跳べ!ロックガールズ〜メダルへの誓い
Make It or Break It (ABC Family 2009 - ) シーズン4





May 7, 2012
第7話 悲しい告白 Truth Be Told

脚本/Bethany Rooney 監督/Liz Maccie、Andrea Conway
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アスリートの心臓は一般の人と違い負担が大きすぎるので
治療する言葉出来ないと言われたローレン。
ペイソンは何とか心臓病医師のウォーカーを説得してアスリート
の心臓の回復を求めた結果、それに応じてくれることになる。
検査した結果、ローレンの心臓は壊れているというよりもユニ
ークな鼓動を打っているのだという。急に早くなる瞬間が有り
遅くなった時に心筋が収縮して緩むことで失神してしまうのだ
という。ウォーカーは治療方針を説明し、これから
カテーテル
手術をして血管を通して心臓に直接電流を流すことで鼓動の
リズムを変える
のだという。大抵の患者はそれで治っていると
のこと。

ケイリーとジョーダンは互いに長年の誤解を解き、何でも話し
合える関係を築き上げつつ有った。ここの食事はダンボール
を溶かしたみたいだと笑い合う中で駐車場に知った顔の人物
が居る事が分かる。幼少期に体操をコーチしてくれたキーガン
だった。ケイリーは再会に喜ぶ中、
フロリダでの体操キャンプ
はまだ有るのか?と問う。マッキンタイヤーコーチは正式に
発表があるまではまだ誰にも言わないでくれとケイリーたちに
口止めする。ジョーダンは何処か浮かない顔をしていた。

ローレンの病室にはジェイクが足繁く通っていた。
ケイリーとペイソンが見舞いに来ると、ジェイクは立ち去る。
素敵な子が見舞いに来てくれているのねとローレンに告げると
アイツは単に
オーティス像の自慢に来ているだけだとするが、一時間
も滞在していた事を聞いて単なる自慢だけじゃ無さそうだと語る。
ローレンは寧ろペイソンに何か報告することがあるのではないか?
と問う。するとペイソンはついにリゴと彼の部屋のテントで
関係を持った事を告白する。最高の経験であり、今まで子供だ
ったが今は成長した事を語る。しかしペイソンはケイリーが
オースティンと別れた手前少し遠慮がちに語る。ローレンは
私の次に体験するのはケイリーかと思っていた事を告げる。
そんな中ウォーカー医師が診察にやってくる。ペイソンたちは
彼に感謝を示すが、手術では奇跡は起こらないものだとし、
術後にどう回復するかは何の約束も出来ない事を語る。
選考会に間に合わない可能性も高いのだと告げる。

ウェンディはコーチの妻・アニーの元に薬物検査用の尿を持ち
込む。アニーに対して禁止薬物について質問したいと告げ
風邪気味なのでどういうところに注意すれば良いのかと問う。
必ず薬を飲むときには成分表を見て、活性成分に
プソイドエフ
ェドリンが入っているものは服用してはならない
事を告げる。
もしも検出されれば自動的に候補からは落とされると。

練習開始前にマッキンターヤーから候補生たちにキーガンコーチ
について紹介が有る。ケイリーはあのコーチのお陰で体操に
ハマった事を話すとペイソンは楽しみだという。
レイアウト
ジョーダン
という技も彼と編み出したものだという。
マッキンタイヤーからキーガンは名振り付け師であり、体操機構
から特別に派遣されたのだと語る。キーガンは自ら出来る限り
の事をしたいとし、一週間この施設に滞在するので24時間
いつでも頼ってきて欲しいと告げる。ウェンディは早速彼に
アピールする。

ケイリーとジョーダンが会話していると他の練習生たちが
ケイリーとオースティンが別れた事を噂話していた。ケイリー
は彼女に彼から人生を台無しにされたと言われ、マスコミから
注目されるのはケイリーと居るからだとし、Mr.クルーズには
なりたくないと言われた事を語る。ジョーダンは気の利いた
言葉はかけられないとするが、どうしても五輪を目指していく
内に気がつくと人との距離が出来てしまうものだと語る。
ジョーダンはそれでもケイリーにはペイソンやローレンなど
相談出来る仲間が居る事を告げるが、ペイソンとリゴとの幸せ
を邪魔したくないし、ローレンは病気で大変な時だから、
私も一人で我慢すると語る。ジョーダンはそういう時には練習
で発散すべきだと語る。

ウェンディはキーガンコーチから指導を受ける中で、敢えて
一番の敵になるとしたら誰なのかと尋ねる。目標・参考にしたい
のだとすると、キーガンは一番の強敵はケイリーだと語る。
子供の時からケイリーには体操選手としての才能が有り、
絶対に五輪の選手になると感じていたと聞かされる。

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■ケイリーの場合

オースティンと別れてしまった彼女。意気消沈する中で、相談すべき
相手ペイソンは幸せの恋愛真っ最中で、ローレンは心臓の病気と
戦っているという事でなかなか相談出来る相手が居ない。
そんな中でケイリーは旧友ジョーダンとの関係を復活させていく。
主人公のケイリーが改めて主人公だったんだなと思わせるものが
有るね。
ケイリーはケリーとの関係も修復したし、今度はジョーダンとの関係
も修復した。
ケイリーとジョーダンが仲直りする過程で、二人が別れた理由が
前回語られたけれど、別れるにしては少々幼すぎる理由だった為に、
まだまだ何か有るのかと思ったけど、今回とんでもない事が訪れた。
ジョーダンは最後に信頼していたキーガンコーチから脅迫されて
ずっと性的虐待を受けていた事を知る。
ジョーダンが怒りの感情にまかせて彼の車を破壊したことで、どんな
罰則が待っているのか。そしてジョーダンがコーチの虐待を告白する
ことで、果たして信用して貰えるのか。
それよりもケイリーにはウェンディからの嫌がらせの方がかなり
ヤバイことになっていね。

■ペイソンの場合

リゴと関係を持って以降順風な彼女だけど、体操に於いてはペイソンは
一番手の選手で安定的演技を求められる。
ケイリーからは五輪の座を掴んだようなものだとして、良い風に考える
よう言われていたけど、一番手の安定した選手では金メダルは取れない
として反発する。踏み台になる選手ではないとか、生け贄の子羊ではない
事を告げるが、果たしてまたしてもペイソンは脱皮できるのか。
ケイリーからは、今までは同じ目標をずっと追ってきたけど、頂点に立てる
金メダルの選手は一人だけだと言われて、現実を知っていた。
リゴが色々とペイソンを励ます言葉を投げかけたり、ローレンがペイソンの
練習に付き合う所など、良い感じのチームが出来上がりつつあるね。

■ローレンの場合

心臓の件ではカテーテル手術によってとりあえず処置は施した。
後は心臓が日々強くなってくれることを祈り、アスリートとしての回復力に
期待するしかない。ただ現実的には相当難しそう。
ウェンディがローレンに圧力をかけるようにして、キーガンコーチから
私が平均台のクイーンだと言われたことを口にしてローレンを凹ませていた。
なんとかローレンも回復しようとしてジェイクから精神統一の方法を教わる。
やっていることは太極拳や座禅みたいな事だったけど、精神論的には
サムライだ禅の精神だと色んなアジアンの価値観をミックスさせていた。
スティーブはまだまだ回復していない事実を口にして、関わらせたくない
様な感じだったけど、コーチはやらせるべき事を訴えていた。

■ジョーダン&ウェンディ

ウェンディがまたしても凄い事をやり始めた。
かつてのローレンとかケリーみたいな事を繰り返しているけど、五輪の選手
になるかどうかの争いで薬を混入したとなると、判明したときには犯罪者と
して捕まりそうな気がする。
見た目ウェンディって確かに若いのだけど、角度によっては意外と年をとって
いそうな感じにも思えるから不思議。

ジョーダンはキーガンが来てから様子がおかしくなってきたけど、途中から
なんとなく察する所が多かったかな。
キーガンから虐待を受けていた事実。
そして自分と同じような被害を受けないために、ケイリーの事を遠ざけていた
事実。

■その他

いよいよ次はラスト

かなり中途半端な感じ。
結局オリンピックはかなり省略されることと思われ、選ばれるかどうかが
ポイントとなっていきそうだね。誰が五輪に出場出来るのか。

■使用された曲

・Cary Brothers のCan't Take My Eyes Off You
・Jules LarsonのAlmost Blows My Mind
・Amy StroupのJust You

ペイソン・キーラー (Ayla Kell) 体操が上手い、全身全霊
ケイリー・クルズ (Josie Loren) 黒髪少女、優しい
ローレン・タナー (Cassie Scerbo) 金持ちの子
ケリー・パーカー (Nicole Gale Anderson) 全米1位の選手
オースティン・タッカー (Zane Holtz) 遊び人体操選手

ウェンディ・キャプショウ (Amanda Leighton) ジュニアチャンピオン
ジョーダン・ランダル (Chelsea Tavares) 五輪代表

サシャ・ベロフ (Neil Jackson) コーチ、96年金メダル
キム・キーラー (Peri Gilpin) ペイソンの母
マーク・キーラー (Brett Cullen) ペイソンの父
サマー・ヴァン・ホーン (Candace Cameron Bure) スティーブ秘書
ロニー・クルズ (Rosa Blasi) ケイリーの母
アレックス・クルズ (Jason Manuel Olazabal) ケイリーの父
スティーブ・タナー (Anthony Starke) 父、寄付金を出す
マーカス・マゴーエン (Sean Maher) 体操機構

アニー・マッキンタイヤ (Bre Blair) コーチの妻
ブラッド (Trent Garrett) 自転車競技
リゴ (Tom Maden) ペイソンと付き合う、自転車競技
レイ・キーガン (James C. Burns) コーチ

マッキンタイヤ (Dondre Whitfield) コーチ
シーラ・バボイエ (Kathy Najimy) ケリーの母
レジーナ・ターナー (Milena Govich) 体操機構・会長
ケビン・ウォーカー (Hal Ozsan) 心臓治療
ジェイク (Russell Pitts) オーティス像を持つ男
--- (Malika Williams) Receptionist

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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