第19話 バレンタイン The Heartbreak

脚本／ジョシュ･シュワルツ 監督／リブ･Ｌ･スパイロ

バレンタインデー。
果たして吉と出るのか凶と出るのか。

ライアンの場合。
オリバーの件で自分のことを信じてくれなかった友人、家族、
そして恋人。簡単に何もなかったフリは出来ないとする
ライアンの生真面目さと難儀な性格が災いし、最悪のバレン
タインデーとなった。
もう少しライアンも融通が利くと良いんだけど、この辺は
ある意味チノとオレンジ・カウンティの風土だったり、
生育の違いが現れているのかも知れない。
同じ土地で育った幼馴染みのテレサの存在が絶妙で、こういう
時にスッと入り込んでくるのだから、全く困ったものです。

セスの場合。
アンナと別れてサマーと結ばれる。
しかし困ったことにHの相性の問題が浮かび上がる。
サマーが初体験という設定にはちょっと無理がある気がする。
更に互いに初体験にしてHの相性とは何なのか。
強引に争いのネタを作った感じの話になったかな。

キキ(キルスティン)とジュリーの場合。
今回キキが争うのはジュリーではなく夫・サンディ。
サンディはユダヤの人だし、バレンタインに浮かれる人々が理解
出来ず、甘い時を過ごしたいキキとの間で意識のずれ。
しかし最後のサプライズは凄かった。サンディもやるときはやる。

ジュリーのエピソードはルークとの恋話。
年下にも程があるって感じだけど、ルークはまさかの親子丼
状態になるのではないか(+_+

サンディとジミーの場合。
今回も殆どレストラン話は進まなかった。しかしジミーの元に
届く謎のバレンタインのチョコ。
ヘイリーがこの町から去っていなかった!
ヘイリーは一体何がしたいのだろうか。この町に留まり悠々
自適に過ごすのか!?

出演者
ミーシャ・バートン (マリッサ・クーパー) 隣人。長女
ベンジャミン・マッケンジー (ライアン・アトウッド) 次男
アダム・ブロディ (セス・コーエン) ちょっとオタクで奥手
レイチェル・ビルソン (サマー・ロバーツ) セスの女神
ピーター・ギャラガー (サンディー・コーエン) 弁護士
ケリー・ローワン (キルスティン・コーエン) サンディの妻
テイド・ドノバン (ジミー・クーパー) マリッサの父
メリンダ・クラーク (ジュディ・クーパー) マリッサの母
クリス・カーマック (ルーク・ワード) マリッサの元恋人
Samaire Armstrong (アンナ・スターン) セスを好き
Alan Dale (ケイレブ・ニコール) キルスティンの父親
Rosalind Chao (キム) 学校の責任者

guest
Navi Rawat (テレサ・ディアズ) ライアンの幼馴染み
Amanda Righetti (ヘイリー・ニコール) キキの妹

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)