跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン2





Aug. 31, 2010
第20話 波乱の選考会 At the Edge of the Worlds

脚本/Kerry Lenhart、John J. Sakmar 監督/Chris Grismer
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エミリーはソファで寝ている母・クロエを起こす。クロエは
帰宅してすぐ疲れて寝てしまっていたのである。エミリーは
クロエが最近同じトレンチコートを着ている姿に不自然に感じ
ていた。クロエはこれからエレンから
ロックで保護者会
行われるという。ロックの理事会選挙の事やサシャがペイソン
とキスしていた事で、話合いが行われるのだという。
エミリーは
金曜日の12時に裁判が有る事を告げ、世界選手権の
選考会は翌日の土曜日に有る
ので、刑務所に行く事になれば
選考会が受けられないと語る。そんな事は無いとクロエは告げる
が・・・

エレンを含めた保護者会の為にみんなが集まる。
ペイソンはみんなが私とサシャがキスしている事を知っている
のでなかなか練習場に行く事が出来ずに居た。母のキムは今日は
休んだらどうか?と告げるも、私が行かないとサシャが悪者に
なってしまうとし、全ての責任は私に有るのだからこの程度の
屈辱には耐えないといけないと語る。

ペイソンはみんなの前に行く。
予め何か聞きたいことがあるならば質問を受け付けるという
ペイソン。ローレンはサシャってキスは上手いのか?と皮肉る
とサシャとの子が出来たらサシャジュリアという名前をつける
と答える。ケイリーはサシャはもう中年の男性だとするが、
ペイソンはそれを否定する。エミリーはもうそんなくだらない
話は止めようとし、サシャがコーチで居られるか心配だと語る。

保護者会。
キムはペイソンは自分の娘であるがサシャは決して悪い事は
していないとみんなに訴える。しかしエレンやアレックス
未成年者に対する法的責任や小児性愛の心配が有るという。
キムはそんな事は無いと否定。クロエも罪のないキスだとして
加勢する。ダレだってサシャを見たらキスしたくなると。
アレックスは選考会は三日後であり、体操機構の意向に反して
サシャをコーチで居続けさせるのは得策な事なのかと告げる。

エレンたちは保護者会での話合いと体操協会からの意向をサシャ
に告げ、当分選手達の指導の禁止を通達する。どうしても
指導を受けたいのであれば、選考会からは下りてもらうとエリン
は反対する選手達に告げる。ペイソンは私のせいだとして、落ち
込む中、サシャの変わりのコーチとしてエレンが変わりをする
と告げる。
サシャはみんなに対して規則を守って体操に集中する
よう告げてロックから出て行く

そんな中エレンは選手達に選考会が一日早まり、土曜日から
金曜日になった事を告げる。練習日が一日減ったので急いで
調整するよう告げる。エミリーはエレンに対して金曜日は家族の
大事な様があるので日程をズラしたり、一番最後に選考テスト
をうけさせてくれないか?と頼むも、それは出来ないとし、チャ
ンスは一度きりだと言われる。

練習を終えたケイリーの前にオースティンがやってくる。
彼はケイリーに対してその体で選考会に出るのは危険だとし、
出るべきではないと語る。体力を回復してからでないとダメだ
という。しかしケイリーは両親もエレンにも既に公認済みだと
告げる。オースティンは拒食症の妹は、コインの包みを下着の
中に隠して体重計に乗っていた事を告げ、君もサシャと両親を
欺したのだろう?と告げる。ケイリーは
私がチャンピオンで居な
い限り両親が離れて行ってしまう
事を告げ、オースティンの
意見を聞くつもりはないと突っぱねる。

サシャはペイソンの両親と共に今後の指導について語り合う。
何とかして練習を続けたいとし、自分が選手に何ら悪影響を
与えているとなれば指導から外れると訴える。ペイソンの父・
マーク
は既にペイソンに悪影響を与えているとして、娘には
噂と中傷がつきまとっていると告げる。マークは別のコーチを
雇うと告げる。

サシャはトレーラーハウスに戻るとサマーと逢う。
サマーはコーチに戻れるように嘆願書を集めるという。
しかしサシャは自分はコーチとして失格だと告げ、立派なコーチ
ではないと語る。サマーはそれを否定し、
サシャは高潔で正しい
人である
ことを告げる。だからあなたの事を愛しているのだと
告げキスをする。サマーは更に感情が高ぶり、服を脱ぎ出すが、
サシャは君の信仰まで犠牲にしたら相手として失格だとして、
自分を大事にして欲しいと語る。

スティーブはローレンに対して、二週間後に母・レスリー
告別式を行う事を告げる。しかしローレンはそんな女に敬意を
払う必要などないとし、全米選手権に招待してずっとバス停に
来なかったことを避難。愛情が無い証拠であり、死んで清々して
いるという。
スティーブは自分の責任で娘に間違った認識を
持たせている事に後悔
を見せるのだった。

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■エミリーの場合

薬代が払えずに盗んだ件で、裁判所に出廷することになる。
しかし裁判所への召還日と全米選手権の選考会の日が重なって
しまうという最悪な事態に・・・
デイモンがたまたまプロデューサと来たストリップクラブで
クロエを見かけたことで、現在エミリーに降りかかっている現状
を聞かされ、デイモンの義父の弁護士を通してなんとか日程をず
らしてもらう事は出来そうだったけど、エレンの企みによって
それも失敗に終わる。
しかしデイモンがクロエをいかがわしいクラブで見かけた事は
エミリーに話さなくても良いのか?って感じだけどね。
最後に捕まってしまったエミリーだけど、とりあえず6名の中に
選ばれた。

■ペイソンの場合

サシャとの関係で一番肝を冷やしているのが彼女。
何せ彼女からキスした事が発端でサシャの立場をより悪く
してしまったのだから。
しかしペイソンの母本人がわいせつ性もない事を訴えている
ところが何処まで体操協会側やその他の保護者にも伝わるのか
だね。

混乱に乗じてまさかのペイソン、選考会の乱入。
静寂の中で選考会をするといっているのに次々と人が乱入
してきたり、とにかく忙しいエピソード。
ペイソンが練習していたのは床演技の表現力だけだったけど、
まぁ他の人と得意競技シーンしか描かれていないのでその辺
は仕方がないのかな。

■ローレンの場合

彼女の場合、これまでの悪行の数々が、母親に愛されていない
とするねじ曲げられた事実に元に、彼女に対する罰則も責任感
も無いまま回避されている現実に違和感が有る。
ローレンに対して広い心を持って見守らねばならないのだろう
けど、どうもその辺が腑に落ちないんだよね。

選考会会場で涙するシーンが有ったり、相当情緒不安定だった
けど、父親が入ってきたり、ホント相当グダグダな感じが
する。スティーブに対するローレンの気持ちも分からないまま
シーズンが終わった感じ。

■ケイリーの場合

一番危うさを持っていたのが彼女。
オースティンが警告することで、その流れを食い止めようと
するも、狼少年の法則のごとく、普段女遊びに余念がない
オースティンを信じる両親の姿はない。
ただ遊び人ならばわざわざ実家にまで警告しにくるような
行動はしないとは思うけどね。
案の定選考会中に倒れてしまった。倒れただけなので、ペイソン
の怪我よりはまだ良かったけど、全米選手権に間に合うのか?
という事と、競技していないし失敗しているのに結局保留とは
いえ選ばれてしまう所が相当違和感が有ったな。

●その他

エレンが選考会に於いてはあんまり存在感を発揮できなかった
という流れが、これまでのドラマ内容を見ていると不自然にも
思える。
サシャの父親が出てきて勝手にコーチの座に居座るなど、
こんなゴリ押しが通じるのであれば、これまでの細々とした
政治的駆け引きがなんだったのかという感じだし、ローレンや
スティーブに対するこれまでの行いに対する償いが全く無い
辺りがちょっぴり不可解だった。
まぁこの辺はシーズン3の為に状況設定をリセットして舞台を
変える意味合いも有ったのかな。

選考会の10人(チームロックを除く6名)

Kristen Henneford、Andrea Conway、Beth Atchinson、Tessa Grande
Tasha McGrath、Vivian Lee、Annie Dillon

選考会選考の6名

1位 アンドレア
2位 空席(ケイリー)
3位 ローレン
4位 ベス
5位 エミリー
6位 ペイソン

で、ケリーたち率いるボルダーのチームは何処に消えてしまったのだろうか?

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・クメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
ブライアン・クメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
MJ・マーティン (Marsha Thomason) スポーツエージェント
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
ドミトリ・ベロフ (Bela Karolyi) サシャの父
ウォルター (William Russ) 弁護士、デイモンの義父
ロス (Brian Slaten)
--- (Dameon Clarke) Committee Chairman

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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