跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン3





May 23, 2011
第9話 決選前夜 What Lies Beneath

脚本/Joanna Johnson 監督/David Paymer
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いよいよブラジル・リオデジャネイロで行われる世界選手権
メンバーが決まる。最後に滑り込んだのは摂食障害から立ち直
ったケイリーが入る。

代表メンバーがマスコミの前でも公表され、
ロック体操クラブ
の前には選手のお披露目会と共に、カメラ撮影をして、世界選
手権に向けた意気込みを語る。
ケリーはロックの選手たちに対して私はライバルとは決して
連まないと否定するが、ケイリーはケリーに対して私たちは
ライバルではなくチームだという。しかしケリーはみんなの前で
大手スポンサーを狙うのならば団体での成績よりも個人の成績
が必要
だと告げる。
ケリーの母・シーラは、体操機構のマークやマスコミの前で
必死に娘を売り込む。しかし現役の世界チャンピオンであるケイ
リーの方が注目度が高く、ケイリーは今年のチャンピオンだか
らと言って取り合っては貰えなかった。体操機構にケイリーは
摂食障害だとするが、ウワサには惑わされないとして、ケイリー
を指示する姿勢を見せる。
その姿を見て、キムサマーたちはあんな酷いステージママは
見たことが無いとし、
お金にしか興味が無く、娘の事をその為
に利用している
として呆れる。キムはウチは決してあのような
家庭にはならないようにスポンサー契約はしない事にしている
との事だった。

一方ケリーとローレンは写真を撮りながらもいがみ合っていた。
去年あんたが世界選手権でメダルを取れたのはロシアと中国
も二軍を出したからで、ジェンジーイヴァンカは出場して
いなかったという。サシャは私に金メダルを期待しているのだ
と告げると、ケリーはサシャが個人的に気にかけているのは
ペイソンだと語る。

カメラの前で一人一人スペイン語でVTRを作成する。
ペイソンがカメラ前に立つ中でスペイン語がしゃべれず苦労
するのをケリーは目にする。
そんな中で、ケリーの元に母・シーラがやってくると、
ヘルシー
バーのスペンサー契約がケイリーに決まりそうだ
と語る。シーラ
は娘に対して私が貴方の為にどれだけスポンサーの前で売り込
んだのか分かるのか?と告げ、ケイリーを追い出さなければ
主役が回ってこないことを告げる。その為には
ケイリーが摂食
障害だったという明確な証拠を見つけろと娘に指示
する。
ケリーはケイリーの家で慰めてもらった晩に見つけた
ケイリーの
ノートを出すべきか
どうかで悩む。

一方マークはキムやサマーの元にDVDを持ってくる。
サシャとペイソンが練習の際にキスした事件のDVDの原盤が
匿名で送られて来た
のだという。その中でサシャは証言通り
ペイソンからキスされた後、自分から突き放していたことが
証明されたという。キムはこの件は大会が終わるまでは選手が
動揺するので伏せておいて欲しいと頼む。キムは家計が苦しい
のでリオ大会には同行しないことを告げると、マークは自分
たちがペイソンの面倒を見ることを約束する。
キムはそのDVDが
デンバーの消印で送られている事を見つけ、
絶対に犯人を見つけ出すという。サマーはそれに協力する事を
約束する。

サシャはローレンの平均台の指導をする。
サシャはローレンに対して無用な色気を出してアピールする
のは辞める様指示する。それを聞いていたケイリーとペイソン
は、ローレンから色気を取ったら何が残るのかと笑う。
サシャは優秀な選手とは短期間の記憶しか持たないもので、
それは負けた事や失敗した事を悩まないために忘れるのだという。
勝つためには必要なことだと告げ、サシャはローレンに僕たちの
間には蟠りは無いので、信じろと告げ、二人でハグする。

ケイリーはスペイン語でインタビューを受ける。
とても流ちょうなスペイン語で受け答えする姿が有った。
ケイリーはインタビュワーからの質問に、
リーダーは私よりも
国際経験で実績のあるケリーの方が良い
と語る。ケリーは
そのインタビューを聞いていて、自分の名前が出た為にマークか
らケイリーは何と話していたのかを尋ねると、リーダーは国際大会
で実績のあるケリーこそ相応しいと語っていた事を知る。

一方ヘルシーバーのスポンサーたちがクルズ家を尋ねてくる。
ケイリーは父・アレックスと共にスポンサーからの話を聞く。
25万ドルの契約で、メダルを取れば50万ドルを上乗せし、更に
売り上げに応じてボーナスを支給するという条件だった。
健康を意識するエネルギーバーのCMでケイリーの健康的イメージ
そのものだという。無理なダイエットは必要無いというコンセ
プトで売れ出すもので、その名もガールバーだという。
アレックスは家族で話し合ってから契約のことは決めるとする
が・・・

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■ペイソンの場合

家計が火の車という事で世界選手権には両親が応援に来られない
事を知る。ケイリーが健康食品のスポンサー契約の話がある
事を知り、ケイリーでは問題が有るので、彼女はペイソンに
スポンサーとして売り込まないかとして後押しする。

ペイソンの事を後押しするマックスがスペンサーへのプレゼン用
のVTRを作成。
人はお手本の人を模倣するのはその価値があるからで魅力が
有るからだという。人々が見習うべき相手として、ペイソンは
大きな挫折から復活を遂げた人物で有り、その勇気と決意は
商品のイメージにピッタリだとして売り込む。
見事2万5千ドル+メダルボーナスで25万ドル入るとの事だが、
スポンサー契約をしてしまうと、大学への奨学金候補から
外れてしまうのでそのリスクを負う価値があるのかどうかで
悩む事になる。

最終的にアレックスが良い事を話していた。
ペイソンがアスリートの道を目指した瞬間から既にギャンブル
は始まっているようなものだということ。流石アスリート界で
活躍してきた人の話だね。

■ローレンの場合

とりあえず順調に物事が運ぶのかと思ったけど、エレンの登場
で雲行きが怪しくなり、更にはマックスとの関係もなかなか進展
せずにペイソンと彼が親密になっていくのを知って焦る姿が有る。

捨て身の攻撃とばかりにマックスをベッドに連れ込んだけど、
マックスは体は反応したが心は整っていないとの事で拒まれる。

サシャの潔白が証明されたことで、サマーの心が揺れ動く中で、
スティーブはリオでの結婚を提案。みんなの前で公表して、
既成事実化しようとする作戦だったけど、残念ながらエレンに
よって全てはぶちこわされた。まぁローレンの自業自得的流れ
で、ようやくペイソンとサシャをハメた人物がローレンだと分かり
サマーから決別されたという事で、現実を思い知ったであろう
所だけど、流石に最後はちょっと想像以上にオチになだれ込んで
しまった感じだった。

■ケイリーの場合

今のところ復帰して順調に進んでいる。
摂食障害も周りには膝の故障という事で誤魔化しているが、
ケリーが暴露するかどうかがポイントとして存在する。

スポンサー契約してしまうと、後々摂食障害が発覚した後の
処理が大変になりそうだったので、スポンサーはペイソンに
譲ったのは正解だった。

ようやく心に余裕が出たのかオースティンとも良い雰囲気が
出ているし、ケリーの事に関しては随分と気を使う姿が
見られたけど、最後にケリーからノートを盗んだ事を告白され
ケリーと決別宣言をする。
まぁ怒るのも分かるけど、ケリーの言うように信じて欲しいから
こそ告白したという部分をもう少し寛大になって見守って
挙げて欲しかったね。

■ケリーの場合

エミリーに変わってケリーがポジションに付いた感じだけど
いつ居なくなってもおかしくないキャラクターだね。
母親が自分の人生を犠牲にしてケリーの夢に賭けたのだと言われ
何も言えなくなってしまうところが何とも言えないけど、
あのノートを見せたくらいで、ケイリーの代表を阻止する事は
可能だったのだろうか?

■オースティン&マックス

マックスとペイソンは凄く良い感じの関係に発展したけど、
なんとマックスはオースティンにキスするという暴挙。
何が何やら良くワカラン状態。バイセクシャルだからといって
も複数の人と付き合わねば良いだけじゃないの?って感じが
するのだけど・・・単なるゲイならばヨカッタ。誰にも
僕の気持ちは分からないとするけど、分からないのが当然
じゃないの?って感じもする流れだった。

オースティンは相変わらずケイリーにかけた言葉と同様に
自分に正直生きる事を主張。ホントに愛しているのならば
真実を伝えろという。


●大人が汚い

エレンは何をしたいのかよく分からないのだけど、彼女の話
によるとロンドンでアメリカ代表チームにメダルをもたらしたい
のだという。全く言葉と行動が伴っておらず人格障害なんじゃない
のか?というくらい支離滅裂している。

ケリーの母もまた酷い母だし、なんとか成人したら彼女の元から
離れて欲しいと願うばかりかも。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
マックス・スペンザ (Joshua Bowman) 体操選手、カメラ好き、ペイソ
ン好き?
ジーン・スペクター (Adam Kulbersh) カウンセラー

テッサ・グランテ (Erin Sossamon) 代表候補選手
シーラ・バボイエン (Kathy Najimy) ケリーのママ
マーカス (Sean Maher) 体操機構

本人出演 (Nadia Comaneci)
本人出演 (Bart Conner)
カテリーナ・ペイニッチ (Traci Dinwiddie)
--- (Roxanne Beckford) Healthy Bar Rep
--- (Johnny Kostrey) Healthy Bar Rep
--- (Giovanni Bejarano) Argentine Reporter
--- (Louie Alegria) Reporter
--- (Neto DePaula Pimenta) Portuguese Reporter
--- (Goreti Da Silva) Portuguese Producer
イヴァンカ・キリレンコ (Monica Bugajski)
--- (Natasha Bure) Young Fan
--- (Kimberly Estrada) Gossip Writer
--- (David Heymann) Sports Writer
--- (Carole Gutierrez) Nurse
--- (Andy Martinez Jr.) Cafe Waiter
--- (Susan Ortiz) Spanish Reporter
--- (Ajay Vidure) Reporter
--- (Geoff Nathanson) ESPN Announcer
ジェンジー・チョー (Brianne Tju) 中国代表選手
--- (Isabella Vosmikova) Photographer

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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