跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン3





Apr. 18, 2011
第4話 過信の代償 Life or Death

脚本/Michael Gans、Richard Register 監督/David Paymer
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ケイリーは摂食障害リハビリ施設で知り有ったミーヴが空港で
心臓発作で亡くなった事を知り、死亡記事に目を通す。
17歳にして死亡したモデルの卵だったミーヴは
"摂食障害"だっ
た事が書かれていた。

一方
ロック体操クラブは、2週間後にハンガリー遠征を前にして
ダラス体操クラブと練習試合を行おうとしていた。ロックには
試合の為の歓迎の垂れ幕が掲げられているのを見て、エミリー
を送って来たクロエは初耳だとするが、私だってストリップク
ラブが来るなんて聞いていないと嫌口を叩く。じゃあお相子ね
というクロエに対して、エミリーは体操機構に母親がそんな
いかがわしい場所で働いていたと判明したらどうなるか考えた事
が有るのかと問い詰める。しかしクロエは私はバーテンの仕事
をしているだけで脱いでいる訳ではないと告げる。寧ろマーカス
はエミリーが代表入りに後押ししてくれた人物なので、恩人に
報いるように代表のことに集中すべきだと聞かされる。

マックスダービーに頼まれ、パンフレットに乗せる選手たち
の顔写真を撮影していた。ペイソンの写真ばかりを撮影する
マックスに対してローレンは貴方のメモリーカードに私の写真
が入る余地は有るのか?と問い、撮影して欲しいという。
ローレンは平均台で練習しているエミリーにどいてくれと告げる
が、私が練習しているのだとして引こうとしない。ローレンは
嫌みっぽくデイモンの事を口にすると、今頃彼は誰かと寝ている
かも知れない事を告げると、私ならば心配するとして不安を
焚きつける。そんな話を聞きたくもないエミリーは、ローレン
にその場を譲り出て行く。

その頃デイモンはエミリーの写真を思い浮かべながら、
ケイリー
の家のレコーディングスタジオで曲作り
をしていた。ケイリー
は静かにデイモンは曲作りをしていたが、なかなか上手く曲が
作れずにいた。ケイリーはそんなデイモンに声を掛ける。
デイモンはケイリーの様子がおかしい事に敏感に察知するが、
ケイリーは大丈夫だと空元気に。デイモンに曲について尋ねると
愛とか生と死について書いている事を告げる。今まで良い曲は
全てエミリーの事について書いていたモノだが、逢えない為に
スランプに陥っているという。ケイリーはデイモンの曲を
聞いていたが
"僕は銀河を見つめ死の軌跡を辿る、君の残した光
を"
のフレーズがとても良かったとして歌い出すと、デイモンの
曲とは微妙にメロディが違うとするが、デイモンは自分が作った
曲よりは良いと語る。そしてケイリーの歌声はとても良いと告げ
ると一緒に歌って欲しいと言われる。ケイリーは心の中に有る
気持ちを解き放つべきだと語る。

ペイソンは練習する。
コーチが変わってレベルが落ちたことを告げ、今度の試合で負け
ればまるでダービーレベルだと語る。しかしその事をダービーは
聞いていた。
そんなダービーから選手達に対して、良い知らせと悪い知らせが
あるという。ダラスの体操クラブが試合をキャンセルしてきた
事を告げ、変わりに自分のツテで
ダベンポートのパインウッド
体操クラブ
を招待したのだという。それを聞いたローレンは最低
レベルのチームだとして、ちゃんとした試合になるのかと呆れる。
ダービーはコーチになって初めての試合なので負けるわけには
行かないとし、ここで気合いを入れて本番のハンガリーに行こう
と告げる。

ペイソンは跳馬で新技の練習をしていた。
バク転に前方抱え込み半
捻り
の練習だった。それを見ていたダービーは声を掛けるが、
高さが出ればこの技を使うのにも問題は無いという。
ダービーは助けようか?と告げるが、必要無いときっぱり断られた
ダービーは、ペイソンに対して、新しいコーチを受け入れられない
気持ちもわかるが、私のような新人コーチがクラブになれるのも
大変な事だと語る。貴方が歓迎してくれないのも分かるが、現在
この
クラブには私をバックアップしてくれる人で友達が必要
有り、貴方が友達になってバックアップしてくれないかと頼む。
変わりにペイソンがやっている今の技をグレードアップして
基本点を4.8から5.5にするのを手伝うという。取引しようと
言われ手を握るのだった。

ローレンはサマーに対して練習後に買い物に行く許可をもらう。
今日は
フォーエバーヤングでセールが有るのだという。
しかしサマーは作文の課題を仕上げるまでは許さないという。
ローレンは家で待っていると語ると、その会話を聞いていた
キムはサマーがスティーブの家に同居している事を初めて知る。
スティーブが出張の間だけだとするが、ローレンには母親が必要で
私も必要とされたがっているみたいだと語る。

マックスが練習をしているとローレンが近づき、パンフレット
に掲載する顔写真を撮って欲しいと頼む。夜に家にきてくれと
いうと今日は両親も居ないので静かに撮影出来ると誘う。

デイモンはケイリーと歌を仕上げる中、明日に
ピザシャック
ライブを行うと言う。
そんな中ケイリーの元にミーヴの母・ミセットから電話が鳴り、
ミーヴからケイリーには色々と支えになってもらった事を聞いて
いるという。お礼が言いたかったとし、最後のリハビリに一緒に
付き添ってくれたことを感謝される。葬儀の際にケイリーに
スピーチをしてくれないか?と頼む。ケイリーは葬式に出た事が
無いので何を言えばいいのか分からないとするが、娘に対する
印象や、リハビリを頑張っていた事を話してくれるだけで良い
と言われる。

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■エミリーの場合

デイモンと逢いたいけど世界選手権で成績を取るまでは当分
体操機構との契約によって逢えない状態。
母親とは相変わらず確執が続いていて、クロエがストリップ
クラブで働いている事にチクチクと攻撃する姿が有った。

デイモンのサイトをチェックしつつ、ローレンからは意地悪そうに
彼が他の女性と寝ているかも知れないと吹き込まれて不安になる
なか、デイモンがピザシャックでライブする事を知って行きたい
と感じる。

■ペイソンの場合

ハンガリー遠征を二週間後に控えて、新しい技の練習を行う中、
ダービーからはペイソンに自分をバックアップしてチームの
リーダー役をして欲しいと頼まれる。前回のローレンとペイソン
の闘いはなんだったんだと小一時間なネタだったけど、ペイソン
は相当ダービーを軽視している事は明らか。

誰もが遠征前に試合をしたいと考えているモノの、肝心のダラス
体操クラブからはキャンセルされ、ダービーが連れてきたのは
なんと大した実力もないダベンポートのパインクラブ。
そんなチームと戦うなんて余裕だとして過信する中、ダービー
のしている事がチームの為になっていないとして避難する。
協力体制を求められて、一旦は引き受けるも、ダービーはペイソン
の母・キムからコーチとしての資質の事を指摘され、選手が
危険な技をしようとしている際には、止めるのがコーチの役目
だと言われ、仕方なく約束を破棄してペイソンに新技の練習を
するのをとりあえず止める。しかしいざ試合では負けそうになる
とダービーはゴーサインを出して、ペイソンに新技をさせようと
する。

■ローレンの場合

相変わらずビッチ過ぎる彼女。
スティーブを操る術にも長けているし、サマーに対しても
母親の件を引き合いに出し、自分は誰からも愛されていないと
語れば味方になって貰えると勘違いしている様だ。

ローレンが下着姿でマックスから撮影されるも、そのシーンを
サマーに見られる。もう男性とはコソコソ会わないことを約束
してスティーブには言わない約束をするが、結局ローレンの
身勝手な行動は留まる事を知らず、サマーからも呆れられて
スティーブに報告すると言われる。

しかしマックスもそんな誤解されれる様な写真を撮るなって
感じ。

■ケイリーの場合

摂食障害だという事をようやく自分から認めるという展開が用意
された。しかしそれを認めるまでには相当彼女の中での悲しみ
と葛藤が有った。そういう時に傍に居るのがデイモンだという
のだからまた複雑なことになりそう。エミリーが好きだという事
を知っているのに手を出したら、ケイリーが最低だとしていた
ローレンと同じ事をしてしまう事になる。

しかし今回はケイリーにとってはミーヴを失い、彼女にとっては
ミーヴが周りに嘘を付いて健康を装っていた事に対して、真実
を言えずに苦悩する姿が有った。

ケイリーとデイモンが追悼のためにライブでデュエットするも、
エミリーにとってはローレンがネチネチしたイジメが必要以上に
心に響いている感じだね。

ラストはマークスに見つかりそうで危なかった。

●その他

・そろそろダービーの役割は終わりか?

代表選手を預かっている身であるながらもこれだけの失態をした
を雇っている事自体あり得ない。体操協会の方で普通はなんとか
するものだと思うけど、アメリカの体操協会もまるで協力する
体制にないな。

・マックスは誤解される行動を取るな

折角ペイソンが心を開いているのに、如何にもローレンの罠だ
と分かる所にわざわざ出向くのだから、この男も信用ならない
気がする。
ペイソンがデートだと言えずに、ランニングプランだとする辺り
が可愛らしい。

●私たちに必要なのはコーチだ!!

私たちが必要なのは仲間ではなく、ホントのコーチが必要な事。
必要ならば嫌われる事を恐れず指導し、練習不足の技を試合で
やれとは言わない人。情けない思いを選手にさせない人。
ご機嫌取りの為に夜遊びにどしない人。コーチならば逃げ出さない
人だと言われ、全てに該当していた。前日に真実のポップコーン
の告白大会で、その事を話せば良かったんだろうけどね。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

カーター・アンダーソン (Zachary Abel) ケイリーの彼、体操選手
レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄

クロエ・クメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
ブライアン・クメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
マーカス (Sean Maher) 体操協会の観察員
マックス (Joshua Bowman) 体操選手、カメラ好き、ペイソン好き?
ミーヴ・ベンソン (Alice Greczyn) 摂食障害、モデル
--- (Debbon Ayer) Therapist
ダービー・コンラッド (Meagan Holder) ロックの新コーチ
ミセット・ベンソン (Stacy Edwards) ミーヴの母
--- (Leonard Jay Jackson) Backup Guitarist
--- (Sandi Aries) Elite Gymnast

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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