跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン3





 

May 23, 2011
第10話 運命の世界選手権 Worlds Apart

脚本/Kerry Lenhart、John J. Sakmar 監督/Michael Schultz
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いよいよ翌日にブラジルのリオへ出発する時を迎え、タナー家
では世界選手権前の壮行会が行われる中、ケイリーはケリーから

ノートを盗んだ事を告白され、ローレンはサマーに自分がサシャ
とペイソンの写真をエレン・ビールズに送った事を知られ、
そしてペイソンはマックスに告白するも、不発に終わった事を
シル。ローレンは号泣する中で、マックスと共に車わ走らせて
いると、交通事故に遭ってしまう。


事故を聞きつけサマーが真っ先に病院に駆けつける。
ローレンは
サマーの事を母親として報告しており、医師から
詳しく話を聞かされる。あれだけの衝突事故で運転していた
ローレンはかすり傷だけで済んだのは奇跡だとされる中で、
助手席のマックス
脳震盪を起こし鎖骨を折ったので入院にな
る事を聞かされる。
サマーはローレンの元に駆け寄ると、一瞬よそ見をしただけで
横からトレーラーにぶつけられてしまった事を語る。
サマーは彼女にどうして私をママだと話したのか?と問うと
見捨てないで欲しいと語る。サマーはサシャにも電話した事を
告げると、DVDの件は話さないで欲しいという。

そんな中サシャもすぐにかけつけてくる。サシャはローレンに
対してどうしてこんな無茶な事をするのかとし、無謀な運転を
して人生を台無しにするのかと問う。自分勝手な事をする人の
為に指導をしてきたのではないとし、
今度僕を失望させたら
ローレンは完全にアウトだ
という。サマーはサシャにはDVDの
件では話していなかった。サマーはローレンにDVDの件では
自分からサシャに話すべきだと語る。

ペイソンとケイリーも駆けつける。
サシャは明日出発なのだからすぐに帰れとするが、ローレンの
顔を一目見たら帰ると約束する。オースティンもかけつける中、
看護師はマックスがうわごとで一緒に居た人の名前を呼んでいる
事を聞かされ、ローレンはマックスの元に駆け寄る。
ペイソンはケイリーに、
マックスに愛していると言った事を告げ
たが、彼はローレンと寝るために車で出かけたことを指摘し、
大事な大会前にその事を見せつけられたとしてショックを受ける


ケリーもまた駆けつけるとケイリーと目が合う。
ケリーはチームメイトを心配して来たのだとするが、ケイリー
は追い返そうとする。ペイソンはケイリーがケリーを仲間とし
て認めようと説いてきたのではないかと告げるが、
あの子は
自分の事しか考えていない子
だという。ケリーはきちんとその
ノートを返したし、悪用はせず謝罪も告白もした事を告げるが、
ペライベートを取ったのだとして友達にはなれないという。
ケリーはそれならばこれまで通り自分の事だけを考えると告げる。

ローレンはマックスの病室で彼の手を握るが鎮静剤で眠って
いたマックスはうわごとで、
ペイソンの名前を出して、もう
傷つけないと語る。それを聞いてローレンはショックを受ける。

翌朝、出発の三時間前。
ペイソンは未だに大会のための準備が出来ていなかった。
母・キムはスポンサー契約のために娘がプレッシャーを感じている
のではないかとして、とても平気な状態に見えないと語る。
キムはロックの運営費で何とか遠征費を出すことが出来ることに
なり、父・マークはペイソンの契約の前払い金で遠征にいける
事になる。しかしベッカは留守番だった。キムは相変わらず
スペンサー契約をしたせいで奨学金が得られない事を気にしている
がマークは娘を信じようと
語る。

ケイリーの元に体操機構のマーカスがやってくる。
ケイリーの元に海外からの取材の問い合わせが殺到しているが
対応の仕方は心得ているなと言われる。落下した原因と休んで
いた理由を聞かれた際には膝の怪我という事にする決まりに
なっていた。
摂食障害を隠すのは体操機構の為だけでなく、
ケイリー自身の為でも有る
のだという。
摂食障害を抱えた選手
は弱い選手と見られて、体操の競技でも得点が低く見られる

が有るのだという。ケイリーはそれを心得ているとしながらも
治療のお陰で前よりも強くなれたのだと語る。キャプテンとして
チーム全体がどう捉えられるのかをよく考えろといわれ、
強いキャプテンで居る事が大切だと語る。

いざ
ブラジル・リオに到着する選手達。
アメリカ体操選手や家族達は
コパカバーナホテルに泊まることに
なる。
前評判では、ジェンジー・チョウの居る
中国が一位でそれに対峙
出来るのは、イヴァンカの居る
ロシアチームだけで、アメリカは
3位に食い込めるかどうかだとされていた。しかしサシャは
勝利する為に来たのだとし、マスコミは全て無視しろと告げる。

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■ペイソンの場合

マックスの件で振られた上に、その日に彼がローレンと寝ようと
して車を走らせようとしていた事を知ってショックを受けた
ペイソン。その上、スポンサーを取る為に両親がこれまで
拘っていた意見をねじ曲げさせてしまった事にかなり気にして
居る様だ。

大会直前、リオにわざわざスタンフォード大のスカウトが来て
ペイソンの両親に奨学金を出して彼女を招きたいことを話して
いく。スタンフォードとしては、怪我や何かの理由で五輪に
出られない時は歓迎するとの事だけど、なんか失礼な感じがする
発言にも思ってしまう。

いざ大会では、初日の予選はボロボロ。
スポンサーも見ているという事で緊迫感があふれるなか、
決勝戦に於いてもペイソンは跳馬で足を負傷した。
ただ凄いことに二本目は片足だけで着地するところはあり得ない
度が高かったけど、過去に前例が有るみたいだね。

■ローレンの場合

相変わらずお騒がせ娘な彼女。
前回交通事故に有ったとするシーンで終わったけど、凄いことに
かすり傷だけしか負っていない。まるで「HEROES」の治癒能力を
持つチアリーダーみたいだ。あれだけの衝撃で死亡しないという
のもあり得ない事で翌日のリオ遠征には参加するというのだから
益々あり得ない。彼女のせいでマックスは逆に世界選手権に
出られなくなったけど、全然責任も感じていないみたいだし。

そしてなんと言ってもローレンが暴露したサシャとペイソンの
件。
正直になってチームワークを発揮しなければ勝てないという事で
初日の失敗を機会に話し合いになり、結局試合直前にサシャ
に告白した。
サシャを追い出した件で、スティーブはこんな事をする人物は
ロックに居させないと誓っていたし、サシャもまたローレンに
対して最後のチャンスみたいな事を言っていたのに、容易に
許してしまうからつけあがるんだよなぁと思わせる所も有る。
いつも良い子になると口ばかりで反省していない彼女の姿が有
るけど、人が思うより純粋ですばらしい子だと発言したサシャ
の台詞はまるで説得力が無いぞ。でも本人が許しているのならば
まぁ良いか。

■ケイリーの場合

ケリーによって裏切られた事でチームワークではなく、個人の
為にという事でケリーと物別れになる。
しかも摂食障害の件でケイリーとしては、正直に話せないこと
が見えない所でストレスとして発生していく。

エレン・ビールズとかケリーの母親とか、ケイリーが摂食障害
ならば終わり的な発言をしていたのに、今回急にトーンが
変わって単なる審査員に心証が悪いというだけのものになって
しまった。
マスコミを集めて告白したことで果たしてどう伝わったのか。
ラストはケイリーの床によって上手く勝利に導かせた。

■ケリーの場合

ケイリーのノートを盗んだ件でケイリーから三行半を下された
彼女。またしてもケリーとの嫌な争いに発展するのかなと
思ったけど、ケイリーの嫌みをすべて受け止めて、許して
もらえるまで辛抱した事で、上手くチームワークが芽生えた
感じ。初日に予選落ちしそうなアメリカを救ったのもケリー
であり、二日目の決勝の場では、ケイリーに床の演技を任せ
るというチームワークを見せた。
エミリー無き後、ケリーが上手い事、そのポジションを掴んだ
という所なのかな。

■オースティン&マックス

相変わらず遊び人オースティンを演じて、ケイリーから誤解
されてしまう彼。彼がスポンサーのサングラスの為に、遊び人
を気取ったのかな。サングラス=遊び人というイメージも
ちょっとアレだけど、世間はオースティンは遊び人であると
いうレッテルがある程度定着しているのかな。

マックスは怪我して再起不能かと思ったけど、昨日まで意識が
無かったのに、リオまで応援に来てしまう所が最早あり得ない
状況だった。

●その他

・USA・USA・USA

まさにアメリカンらしく最後は"THE アメリカ"を表現した様な
流れだった。雨降って地が固まるのも良いけど、ちょっと土砂
降り過ぎて取り返しが付かない状況の中から大団円へと持ち込み
過ぎた気がする。まぁシーズンの終わりなので仕方がないか。

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
エミリー・クメコ (Chelsea Hobbs) 長女、引っ越ししてくる
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子

レオ・クルズ (Marcus Coloma) 大学生、ケイリーの兄
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ベッカ・キーラー (Mia Rose Frampton) 次女
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
サーシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル

ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
エレン・ビールズ (Michelle Clunie) 五輪選考委員
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手
マックス・スペンザ (Joshua Bowman) 体操選手、カメラ好き、ペイソ
ン好き?
マーカス (Sean Maher) 体操機構

本人出演 (Nadia Comaneci) ESPNのコメンテーター
本人出演 (Bart Conner) ESPNのコメンテーター
--- (Louie Alegria) Reporter
イヴァンカ・キリレンコ (Monica Bugajski) ロシア代表選手
カテリーナ・ペイニック (Traci Dinwiddie) スタンフォード大スカウト
ジェンジー・チョー (Brianne Tju) 中国代表選手
--- (Kimberly Estrada) Gossip Writer
--- (Blair Hickey) ER Doc
--- (Johnny Kostrey) Healthy Bar Rep
--- (Mark Kubr) Russian Coach
--- (Andy Martinez Jr.) Cafe Waiter
--- (Susan Ortiz) Spanish Reporter
--- (Diana Pena) World Patron
--- (Ajay Vidure) Reporter
--- (Krystyna Ahlers) German Gymnast

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