跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン4





Apr. 9, 2012
第3話 マッキンタイヤーの試練 Time Is of the Essence

脚本/Liz Maccie 監督/Jonathan Frakes
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アメリカ女子体操選手の代表候補選手たちは、8週間トレーニ
ング施設で合宿
することになる。
新しいコーチのマッキンタイヤーはランキングをつけて、最下
位の選手を合宿場から追い出し、更にはペアを組ませて相棒の
存在を双子と思って行動しろと命令する。


ペイソンはこの日、
テレビ局の番組"金メダルストーリー"
インタビューを受けていた。腰椎骨折を乗り越えて芸術的選手
に変身した"復活少女"としてペイソンのことを興味深く取り上
げる。ここでは存在感を常に発揮していないと出て行くしかな
いことを告げる。金メダルを追うのに刺激になった人は誰か?
と聞かれて、迷わずサシャ・ベロフの名を上げる。人としても
選手としても成長させてくれた人だという。今のコーチの事は
よく知らないとのこと。サシャならば不可能は無いと思わせて
くれたのだという。インタビュワーはキスの事に関して尋ねる。
ペイソンの一方的なキスだったという事は既に明らかにされて
おり、自尊心を傷つける物だったのではないか?と聞かれるが
それに関しては何も言えないと語る。

ケイリーはペイソンがインタビューを受けるという事を彼女から
知らされていなかった。ローレンは独占欲丸出しで、ペイソン
から話を聞いていないのか?と告げる。話題性が有るからペイソン
を真っ先に取り上げたもので、順番に取り上げていくハズだと
ケリーは語る。

一方全米体操機構のマーカスは様子を見にトレーニング施設に
来ていた。コーチのマッキンタイヤーに逢うと色々と話を聞く。
女性体操選手のコーチは初めてなので大変ではないか?と問うが
コーチは
このクラスのアスリートになれば男性も女性も関係
なくやるべき事は分かっている
のだという。
マーカスはこの時期にジョーダンを加えることは遅すぎるので
はないか?と問い、体操機構はメダルを取れるかどうかを
聞きたいのだという。

トレーニングセンターでは練習をする中、
ペイソンは毎度マス
コミたちが好奇心でキスの事ばかり聞いてくることにウンザリ
している
事を告げる。ケイリーはもう忘れて一番大事なことに
集中するよう告げると、ケリーは何の話をしているのか?と近づ
いて来る。私はジョーダンみたいに告げ口はしないのだという。
しかしケイリーたちは何でも無いとしてケリーに話をしなかった。

マーカスは体操機構に報告するので選手達の練習を見る。
するとコーチはスパルタ式に選手達の失敗を責め続けている
光景を目にする。そんなコーチに対してマーカスは話合いが
必要なようだと語る。

マッキンタイヤーは帰宅すると妻にマーカスが来た事を話を
する。マーカスは神経質に色々と詮索してくる事を告げ、
もっと選手達との結びつきを深めろと要求して来ていると語る。

一方選手達は負傷や疲労でグッタリしており、アイシングを
していた。こんな苦労も上手くなっている実感が有れば文句
は言わないが、
コーチはただ叱責しているだけで何を考えている
か分からないと不満
を口にし始める。
ジョーダンもアイシングルームにやってくるが、ローレンたち
は私たちが使用しているので時間をずらしてと語る。
私たちはスパイを無視しているだけでなく居ないモノとして
扱っているとローレンは面と向かって語る。信用出来ない子
たちと行動を取る事なんて絶対に無理だという。
選手達はコーチが一体何を考えているのか語り合う。
信頼も出来ないコーチならば居る意味がないと告げると、ローレン
はパパに頼もうか?と告げるがみんなに止められる。体操機構に
正直に話した方が良いのではないか?と。

そんな中ペイソンにメールが届く。リゴからのもので、彼の
携帯の着信音はビッグベンに設定してあった。是非とも五輪で
本物の音色を聞きたいのだと告げると、二人は短い間でも逢えて
嬉しい事を口にする。

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■ケイリーの場合

ジョーダンがやたらとケイリーの事を貶めようとしている
けど、どちらの言い分が正しいのだろうか。ジョーダンが
告げ口屋なのは明らかだけど、ケイリーはジョーダンが
言うように親友を見捨てる行動を取ったりするのかどうか。
これまでの展開を見ている限りではそんな性格は無いような
気がするけどね。

今回は一度もオースティンとの絡みがなかった。

そしてケイリーはケリーからキスの写真を流出した犯人を
探し出す方法が有ると言われて、それに乗っていく。
ケリーがどこかでその流れを公にするのではないかと思って
いたけど、その役割は彼女ではなかったようだ。
ただケリーとしてはケイリーと随分お近づきの関係になれた
感じ。

■ペイソンの場合

サシャとのキスの件が未だに話題としてくすぶっていると
いうことで辛い状況だけど、リゴという男性と知り合った
事でその辺も乗り切れそうな感じはする。ただリゴが
コーチの家にまで訪れた際には、本人はストーカーではない
としていたけどその辺の気質が有るのかなと思って一瞬
ドキッとさせる一面も有った。ただ邪念はなく、純粋に
ペイソンとの関係を発展させたいみたいだし、良い感じにも
思える。恋愛番長のローレンに対してアドバイスを求めてくる
辺りの展開は微笑ましいものが有ったし、ペイソンにとって
最も苦手キャラであるローレンを受け入れていくことで、
人間的にも成長していくかと思われたけど、思わぬ裏切りによ
って、やっぱりローレンとはつきあえないみたいな拒絶感が
出てしまうのかなと思わせる。

■ローレンの場合

これまで彼女がしてきたことのツケが徐々に現れてきたけど
キスの件で自分がエレンに流出させた事を暴かれてしまい
ようやくペナルティ的展開が訪れた。まぁ確かにサマーは居なく
なったけど、ロックではこの事実が明らかにされれば追い出す
事を言われていた割にその処分が曖昧にされていたからね。
ただローレンは涙ながらにペイソンに訴えていたけど、このキャ
ラクターを見ると、人は容易に変わらないと感じるし、その場
では確かに悪い事をした意識が有るのだろうけど、また似たよう
な事が起きれば、同じ事を繰り返すと思う。
本当の友達にはなかなかなれないタイプで、ローレン自身も
それを知りつつ、そうせずには居られないという辺りがちょっぴり
不幸な事でも有った。

■ジョーダン&ウェンディ

ウェンディは随分おとなしめになったけど、ジョーダンの存在
は正直不快以外の何者でもない。
ただジョーダンの存在によって皮肉にもこのクラブ内の問題点
を浮かび上がらせ、より一層のチームワークというものを築いて
行く事は明らかだと思うので、そう見ると悪いものでもないのか
なと思うけど、マーカスが指摘したように、この段階になって
彼女をタレーニングに参加させるのは、正直ルール違反というか
他の体操選手に失礼な行動ではないのか?って感じ。

■その他

コーチと体操機構・マーカス

コーチのやり方に疑問を感じたのは選手だけでなくマーカスも
同様だった。選手全員がコーチの家でその指導法に疑問を持ち
何を考えているのか知りたいと語っていた。

栄養士をしているコーチの妻が男性と女性の違いを引き合いに
出して、女性は安心する為にもコーチの気持ちを知りたいのだ
とし、男性は解決法さえ知れば相手の気持ちなど聞かなくても
良いとする所など、二人で美味く解決していく流れだった。

男性は映画「タイタンズを忘れない/Remember The Titans.2011」
を見れば結束力が上がるとの主張を見せていた。
この映画巨匠ジェリー・ブラッカイマーが製作した映画だよね。
実話を元にした映画で人種間の葛藤を乗り越えていくフットボー
ルチームを取り上げたものだった。

■使用された曲

・Empire IsisのGet Up On It by Empire Isis
・Aidan HawkenのRun Around In Circles
・Sarah Leichtenberg のCome On (feat. Nick Strahanoski)
・Stephanie LangのThe Beat Of My Radio
・Cassidy LaddenのToday's The Day
・Aidan Hawken のTemporary Heart

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子
ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手

ウェンディ・キャプショウ (Amanda Leighton) ジュニアチャンピオン
ジョーダン・ランダル (Chelsea Tavares) テストを受けに来た素行問題

サシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
マーカス・マゴーエン (Sean Maher) 体操機構

Mrs.マッキンタイヤ (Bre Blair) コーチの妻
ブラッド (Trent Garrett) 自転車競技
リゴ (Tom Maden) ペイソンと付き合う、自転車競技

マッキンタイヤ (Dondre Whitfield) コーチ
--- (Christine Corpuz) Assistant Coach
--- (Marc Istook) Interviewer
--- (Sokhan Sar) Camera Man

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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