跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン3





Apr. 4, 2011
第2話 自由と責任 Free People

脚本/Joanna Johnson 監督/Fred Gerber
--------------------------------------------------------
ケイリーは拒食症によって倒れ、リハビリ施設入りをする。
しかし施設の中で出会ったメグからは、施設を出る為のコツを
教えてあげると言われる。
ケイリーは体重計に乗ると1.5kg増えていた。セラピストからは
素晴らしいと言われるが、五輪のチャンスを潰す気なのかと
ケイリーは心の中で不満を呟く。これからアートセラピーを
行うと言われ、絵を描く事に。メグは赤い色で絵を描くと、
セラピストからどういう意図で書いたのかと問われ、完璧では
ない自分への怒りを表現したのだと語る。ケイリーは何も
キャンバスに書いていなかった。セラピストには空虚な自尊心
を表現したという。しかしメグからは
言葉だけはダメだと
アドバイスを受け、ここではオスカー女優になるのだ
と言われる。

ペイソンはロックでエミリーとローレンを相手に筋トレをさせ
る。
サシャが居なくなった今、誰かが厳しい指導をしてリーダー
役にならないといけないと責任
を感じていた。しかしローレン
は今日でペイソンの鬼コーチは終わりだとし、新しいコーチが
来るのだという。ダービー・コンラッドであり、五輪で二度も
銀メダルを取った選手で北京五輪ではアシスタントコーチも
勤めていたという。
スティーブからその話を聞いたサマーキムはダービーがコーチ
になる事に異議を唱える。まだ25歳の彼女がロックという名門
チームのコーチとして相応しいのかどうか。しかしスティーブ
は全米体操機構からの推薦もあるし、
今の時期に他のクラブと
契約していないAクラスのコーチの確保は難しい
と告げる。

ペイソンはローレンからダービーがコーチになると聞いて馬鹿な
話だと一蹴する。ローレンが良いと思っているのは姉妹みたい
な関係だからだと批判する。確かに選手としては尊敬出来るが
コーチというよりも、仲間みたいな人だと告げる。

そんな中ダービーがロックにやってくる。
スティーブからみんなにダービーを紹介する。
ダービーは名門チームのコーチに選ばれた事を光栄に思うとし
最初の挨拶で彼女は私は
規則を重視しない事を告げ、何を食べて
良いし、時間も規制しない
という。あなたたちの世界を作るのは
あなたたち自身であり自主性を重んじる方針だという。しかも
彼女は
インドの宗教にハマリ、人間の持つ内なる強さと神への
敬意を告げてナマステと語る。

ダービーの事をオフィスに案内するキムやスティーブたち。
キムはあの年頃の子には規則が必要だとし、時間を守らせるよう
告げるが、ダービーは持論を展開し、彼女たちは女の子ではなく
もう立派な女性であり、自分の意志で決められるのだと語る。
キムは何か起きる前にバーを設定して予防すべき事を告げるが、
選手は自分でバーを設定して乗り越えていくものだという。
抑えつければあの年齢の子たちは反発するだけだと語る。
そんな会話を聞いていたローレンはやっと私たちを子供扱い
しないコーチが来てくれたと大喜びする。

そんな中、エミリーはみんなに保護観察は解けた事を語る。
デイモンと逢えるじゃないと言われるが、現在ロスでレコーディ
ング中だと語る。ローレンはエミリーに対して、いつも彼が
助けてくれるが貴方は彼に何をしてあげられるのか?と問われる。

一方ダービーは三人の元にやってくる。
ローレンとは既に仲良しの姉妹状態。エミリーに対しても
貴方のファンだとし、ペイソンにはずっと尊敬していたという。
三人に対してダービーは私たちで体操界を変えていこうと声を
かけると、ローレンはダービーを補佐する副司令官が必要だと
して、自分がサポートするという。チームのNO1には特別な個室
を与えて、ロックの施設も明るい内装に変えてピンク色に
しようという。エミリーたちは異議を唱えるが、ケイリーが居ない
今、私がここではNO1だと語る。エミリーは犯罪者だからリーダー
には相応しくないと言われるとペイソンを推薦するエミリー。
ペイソンは元々リーダーだしみんなから尊敬されている事を告げる。
サシャならば競技で競って決めろというハズだとすると、
ダービーは明日、
二人で演技対決をして勝った方にリーダーに
なってもらう
と告げる。

--------------------------------------------------------

■エミリーの場合

とりあえず保護観察が解けた彼女。
そしてそれと同時にやってきた新コーチの方針として何の規制
も設けない若者の味方的人物像な為に一気に自由度が増えてしま
った。そして都合良くデイモンもまた戻ってきた事で、いつでも
逢える事になる。エミリーにとっては幸せを謳歌出来そうな
所だったが、代表に戻る条件として、家とロック以外の所には
行かず、彼氏やバイトもしないとする誓約書にサインを求められる
ことになった。

ローレンから相変わらず挑発的な態度で、あなたはデイモンから
与えられるばかりで何を与えられるのかと問われ、それを考えて
いく展開。
誓約書にサインする前にその身を捧げるという角度を変えれば
涙ぐましい物語になりそうな感じにも思えるけど、もちろんエミ
リー自身の気持ちが優先的に描かれ、、五輪が終わるまで待てな
いとする気持ちを前面に打ち出した。誓約書が逆に二人の関係が
進むのを後押しした格好だった。

■ペイソンの場合

ペイソンは完全に復活という感じ。
サシャを追い出してしまった形になったペイソンの場合、責任感
も有って自分が嫌われ役の鬼コーチ役を買って出る。

エミリーから誓約書の件を相談されるも、ペイソンの場合
何か問題でも?みたいな感じで、今までしてきた事をそのまま
文面にしただけでしょとキッパリ。性格が表れている感じ。

そして何と言ってもローレンとのロックでのリーダー争いが行われ
二人だけの競技大会が行われる。
ペイソンが明らかに勝利したものの、アホ過ぎる新コーチの為に
勝敗つけがたしみたいな主張をされた。古代の争いの逸話を
元に、金ではなく勝利の栄光のため競技を・・と。
ローレンとの共同キャプテン制になるとのこと。

■ローレンの場合

相変わらずビッチな彼女。
父親のスティーブはローレンに気に入られるが為に、ローレンが
懇親にしているコーチのダービーを雇い入れた。スティーブ本人
は否定しているものの、どう考えても娘のご機嫌取り。

一番よく分からないのがサマーがスティーブとヨリを戻すという
ところか。サマーの思考回路が全く理解出来なさすぎて萎える。

最後にローレンがスティーブを使って私一人をキャプテンに
するよう圧力。その際ローレンの口からスティーブに対して、
エレンにサシャとペイソンの写真を送ったのは私との爆弾発言を
さらりと言われた。

私は父の為に何でもするのに、パパは私の一番大事なモノを盗んだ
だけとする、ローレンの主張。
今までパパがローレンにしてきた事を全く見てないのか?みたい
な感じだし、父の為に起こしたのではなく、自分の為に起こした
行動なのに、他人に負担を強いるようなローレンの姿。
ホント、モンスター級の人物に育ってきてるな。
よくローレンと付き合う人物が居るなと感心する。

■ケイリーの場合

拒食症の為に相変わらず練習には参加できず。
しかしメグという施設で出会った女性の入れ知恵によって、
なんとか自宅に戻る事は出来た。しかし週6日の通院義務と、
練習に参加できない状況は相変わらず。

ケイリーはアスリートとしての気持ちの共有を求めて父に助け
を求め、母親に対して憤り感を示すも、父・アレックスとしても
苦慮している感じ。
母から別の趣味を見つけるべきだとされる辺りは、一昔前の
ペイソンの家族・事情を思い起こさせるものがあるね。

ケイリーはエミリーの相談相手になるというシーンも有り、
ケイリーの自宅がデイモンのレコーディングスタジオとして
活用される様だ。
メグはやたらとデイモンとケイリーをけしかける辺りが相当
違和感はあったけど、自分がローレンにされたような事
をエミリーにもしていくのかどうか。
ただデイモンを見れば浮気するような人物には見えないけど、
誤解される関係になって一波乱あるという感じはあるのかも
しれないね。

それよりもケイリーにはオースティンが居るんだからね。

●その他

・カーターはお払い箱に・・

ネタバレになるかもしれないけど、実はカーターの出演は
シーズン3の1話で終了。あれだけローレンとケイリーを悩ませた
キャラだったのにあっさりと出演が終了。

・サシャ出演せず

彼の出演はまだまだ続くけど今回は出番は無し。
変わりに出演したダービー役のMeagan Holderは、現在Dlifeで
放送しているRinger 〜2つの顔〜でマーティン・チャールズ社
の秘書・クロディーヌを演じている。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・クメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
ブライアン・クメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
マーカス (Sean Maher) 体操協会の観察員
マックス (Joshua Bowman) 体操選手、カメラ好き、ペイソン好き?
メグ・ベンソン (Alice Greczyn) 摂食障害、モデル
--- (Debbon Ayer) Therapist
ダービー・コンラッド (Meagan Holder) ロックの新コーチ
--- (Andrea Cortes) Rock Girl
--- (Glory Curda) Young Girl
--- (Sunita Param) Art Therapist
--- (Jossie Thacker) Food Counselor

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system