跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン3





May 9, 2011
第7話 自分に正直であれ To Thine Own Self Be True

脚本/Liz Maccie 監督/John Behring
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アメリカ代表のコーチにはサシャが正式決定する中、エミリー
は妊娠が発覚し、家を出て
ラスベガスの知人の元に行き、
出産するのだとして出て行った事を知る。
ケイリーはカウンセラーからそろそろ代表の練習に戻る事の
許可が出るが、エミリーがチームから出て行った事は自分の責任
だとしてカウンセラーに告白していた。
エミリーが妊娠していた
事実を知らずに自分がデイモンとキスした事を話した
事が
きっかけだとするが、カウンセラーはケイリーが正直で有り続け
ようとした事は決して間違いではないとし、エミリーの件でも
ケイリーの責任ではない事を語る。しかしケイリーはこの一件で
失うときは一瞬だという事が分かった事を告げ、一番大事な
時に6週間も代表の練習から離れていたことに不安を示す。
しかしサシャが居れば輝けるとし、君の夢は君だけのものだと
言われ
自分を信じる事が大切だと言われる。

サシャが代表の監督になった事で、代表練習のベースはロック
で行う事になる。ロックの施設の前には
"世界選手権への道"
称した垂れ幕が有り、これからサシャが代表監督になった事に
関して記者会見が行われようとしていた。
ローレンとペイソンはサシャが戻ってきた事で、ロックも安泰
だと安堵のため息を漏らすが、
ペイソンは彼女に目の前の事に
集中し、ケイリーも含めた三人で支え合おうと告げる
。しかし
ローレンはマックスの姿を見ると、その誓いを忘れるかのように
して彼の元へとすり寄ってしまう。
ローレンはオースティンに逢うと、これから
ケイリーが練習に
戻ってくるので支えて挙げて欲しい
と頼む。そして自信が揺らぐ
様な事は絶対に口にしないで欲しいと頼みカンバックを気持ち
よく迎えて挙げて欲しいと頼む。

ケイリーは恐る恐るロックの扉を開いてやってくる。
ペイソンもローレンも彼女の姿を見ると近づきハグして歓迎する。
ローレンはこれで固い絆の三銃士の復活だと宣言。
エミリーの存在が居ない事にケイリーは悲しむが、ペイソンは
くよくよしても始まらないとして、立ち止まっている暇は無い
と声を掛ける。
ローレンはケイリーとペイソンに対して、
サマーと父親が結婚
するので来週の金曜日にウェディングシャワーのパーティーを
開くのでピンクの服を着て家に来て欲しい
と招待状を手渡す。

サマーはサシャの元に行くと、婚約した事を話そうとするが
どうしても言えなかった。コーチとして戻れた事を歓迎し
記者会見の成功を祈っていると語る。

一方代表の練習、そして世界選手権の出場選手の選考のために
ケリーと共に彼女の分身のような同じ髪型をしたテッサ
ロックにやってくる。ケイリーを見るとリハビリは順調か?と
尋ねる。ケイリーは過食症で入院したとは知られておらず、
名目上膝の怪我でリハビリしていた事をなっていた。ケリーは
エミリーの件は残念だと語る。ローレンは代表の全権はウチ
が握っているとし、サシャはあんたの事は嫌いだとして、エミリー
の変わりに選ばれる事はないと語る。

サシャの元にインタビュワーも近づく。
エミリーの変わりの代表の選手は誰になるのかが誰もが気になって
いる事だった。ケイリーもまた6週間のブランクが有るので無理
だとし、ケイリー本人には世界選手権はスルーしてオリンピック
一本に絞るよう告げる。世界選手権で失敗すればチャンスを
失うとのこと。冒険するのはよくないとすると、ペイソンは
いつからそんなに慎重派になったのか?と問うが代表のコーチ
なので管理するのは当然だという。サシャはケイリーに対して
オレを信じろと告げる。しかしペイソンもローレンもサシャは
横暴だという。ケイリーはサシャを信じる事を告げ、今まで
サシャの意見を無視して自分を推した結果、破滅しかけた事を
告げる。自分の弱さを受け止めることがリハビリでも必要な事
で復帰の条件だった事を語る。

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■エミリーの場合

今回まるで登場せず。
エミリーが出ないとクロエも登場しない。
クメコ家全滅。悲しいことに、エミリー役のChelsea Hobbsさん
は、残りシーズン3の9話にしか出演しないので、ほぼ降板状態。
デイモン役のJohnny Pacarもこのエピソードが最後の登場。

デイモンがまた夢がどうとか言っているけど、自分が妊娠
させたという事にまるで無責任にも思えてしまう所が有る。
今まで格好良い役割だったけど、こうなると結構ゲスなヤツに
思えて来て仕方が無い。
ただデイモンにも言い分が有り、エミリーは突然身を寄せて
来たかと思えば途端に態度が急変するという事で、対処
しづらい性格である事は見ていてもよく分かる。この辺は
家族を捨てた父親の件も深く恋愛観に刻まれているのかな。


■ペイソンの場合

一人体操に真剣に向き合っている彼女。
マックスの事が好きだけれど、マックスはローレンと仲良く
していることも有り、また恋愛関係になる事で、五輪への
道の障害になると考えているようだ。

喫茶店"スプルース ジュース"に掲げられていたマックスが撮った
ペイソンの写真を見て感動するも、マックスとは良い友達だとし
て、どうしても一歩踏み出せずにいる。

ペイソンの母・キムがその写真の事を指摘して、娘に対して
普通の女の子らしい事をしている事に喜んでいるけど、
母の気持ちも分かる気がするね。

マックスもいい顔をしてペイソンに近づくも友達止まりで終わ
りそうだと知ると途端に手軽にH出来そうなローレンに旋回
していく辺り、実に情けない。

■ローレンの場合

相変わらず欲しいものの為には労力を厭わない彼女。
代表の座が安泰となった現在ローレンが欲しいものは、母親と
恋人だ。
サマーが父・スティーブと婚約を決めつつも足踏みしている
事を知って既成事実を作って離れられないようにする為に工作
する姿は、まるで毒蜘蛛の様。
サマーには自分を養子という形で受け入れてもらい本当の親子に
なりたい事を申し出て、逃げられないようにウェディングシャワ
ーを演出していく。

そしてマックスの件では強引にキスして奪っていくのだから、
大したものだ。

体操では現在のところ安定している。
ケリーの意地悪に対応できるのはローレンしかいない気も
するので広い目で見ると頼もしい存在なんだけどね。

■ケイリーの場合

いよいよ体操に復活。
デイモンに対して、関係を進めることはせず、デイモンを
エミリーの元へと引き寄せていこうとする。

今回の彼女。
ペイソンの時と全く同様に復帰後の代表入りを巡り強引に
その座を勝ち取っていくまでを描いた感じ。
サシャの命令には相変わらず背いてしまうけれど、信頼関係
が有るからこその行動なのか。ただブランクを感じさせない
所は流石なのかも。

その他

サシャがカウンセラーに説得される

ケイリーが内緒で夜にロックで練習している事をケリーから
密告されたサシャ。オースティンとマックスのお陰で、なんとか
現状のケイリーの実力を見せる事には成功したけど、サシャは
肉体的な事だけでなくメンタル的な面でもまだ復帰は早いと
考えている様だ。しかしジーン先生に呼び出されたサシャは
彼からケイリーを守っているのか罰しているのかと言われ、
人の行動を予測するのは難しい事だが、未来に向けて前に進む
事は自分の意志で出来る事だと言われて、結果的にケイリー
の世界選手権での代表入りを容認していくようだ。

エミリーの退出

エミリーの項目でも書いたけど、ほぼ彼女の出演は終わり。
残り2話にクレジットされているけど、体操選手としては戻らない
様だ。日本と違いアメリカのドラマでは堕胎してまで何かをする
という内容がドラマの中で描かれる事は殆ど無い。

エミリーは元々サシャが引き抜いたのではなくマーティが才能を
見出してきたという感じだからね。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄
クロエ・クメコ (Susan Ward) 母親、ネイル、派手
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
ブライアン・クメコ (Wyatt Smith) 長男、車イス
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
レイザー (Nico Tortorella) ピザ店でバイト
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
マーティ・ウォルシュ (Erik Palladino) デンバーのコーチ
デイモン・ヤング (Johnny Pacar) バンドメンバー

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
マックス・スペンザ (Joshua Bowman) 体操選手、カメラ好き、ペイソ
ン好き?
ジーン・スペクター (Adam Kulbersh) カウンセラー

--- (Ramona DuBarry) Reporter
--- (Danny Lutman) Reporter
テッサ・グランテ (Erin Sossamon) 代表候補選手

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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