跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン2

3 Aug. 2010
第16話 リーダーの条件 Party Gone Out of Bounds

脚本／Joanna Johnson 監督／Felix Enriquez Alcala
--------------------------------------------------------
カーターはローレンに対して、君に愛していると言えないのは、
友達に対して出し抜こうとする嫌な部分が有るからだという。
一方ローレンを除く三人は、雑念の元になる男性を放棄して
体操の技術に精進しようとしてプロミスリングを持って、気持ち
を一つにしようとする。

朝五時。
ローレンはベッドの隣にカーターが居ない事が気になる。
携帯電話をチェックするもカーターからのメッセージは無い。
そんな中、朝帰りしようとしているクロエと父・スティーブ
の姿を家の中で見てしまう。ローレンはクロエに対して売春婦
扱いし、父が見境もなく女性を家に連れ込んでいるのであれば
私も男性を連れ込んでも良いのか?と問う。スティーブは私は
大人だが、ローレンは18歳になるまでは、セックスは禁止である
事を告げる。

ケイリーは早朝からトレーニングをしていた。
体重を気にする彼女はジェンジーの43.5kgに迫る為に、ダイエ
ットも兼ねたトレーニングをしていた。現在46.5kg。

クロエはエミリーとブライアンが朝食を取る姿を見て、夕べ
帰宅したように装うが、エミリーは朝ママが窓から入っていく
のを見た事を指摘する。エミリーはママが男性とセックスして
泊まってくる事も止めないが、危険だけは避けて欲しいとし、
恋人とは性感染症の検査はきちんとして欲しいと告げる。

サマーとサシャは事務所で顔を合わす。
昨夜互いに一人きりで過ごしたことに物足りなさを感じていた。
サシャはもうこれ以上チャンスは逃したくないとして、今夜
食事に行かないか?とサマーを誘う。彼女も待っていたとばかり
に了承するが、サシャはこの件はみんなには黙って居ようと
提案する。

ケイリーは仲間達を集めると、もうすぐ代表チーム練習が
行われるとし、そして世界選手権の選考会がある事を告げる。
毎朝ボルダーに有るベアピークに昇らないか?とし、朝5時30分
に集まって行おうという。これまで以上にトレーニングを増や
していかないと代表の6名には残れないという。
そんな中、オースティンは4人に対して今週末レイクハウスで
パーティーが有るので出席して欲しいという。ケイリーはそんな
事をしている暇は無いとするが、五輪選手が君たちに逢いたが
っているのだと聞かされる。ペイソンもエミリーも誰が来る
のか?と気にすると、Bode MillerやShaun White、
Evan Lysacekが来るという。パーティーに来るならば水着は
持参だという彼はジェットバスが有るので楽しめる事を告げる。
ローレンはケイリーもパーティーに行きたいのでしょう?と
するが、ケイリーはビールパーティーの事を忘れたのか?と問う。
ペイソンは皮肉混じりに、滅茶苦茶になって酔って逆立ちした
のはケイリーだけどねと告げる。

一方サシャは選手達を集め、選考会まで三週間である事。
来週からは一日10時間の厳しい訓練をするので、明日は骨休み
の為にしっかりと楽しんで置けと言われる。
ペイソンたちはサシャもああ言っている事だし、パーティーに
行かないのか?とするが、サシャはあの様な事を言って私たちが
どういう行動を取るのかを試しているのだとケイリーは語る。
サシャは本心で楽しめと言っていたようだとするが、ケイリー
はもっと練習に身を入れようと語る。ローレンはケイリーに
対してオースティンの事に言及し、早く彼を物にしないとエミ
リーに奪われるわよと忠告する。
--------------------------------------------------------

■エミリーの場合

今回のエミリーは蚊帳の外だったような感じもする。
母親が外泊する事に対して、もう多くは言わない立場を見せて
いたし、ローレンからは相変わらず母親の件で嫌みを言われる
も完全に無視した状態。ただケイリーから口を酸っぱくして
彼氏は作らず練習に励もうと言われていただけに、その言い出
しっぺのケイリーがパーティーに行っているのを知って、ちょ
っぴり呆れていた。

エミリーとローレンのツイスター対決は面白かった。
体操選手がやるとこのゲームもかなりアクロバティックに
なるのね。

■ペイソンの場合

ペイソンは元リーダーという事でケイリーから一目置かれる
存在だけど、今回は五輪のメダル選手がオースティンの
パーティーにくることを聞かされて行きたいと感じるように
なる。
ケイリーが空回りした際に、ケイリーからリーダーとしてどう
すべきか助言を求められたけど、そこで彼女はリーダーは
模範を示して導くものだとし、助言はしても命令はすべきでは
無い事を告げた。

■ローレンの場合

完全に暴走しているローレン。必ずいつか人に刺されるだろう
性格をしているし、いつか一人ぼっちになるであろう性格を
しているけど、それにあんまり堪えていないのが彼女。
相変わらず人を揺さぶるのが上手くて、クロエに対しても
完全に振り回してしまっているのだから凄い。
今回はカーターもケイリーもすべてローレンの術中にハマって
しまった感じ。特にケイリーは、オースティンを巡って
エミリーが狙っているだの、エミリーは彼のパーティーに
出るだの吹き込んで、気持ちを揺さぶった。

更にサマーに対しても今回父親とよりを戻して欲しいと懇願
して、父はクロエを自宅に引き込んでセックスしていると
告げ口する。

カーターも語っていたけど、こんな性格した人は確かに嫌すぎ
る。母親を求めるあまりの行動とか、家庭に問題があるとか
そういう内面的な問題はあるにせよ、同情できる範疇を超えた
行動を取らなければいいげとね。

ツイスター対決でエミリーには勝利したけど、カーターが
居る手前、命令はせず逆に先日の振り付けを盗んだ事や、
レオタードを汚した件で許しを請うことになった。

■ケイリーの場合

リーダーとなった事でその過度のプレッシャーから、色んな
制約を抱えている彼女。冒頭から中国の体操選手、ジェンジー
の体重に追いつくべくトレーニングとダイエットに励むも
元々体格の違いなどがあるのが無理じゃないかという気もする。

ペイソンがかつてリーダーの時に同じ性格・立場の男子体操選手
と支え合うことになったけど、ケイリーの場合同じ立場に居る
オースティンが支えになっていく事は明らか。

何度も過去の恥部であるビールパーティーで酔って逆立ちした
件を指揮されてケイリーとしても爆発しそうだったけど、
逆に彼女としてはかつての楽しいケイリーの姿も誇示したいと
思っている感じ。

●その他

スティーブとクロエ、サシャとサマーが今回互いに同じ店での
デートに鉢合わせるというハプニング。サシャとしては関係を
隠しておく方が得策だと考えていたけれど、実際には弊害の
方が多かった。特にサマーはローレンに事実を言えず嘘をついた
事を気にしている感じだった。付き合っているとは言え互いに
気持ちが分からずに居る事で不安になってしまったけど、最後に
は確認しあう事が出来たし、取りあえずは安泰か。