跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン4





Apr. 23, 2012
第5話 夢の結末 Dream On

脚本/Andrea Conway 監督/Steve Miner
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選手はコーチの前で、今週でみんなが一列に並んで話を聞くの
も最後になることを告げ、これから
オリンピック候補選手を
選ぶ予選会
をするという。その予選会には体操機構オリンピッ
ク委員会会長であり、元体操選手チャンピオンだった、レジー
ナ・ターナー
も加わり審査を行うとのこと。予選は二日間で、
一日目に演技するか二日目に演技をするかはクジで決めるとの
こと。競技に関しては一競技を演じさせることも有れば四競技
全てを演じさせる事も有るとし、抜き打ちだと思って準備する
よう告げる。予選後にコーチと体操機構で審査して最終候補を
決めると告げる。
ペイソン・ローレン組は二日目、ケイリーとケリーも二日目、
ウェンディとジョーダンが一日目となる。二日目の方が練習も
多く出来るし、二日目の競技後に審査するのだから、記憶が
新しい方が有利だという。しかしウェンディたちは一日目で
蹴落とすこともあるとして強きな姿勢を見せる。
コーチは今日から
選考の日まで門限は7時にすると告げそれ以降
は外出は認めないと語る。未来がかかっているのだとして選手
に理解を求める。

ペイソンとローレンは部屋に戻る中、ペイソンはローレンに
何とかリラックスして欲しいと考えてアロマなり精神統一を
させる。ローレンの検査の結果、カーティス医師から
不整脈の
事を指摘
された為に、ペイソンはストレスが一番良くないの
だという。しかしローレンは持病かも知れない事を言われたの
だし、今まで大丈夫だったのだからとペイソンに話す。そして
予選後には必ず心臓の専門家に検査してもらうと告げる。

そんな中ペイソンのローレンに、リゴが大会から戻ってくるの
で今夜遭う予定だったのに門限を設けられたことを相談する。
ローレンは予選後にいくらでも遭う事が出来るでしょというが
ペイソンはローレンの口からそんな言葉が出るとは思わなかった
という。なんとかローレンの悪知恵で私をリゴと遭わせさせて
くれないかと頼む。
ローレンは抜け出すのを見られなければ良いだけだと告げ、
ペイソンを部屋から連れ出す。
たまたま部屋に戻ってきた
ジョーダンとウェンディは二人が
部屋から出て行くのを目撃
する。

出入り口の所で警備員が見張っている中で、ローレンは警備員
に対して裸のレスラー男が建物内を彷徨いていたとして視線を
反らさせる中、ペイソンを外に出す。

一方コーチとレジーナは選考会について選手選考の難しさを
話し合っていた。全ては私たちの選手の能力を見抜く目にかか
っているのだとし、コーチに対して、選手の技能以外の事を
知りたいという。精神的なこと、そして集中力、そして規律
を守る生活をしているのかなど・・・コーチはその点は問題が
無いとするが、コーチの携帯には
"一人門限を破ったものが居る"
との密告のメールが届く。

ペイソンはリゴと遭うと二人で夜空を眺める。
選手達が
"オーティス像"を捜しているのを見て、体操選手たち
が横取りして手に入れたい事を語る。私は6歳の頃からずっと
五輪一筋で生きてきた事を語ると、リゴはBMXが五輪の正式種目に
なったのが2008年の事だから自分との意識の差が有る事を告げる。

ペイソンが部屋に戻るとそこにはコーチの姿が有った。
門限を破って抜け出すという事は練習の時間も必要が無いという
事だとして、ペイソンとローレンは一日目に演じてもらうと告げる。
どうしてバレたのか。またしても密告者の存在があったのだろう
と二人は告げる。

翌日レジーナがやってくると、シーラはおべっかを使ってケリー
を売り込んでいた。ケリーはその姿を見て、体操機構の人に
売り込みをするのは止めてと語る。シーラはウェンディに挨拶
する中で、このスポーツではスターは一人だけで十分だとし、
勿論その一人となるのはケリーだと語る。ケリーはゴマをすら
なくても、私には友達が居る事を告げケイリーとはパートナー
であり心の支えだと告げる。しかしシーラはいざ選考の場では
そんな事は言っていられない事を語る。
一方シーラはジョーダンの姿を見ると、貴方はコーチの親戚な
のねとし、先日のディナーで二人が一緒にいた事を指摘。
人種が同じなので変だと思ったという彼女。

一方コーチとレジーナは世界チャンピオンである中国の動向を
話し合っていた。ジェンジーは新技を投入して来るとし、アメ
リカ側にも何か新技が欲しいという。ジョーダンは自分が開発
した
レイアウトジョーダンを復活させる気は無いのか?とコーチ
に尋ねる。ジョーダンは現在完全ではないが後方三回転の
着地を習得しているという。ロックの選手のようにチャンスを
与えても裏切られる事もあるとし、ジョーダンも才能は有るが
反抗的である事にレジーナは懸念を示すのだった。

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いよいよ五輪選手の選考会が行われ、トレーニング施設に参加
している人の中でもふるいに掛けられることになる。
果たして誰が生き残り、誰が落とされるのか。


■ケイリーの場合

ケリーとの関係もいよいよ大詰め。
ケリーが相変わらずモンスターママと対峙し、傷ついている
事を知って、ケイリーが支えになる。
モンスターママはケリーをけしかけてケイリーを落とすために
心理的揺さぶりをかけるけれど、母親として娘の成功を願うが
ばかりにかなり暴走している。

ジョーダンがケイリーの事を悪く言っていたけど、今のところ
ケイリーが直前で裏切るようなヤツだと語るような事が起きて
いないのが気になる。ジョーダンが自分の名前のついたワザを
封印している辺りの事情にケイリーとの関係が含まれているのだ
ろうか。

■ペイソンの場合

シーズン3までのペイソンを考えると、五輪以外のことに集中
している辺りがかなりの違和感が有った。
完全に設定が変わってしまい、ペイソンは男性関係に走るという
ところにも繋がっている。
目の前で五輪の選考会があるのにリスクを犯してまでも、彼の
リゴに会いに行くというのは相当な違和感しか無かった。

そして何よりもローレンの不整脈に関して、その事実をコーチに
話すべきかどうかの葛藤が有る。リゴからは危険を覚悟で夢を
目指しているのであれば口出しはしない方が良いと言われて
失望する。失望するという位だから、ペイソンには既に答えは
出ていたという感じで、それならば聞くなと小一時間な感じだ
ったけどね。
指をこするような前兆が有るということで、平均台の試験の前
にその兆候が現れたと見るや、ペイソンはコーチに話してしまい
ローレンは選考会に出られなくなる。
ローレンからはペイソンがダブルイリュージョンを失敗したから
密告したのだと言われて、決別の関係になる。

ただ最後にケイリーがフォローしていたように、私がペイソン
の立場でも同じ事をしていたとする辺りが良い感じだった。

■ローレンの場合

ペイソンとは良い感じの関係になってきたモノの、やはり
ローレン自身の病気の問題をローレンは常に気にしている。
ただ五輪の場で死ねれば本望だと感じる人も居るだろうし、
それを幼少期から目指して来た訳だから、流石に選考会も
受けずに脱落するとなると死んでも死にきれない思いはある
だろうね。ローレンがペイソンを許せるとしたら、ローレン
の容体が相当悪い状況で、このまま五輪に出場していたら亡く
なっていた可能性が高いと言われる状態の場合しか無いのでは
ないかという感じもするし、なんとも複雑だ。
ただローレンの場合、これまで散々仲間を裏切ってきたツケが
ここに来て回ってきた格好で、残酷だけどようやくペナルティ
が与えられたのかという感じしかない。

■ジョーダン&ウェンディ&ケリー

ウェンディがシーズン4の黒幕だった。
密告していたのもウェンディであり、ケリーのモンスターママ
を操っていたのもウェンディだった。憎たらしいけど、この世は
スターになる為に、ウェンディの様な人物が繰り返し生み出されて
いる部分も有るのだろうね。
シーズン4の一話の段階から嫌な性格はしていたけど、ここ
暫く息を潜めていたかと思えば突然本心を露わにしてきた。

ジョーダンは何故存在するのかイマイチよく分からない。
才能は有るそうだが、生え抜きではなく、突発的に出て来た感じ
しかないので相当違和感が有る。
これまでの予選をほぼ無視して、一気に決勝戦まで進んできた
みたいな優遇さ加減が何とも言えないところに繋がっている。
選考会では失敗しているのに、将来性・可能性を見て・・・なんて
事を言われると、あんまりテストの意味が無いような感じにも
思えてしまう。

ケリーは今回ウェンディやママによって相当心理的に揺さぶられて
しまった感じ。選考会では相当ミスが続いた感じで、残念ながら
落ちたのは彼女だった。失敗したジョーダンも同様なのかと思わせ
つつ、可能性からしてジョーダンが合格。
ケリーは選考会の前で、ケイリーの前で五輪を目指す本当の理由は
ママから離れる為だとしていた事から、どういう道筋を想定
していたのか分からないけど、落選後にケリーは自ら納得して
体操選手を引退し、別の生き方を捜す事を告げた。ケリーの父親
が受け入れてくれるようなので、その辺は安心。不思議と角の取
れたケリーが可愛らしく見えるようになっているところがなんとも
言えないかも。

■その他



■使用された曲

・You Say Party! We Say Die!のHeart Of Gold
Kyler EnglandのBattle Cry
・BosshouseのIs That All You Got (as Heard On Blue Mountain
State)
kkkhkj のfire
・The DNCのElectric (feat. Miss Amani)



ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子
ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手

ウェンディ・キャプショウ (Amanda Leighton) ジュニアチャンピオン
ジョーダン・ランダル (Chelsea Tavares) テストを受けに来た素行問題

サシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
マーカス・マゴーエン (Sean Maher) 体操機構

アニー・マッキンタイヤ (Bre Blair) コーチの妻
ブラッド (Trent Garrett) 自転車競技
リゴ (Tom Maden) ペイソンと付き合う、自転車競技

マッキンタイヤ (Dondre Whitfield) コーチ
シーラ・バボイエ (Kathy Najimy) ケリーの母
レジーナ・ターナー (Milena Govich) 体操機構・会長
--- (Twain Taylor) Security Guard

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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