跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン2





第11話 迫りくる巨大な力 Friends Close, Enemies Closer

脚本/Joanna Johnson 監督/Patrick R. Norris
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中国遠征のアメリカ代表選手は総メダル数を4個しか取れなかっ
たのに対して、ロックの体操クラブの選手達は、一クラブだけ
で中国代表選手から
5個のメダルを取り、実力を証明する。
それを反映するかのように、ロックの選手は、最も発行部数の
多いスポーツ誌の表紙を飾ることになり、サシャの取った行動
を含め、
反逆者としての"ロックガールズ"として、世間に伝わる
事になる。エミリーとローレン、ケイリーはそれぞれ
撮影会
参加する中で、ペイソンは一人、復帰のために塚原下りの練習
を繰り返し行う。撮影現場がロックの体操クラブという事も有
って、練習しているペイソンとは背合わせの状況の中で、ペイ
ソンは今年の世界選手権で優勝するので、今はこれで良いと
母親のキムに伝える。

四人のロックガールズたちは、体操委員会のエレン・ビールズ
に対していい気味だと語る中、
エミリーはこれで奨学金が復帰
するだろうかと心配
する。クメコ家の収入の半分を奨学金に
頼っている部分が有る為のもので、ケイリーはそれを心配する
エミリーに対して、
今やエミリーはロックのNO.2なのだから
心配はないという。それを聞いていたローレンはその言葉に
カチンときて、足を捻挫したのでその座を許しただけだと反論
する。

一方クラブ運営に当たるサマーキム
キムは正式に共同経営者として、またロックの運営に戻る事に
なる。反逆者ロックに対して、入会者が殺到していると喜ぶ
サマー。しかし体操委員会の反応に対してキムは慎重になる。
来週フランス遠征が有るのに対して、委員会から遠征メンバー
選抜選手の発表の知らせが未だに届いてこない
のである。
委員会が間違っていた事を証明したものの、皮肉にもメンツを
潰して恥をかかせたことに対して、委員会としても心中穏やか
では無いのではないかと感じる。

エミリーはまだ海外に行った事がないのでパスポートを持って
いなかった。世界の9割の人はパスポートを所持していないと
いうケイリーから、欧州ツアーに出たデイモンとは連絡は
取れているのか?と問われる。せめて
あの日にラジオ局に行った
事を伝えた方が良いのではないか
とし、このままだと相手が
振られたものだと取り、関係が疎遠になるという。

サシャは浮かれずに練習しようと声をかける中、写真家から
サシャも一緒に表紙の写真に参加して欲しいと言われ、三人に
誘われ一緒の写真に写る。
しかしそんな中、ロックにエレンが来ている事をサシャに告げ
る。
いよいよエレンから遠征の通達が来たのかと考えていたロック
の選手たちだが、逆に
ロックの選手は連れて行かない所か
代表の試合には出場を停止にすると通達
される。全ては忠告を
無視した結果だという。
サシャはエレンの作戦であり、選手たちに揺さぶりを掛けている
だけで、勝者が誰かを示すのは選手の君たち自身であることを
訴える。フランス遠征に君たちは絶対に外せないとし、今は
静観すべき時で、相手の思うつぼになってひれ伏せないよう、
ロックの選手が一丸となるべき時だと語る。また期待している
人たちのために裏切らない為にも練習をしようと訴える。

エミリーは個人的にサシャに対して奨学金のことが心配だと
すると、エレンら協会からの奨学金を得ると何かと規制が多い
のだ、
民間で投資してくれる奨学金制度を捜してみると言われ
る。
一方カメラマンは最後にケイリー一人の写真を撮りたいとリク
エストしてくる。

ペイソンは
代表の加入申請を行うとみんなに告げる。
申請したら委員会の人たちの前で実際に演技してみるのだと
いう。
一方ペイソンを除いた三人は、ペイソンが代表加入申請を
行うのに対して復帰が早すぎないか?と話し合う。
代表は12名
であり、ペイソンが復帰すると誰か一人が落ちることになると
すると、ローレンは最下位で滑り込んだエミリーが危ないので
はないかとチクり。
一方ケイリーはあれ以来、カーターから連絡がなく、逆に
避けられている事を気にしていた。ケイリーはカーターの浮気
したことを許して受け入れる事を決めて、カーターに部屋に
来て欲しいとメールしたものの、カーターからは返信もなかっ
たのである。実際には、ローレンとカーターはその日に二人で
キスしていたのであるが・・・

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■エミリーの場合

委員会の規則に反してまで中国との練習試合に出た為に、奨学
金が貰えなくなったエミリー。しかし試合のお陰で、影の薄か
ったエミリーは、名前を売ることに成功し、とりあえずローレン
を打ち負かした格好なので、ロックのNO.2だと言われる事に
なる。

母がローレンの父・スティーブと付き合う事をエミリーは
認めた格好だが、くれぐれも金の問題に関しては、受け渡し
が無いよう注意する。金を受け取った瞬間から、相手の尊敬を
受けられなくなるというのが理由であるが、クロエはその辺の
所が無頓着なのでちょっぴり不安なところが有る。
ただ娘からの信用を取り戻したいと考えている気持ちに偽りは
無いので、そんなクロエに期待したいところだが、理想と現実
をどう乗り切っていけるのか。

■ペイソンの場合

なんとか代表復帰したいと考え、塚原下りからはじまり、ケイ
リーがマスターしたユルチェンコをマスターしようと練習する。
他の三人とは温度差が有るのは仕方が無いけど、ペイソンの
失敗する映像を繰り返し見ると、手術した腰は大丈夫なのかと
心配させるものがあるね。

ペイソンは早急に代表に戻りたいが為に、一度しか使えない代表
復帰申請を行う事を決める。サシャはまだ時期尚早だとするが
ペイソンの焦りは、色んな所から感じるところ。

そして何と言っても休んでいる僅かな期間に身長が160cmから
163cmになってしまったとの事。身長が伸びると体操界では
不利に働く中で、そんな成長にも負けずに代表復帰を果たせる
のか。
母親に対して、女性ではなく体操選手として今は成長していき
たい事を語る。

■ローレンの場合

相変わらず勝ち気な彼女は、色んな所で爆弾を踏みまくり。
エミリーに対して自分の地位が脅かされそうになると牽制の
意味での言葉を投げかけるし、カーターを巡る争いに於いても
ケイリーとは微妙な立場。

ローレンが思わずカーターの職場までコートを着て現れて、
変質者がやるような、コートを開いて下着姿を見せて誘惑する
ところなど、ヒヤヒヤなものが有る。

ただカーターはローレンと付き合う事に決めた様で、ローレン
にとっては心強い味方。

ローレンの発案で、代表に復帰できる為、サシャの言いつけを
破ってでも、エレンに謝罪しようと提案する。

■ケイリーの場合

カーターと連絡が取れずついに自らピザ屋のバイト中の彼を
直撃。好きな気持ちに変わりはないが、友達でいようと言われ
もう終わった事だと言われてしまった。

ローレンとカーターはケイリーとはフランス遠征の後に真実を
語ることにした様子。フランス遠征で無視されるのも辛いため
にタイミングを見計らっているのだろう。

しかしローレンにとって悪剤が重なり、ケイリーの一人で写る
写真だけが表紙を飾ることになると、途端に全てを話してしま
う。あなた中心で世界は回っているのではないとの言葉は、
そのまんまローレンにも当てはまる言葉では有るんだけどね。

■サシャの立場危うし

サシャは選手に自分を信じるよう告げる反面、運命を切り開いて
それを掴むのもまた自分たちだと教え込んだことで、選手達は
その教え通りに、エレンに対して忠誠を誓い、サシャを切ること
にしてしまった様だ。サシャとしては憤りに感じる所だろうけ
ど、ある意味ではそうなる事も想定していたのかも知れない。

■ローレンは遠征から脱落

エレンに謝罪すると、ロックの選手も代表に復帰が許される。
代表チームとしては、1位がケイリー、2位がベス・アチンソン、
3位がエミリーで、ローレンは遠征から脱落。ケイリーからは
あんたは中国戦に行ったのだから良いでしょみたいな言葉を
かけられ、ついにローレンもブチっと切れた感じ。相変わらず
大事な時期に練習以外の雑音が五月蠅い。

■スティーブはエレンと接触

エレンはスティーブとデートする気満々だったのか。
エレン自身体操選手で、自分が叶えられなかった五輪の夢に
対して、今五輪を目指す選手の夢を叶えたいとする事で、
体操界に貢献しようとしているらしい。ただ完全に政治的
駆け引きに巻き込まれている事も否定できず、純粋に実力だけ
では選ばない世界を築いているところが何とも言えない。
そんな中スティーブとの話合いで、サシャを追い出す変わりに
ローレンを遠征に連れて行く事を持ちかけ、更にはエミリーの
奨学金については、匿名の民間団体経由で奨学金をポケット
マネーで出す様だ。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・ケメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・ケメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ブラッドフォード・クルズ (Marco James) ケイリーの父
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの母
ブライアン・ケメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、弁護士、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
MJ・マーティン (Marsha Thomason) スポーツエージェント
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員

--- (Josh Adamson) Photographer
--- (Grace Eboigbe) Shack Customer
--- (Tisha French) Maitre 'D'
オースティン・タッカー (Zane Holtz)
--- (Alex Lewis) Messenger

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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