザーの事を怒っていた。
デイモンの件で知っているのに話してくれなかったこと。
自分はデイモンの保釈金を払っただけで、全ては君のためだと
告げる。彼氏を作ってはいけないというのはこうなるからだと
告げ、もうデイモンには逢いたくないと語る。しかし後ろには
デイモンが居た。デイモンは話くらい聞いて欲しいと頼む。
デイモンは逮捕されたが決してヤバいことはしていないとし、
馬鹿な事件に巻き込まれただけだという。しかしそれでも
急に
消えてしまったことは、私のママが付き合っているどうしよう
もない駄目な男たちと同じ
だと告げる。今の私には体操が有る
のでそれが救いだと告げ、集中するためにもこれ以上は気持ち
を乱して欲しくはないと語る。

そんな会話をしているとローレンたちがピザ店にやってくる。
ローレンはエミリーに私たちはプロムに行くのだと告げる。
全てはペイソンを助ける為だとし、ローレンはバイトをして
いるカーターやレイザーにも来て欲しいという。あくまで
グループで参加するだけなので深い意味は無いと告げる。レイ
ザーは通過儀礼だとしてエミリーに行くべきではないか?と告
げる。

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■ペイソンはプロムの楽しさを満喫する

子供達の親はみんな子供が成長したら着飾ってプロムに出席
して欲しいと思っている様だ。アメリカのプロム文化は、
恋人の居る人やイベント好きの人には良い物だと思うけど、
普通の生徒たちも楽しんでいるのだろうか。元々イギリスの
上流社会からの影響でアメリカでもパーティー文化は栄えている
けど、学生のプロムは有る意味修学旅行なんかよりも重要な
意味合いが含まれている事が多いね。
というか、日本の様な修学旅行ってアメリカのドラマでは
あまり描かれないけど、行かないのかな?

■ヘザーとの出会いはペイソンの転機

アイクとの出会いがターニングポイントになるかと思ったけど
寧ろペイソンにとってはヘザーとの繋がりの方が強い様な
感じ。ヘザーは自分が過去消極的な生活を送っていたことや、
前回の展開で語られていた様に脊柱湾曲で入院していたことも
有ってペイソンと気持ちを共有する部分が多い。
積極的になったヘザーに引きずられる形でペイソンも徐々に
学園生活での楽しさを掴んでいく。

■ケイリーは新技に挑戦

ニッキーが筋力トレーニングに付き合ってくれていたけど、
ニッキーはデンバーのクラブに移籍してしまった。
それを知ってカーターが付き合う事になる。
ローレンとしては不安な感じだけど、ケイリーは有る意味
割有った関係を保っている様だ。

プロムの席でもケイリーはカーターからのコサージュを受け
取らず、ダンスの誘いにも応じなかった。
カーターもしびれを来して、これ以上許す気がないのであれば
身を引く事を告げる。
最後にケイリーが携帯の写真を削除していたところを見ると、
カーターは諦める方向みたいね。今回は随分カーターを信じら
れるとする展開が用意されていただけに、ちょっぴり残念な
感じ。

■ローレンは失望する

父親の愛を一身に受けていないと不安になってしまうローレン。
ローレンはスティーブンがサプライズでプレゼントしてくれる
と思っていたドレスの存在を目にして、いつそれを渡してくれ
るのかギリギリまで待つも、プレゼントしたのはエミリーだっ
た。その流れから、ローレンは父親がクロエと付き合っている
事を知る。ローレンに取っては全くファッションセンスもライフ
スタイルも合わないクロエを受け入れるハズもない。
それよりもエミリーと姉妹になるという状況はかなり微妙なもの
が有るのかも。

■レイザーとデイモン

レイザーがとても紳士的な態度を取っているのでドラマとしては
面白く二人の関係が保たれている感じ。
二人とも男性の硬い友情というものが存在していて、女性たち
と違い出し抜こうとしていない所は好感が持てる。
デイモンとしては、上手い感じでプロムの場面で自分が歌う
シーンを演出するも、結局歌う事は出来なかった。

エミリーとしては決してデイモンが歌う事を望んでいるのでは
なく、辛い時苦しいときに傍に居てくれて、嘘をつかないで
ありのままの姿を見せてくれる人を望んでいる様子。

■ペイソンは体操界に戻るのか?

今回はラストまでペイソンの手術の件がペイソン本人に語ら
れる事は無かった。
両親は子供達に正直になれと言って育てて来たのに、自分たち
がそれを出来ていないとして、結局真実を話していくことに
なりそう。未来の選択をするのは本人だと思うので、例え
傷つこうとも言うべきだよね。

■The Shelter Pups

プロムで演奏するバンドが居なくなったということで、
ペイソンはレイザーとデイモンが属しているThe Shelter Pupsに
演奏を依頼。ヴォーカルはレイザーだが、今回はなんとかデイ
モンが歌おうと努力するシーンが有った。残念ながら歌えなか
った。その後レイザーがデイモンの努力をエイミーに伝え、
エイミーがデイモンを追いかけたときの気持ちを指摘する
事で二人の関係をまとめようとするが・・・

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・ケメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・ケメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ブラッドフォード・クルズ (Marco James) ケイリーの父
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの母
ブライアン・ケメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、弁護士、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
MJ (Marsha Thomason) スポーツエージェント

TAFT高校
アイク・ベンジガー (Andrew James Allen) 生徒
ヘザー (Tracey Fairaway) 天文部、生徒
モーガン・ウェブスター (Tiya Sircar) 3年生、チアリーダー
Mrs.シレリ (Mandy June Turpin) 体育教師
--- (Jeff Francisco) Guy Friend

アン・クレイスター (Marina Sirtis)
--- (Colton Hobizal) Cute Guy
--- (Leonard Jay Jackson) Band Bass Player
--- (Ryan Petersen) Band's Drummer
--- (Shanell Mondane) Prom Person
--- (Phillip R. Neal) Prom Person
ミラー (Gabriel Morales) 体操選手、ジュニア

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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