第8話 救出 The Rescue

脚本／Allan Heinberg 監督／Michael Lange

ティファナへ旅行中、マリッサは鎮痛剤を多量に飲んで
病院に運ばれる。マリッサの母・ジュディはその原因を
全てライアンに押しつける。マリッサが変わったのは
ライアンがこの地へ来てからと言うものだった。

夏休みも終わり、学園生活が始まる。
ライアンは名門のハーバースクール入学のための適性試験。
しかしそんな最中、それを邪魔するようにマリッサの家庭の
事情に巻き込まれる。

結果的にいつも悪い方向に転がってしまうライアン。
今回も折角新たな人生の第一歩としてチャンスを掴もう動き
出した中での出来事。

ルークが浮気してくれたお陰ですっかりマリッサとライアンが
仲を取り戻した。
気になるのはセスとサマーの関係かも知れない。
セスの事をどうしても友人らに紹介できないサマー。
それでもドラマは二人で居る時間を作ってくれるのだから、
罪作りだね。しかし今回の展開を見ていると時間の問題
って気がするね。
セスがサマーといる姿を見て、母親・キルスティン、父親・
サンディーも有る意味安心したのでは無かろうか。ようやく
内気な息子にも彼女が出来たと。

キルスティンはジミーと、そしてサンディーはレイチェルと
実に微妙な関係が築かれつつある。今は一応互いに信じる
と発言しているが、どう考えても家庭崩壊に繋がる要因だ。

で、今回マリッサの母親・ジュディと対等以上に渡り合った
ライアン。生まれや育ちを考慮してまるで精神分析医の様に
相手の心理を巧みに読み切り反論させなかったライアンの
勝利。マリッサを悩ます原因は全てジュディに有ったと面を
向かっていうのだから大したものだ。言われた方にはたまらない
けど、あのジュディが黙って静観しているとも考えられず、
今後は激しい裁判沙汰になるのかな。

出演者
ミーシャ・バートン (マリッサ・クーパー) 隣人。長女
ベンジャミン・マッケンジー (ライアン・アトウッド) 次男
アダム・ブロディ (セス・コーエン) ちょっとオタクで奥手
レイチェル・ビルソン (サマー・ロバーツ) セスの女神
ピーター・ギャラガー (サンディー・コーエン) 弁護士
ケリー・ローワン (キルスティン・コーエン) サンディの妻
テイド・ドノバン (ジミー・クーパー) マリッサの父
メリンダ・クラーク (ジュディ・クーパー) マリッサの母
クリス・カーマック (ルーク・ワード) マリッサの恋人?

guest
Bonnie Somerville (レーチェル・ホフマン) 弁護士
Rosalind Chao (キム) 先生
April Grace (バーク) 精神科医

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)