THE O.C.
(シーズン3)

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第4話 ラスト・ワルツ The Last Waltz

脚本/John Stephens
監督/Ian Toynton
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マリッサは私立のハーバー校から公立のニューポートユニオン
に編入することになる。ライアンたちは彼女を学校にまで送る。
早速学校ではマリッサの事を目の敵にするヘザーから、ニュー
ポートのバービーちゃんと目を付けられる。

マリッサはソシアルチェアとしてダンスパーティの企画に忙し
い。セスは彼女の元にコーヒーを持って行くと、そこにジャック
先生がやってくる。演劇部の小道具を盗んだ事を未だに追及し
てくるジャックは、セスに共犯者を言わないならばもっと厳しい
扱いをすると脅し、男子更衣室の掃除を居残りで行わせる。

ライアンは自宅で家庭教師を雇い、ホームスクーリングの形で
勉強しようとしていたが、サンディに自分もニューポート
ユニオンに通うという事はダメかと尋ねる。しかしサンディは
大学適性試験の事を考えろと言われる。

ジュリーは家に管財人がやってきて、差し押さえの宣告を行う。
48時間以内に退去勧告をされる。

マリッサは初めての登校に戸惑っているとヘザーによって絡ま
れる。しかしケイシーという女性が助けてくれる。

サマーの元にテイラーがやってくると、ジャック先生に告げ口
した事を謝罪する。これまでの人生の中で自分には友達と呼べる
人が居ないとし、全ては他人を信じることが出来無いために、
周りを仕切りたくなってしまう事を述べ、それではいけないと
感じている事を告げる。現在セラピーにも通っているとして、
サマーに友達のような関係になってくれる様頼む。

マリッサは自分のロッカーを探していると、ジョニーという男性
に声を掛けられる。更に彼の仲間であるケイシー、そしてデニス
たちもやってくる。ケイシーは自宅まで送ろうかと彼女に告げ、
学校に慣れるためにも仲間の存在が不可欠であることを告げる。
マリッサはライアンに電話し、迎えに来なくても良いと告げる。

ジュリーは帰宅するマリッサに暫く生活が安定するまでサマーの
家に居てくれないかと告げる。マリッサは自宅が差し押さえに
なることを朧気ながら分かっていた。マリッサは母親を信じると
告げ、ママの生き残る才能は認めている事を告げる。

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ようやくシーズン3も盛り上がり始めた

色んな思惑が絡み合っていて、それぞれに気難しい人生が待ち
受けている。
当然ながらオレンジ・カウンティに住む人たちを蹴落とそうと
している人物は世の中沢山居るわけで、そういう意味ではちょ
っと恐い。ライアンの様にチノで暮らしてきた芯の強さを持った
人たちならば良いのだけど、挫折を知らない人たちには酷な
展開が待っていそうだ。

マリッサは公立校へ編入する

早速ヘザーという女性に目を付けられてしまった。
高級品を身に付けているマリッサは黙っていても目立つ存在
なのだ。
しかし助けてくれる人の存在が居るという事で有り難いこと。
なんとなくジョニーを巡って、後々にはケイシーと争うこと
になりそうな気配もしているけど、取りあえず助けてくれる人
が居ることは良かったと思う。
しかしライアンとのすれ違い生活は、またこのドラマらしく
行き違っていくのね。

サマーとテイラーの戦い。

ソシアルチェアの座を巡って、凄い勢いで闘っている二人。
"The End of Summer"というテーマのダンスパーティーは、
実際にはサマーに向けられていた言葉だったという事で、
ちょっとした皮肉になっている。

やたらとジャック先生がサマーたちに楯突いてくるなと思って
いたけど、テイラーとデキてしまっている訳ね。
相手に弱味ばかりを握られてきたけど、これで今度は攻勢に
転じる番か。ただ証拠を掴んでからじゃないと、逆に窮地に
追い込まれる可能性が有るからね。慎重に行動を起こして欲しい
所だ。

どん底のジュリー

彼女の逞しさからすると、いつかははい上がってきそうだけど、
身ぐるみ剥がされた現在は相当精神的に辛そうだ。
せめてマリッサが近くにいれば良いんだけどね。
寄宿舎に居るケイトリンはどうなった?という気がしないでも
無いが、学費は一括して払っているか。

キキを狙うシャーロットの企みが明るみに・・・

なんと男と一緒に、キキから投資詐欺を働こうとしている事が
判明。しかし遺産が無いの分かると取りあえず一時撤退する。
彼にも施設に入るために3万ドルを投資しているというし、
キキから金を奪おうとして、攻勢に出てくるだろう。
キキの精神不安定な状況からすると、先行き恐いものが有るな。
サンディが守ってあげられるのか。


マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

シャーロット・モーガン (Jeri Ryan) リハビリ施設仲間
ディーン・ジャック・ヘス (Eric Mabius) 学部長
テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ジョニー・ハーパー (Ryan Donowho)
ケイシー (Kayla Ewell) ジョニーの彼
デニス・チルドレス (Johnny Lewis) "チリ"
グレン・モーガン (Richard Voll) シャーロットの彼
ヘザー (Erin Foster) ニューポート・ユニオン
--- (Charles Chun) 抵当流れ処分エージェント
--- (Arne Starr) 抵当流れ処分エージェント


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