THE O.C.
(シーズン3)

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第10話 クリスマカー・バル・ミツバカー 
The Chrismukkah Bar Mitz-vahkkah


脚本/Josh Schwartz
監督/Ian Toynton
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クリスマスのツリーを買いに行く四人の仲間たち。
サマーは母親ばりにツリーの選定に気を使って何時間も掛けて
いた。マリッサはジョニーにもツリーをプレゼントしようと
いう事になる。
そんなマリッサの行動を見てセスはクリスマス注意報だとライ
アンに告げる。

ツリーを届けに行くと、ジョニーは保険の関係で手術が受けら
れないという。正式には手術は出来るが保険が適用されず、
最低でも2、3千ドルはかかってしまう為に手術費を払うことが
出来無かったのである。

ツリーを飾り付けるキキとサンディは、幼い頃からの飾り付け
の道具を目にして思いを巡らせる。今年は父親抜きの初めての
クリスマス。しかし息子たちが居る最後のクリスマスかも知れ
ないと呟く。サンディは今年は最高のクリスマスになることを
告げる。

マリッサはジョニーの件で何とかしてあげたいと相談する。
クリスマカーの奇跡を起こしてくれとセスに告げると、奇跡
を起こすならばサマーだとして、考えを求める。しかしなか
なかいい案が思い浮かばない。
セスは、ライアンがまだユダヤの成人の儀式であるバル・ミツバ
を行っていない事に目を付け、ライアンに儀式をさせてその時
のご祝儀やチャリティでの金を手術費用に充てようと考える。
ライアンは嫌がるがジョニーの為だとして嫌々了承する。

キキはジュリーの家・トレーラーハウスに行く。
嗅ぎ煙草を吸ってテレビを見ていたジュリー。キキはマリッサ
と一緒にクリスマスは過ごすのでしょうと尋ねるが、現在
マリッサには家が改装中だと言ってある手前、逢えないという。
マリッサには楽しい暮らしをさせてあげたいという。

サマーは出勤前の父・ニール・ロバーツと会話する。
サマーが買ってきたツリーを見て、母親譲りの選定眼が有る事
を告げる父。後妻は現在ニューデリーに行っているという。
外科医をする父も仕事だとして送り出す事になる。

ライアンたちはジョニーの家に行く。
ジョニーはコスタリカにサーフィンで遠征したときのビデオを
見ていた。ジョニーに手術が出来るメドがたった事を告げ、
その為にパーティーを開く事を提案するが、有り難いが自分で
なんとかするというジョニー。

ライアンはジョニーの気持ちが痛いほど分かっていた。
金持ちから施しを受けたくない気持ち。どうするべきか考える
中、マリッサはもう一度ジョニーに逢って説得するという。
ライアンとセスは両親に協力を求める。するとみんなには病院
への寄付だという事にして、病院側からジョニーに手術を
受けさせるようにすれば良いのではないかと告げる。

一方マリッサはジョニーの元に行くと、一人でソリティアをし
ていたジョニー。何故誰の助けも受けたくないのかと問うマリ
ッサ。そんなジョニーの元に電話が鳴り、ジョニーは外にやっ
てきた怪しい男に金を払い、何かを受け取る姿を目撃してしま
う。

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クリスマカーの奇跡は訪れるのか?

今回でこのドラマ三回目のクリスマカーって事になるのかな。
クリスマスは家族で過ごすというアメリカ人。
しかし他民族故にクリスマスの形も色々と有るから大変だ。
そしてパーティー好きのアメリカらしいイベントだったかな。
クリスマスの日に悲劇を展開する事なんて有り得ないしね。

セスは13歳の時にバル・ミツバを受けている

当時はルークの誕生日会とぶつかってしまった為に、セスの
儀式を祝いに来る同級生が居なかった。
この時から既に憧れのサマーだったのね。
一人当時のビデオを見るセスはどんな気持ちだったのか。
しかしようやくセスの元にもサマーが来てくれたという事で
念願が叶う形となった。

ジョニーは一人で問題を解決しようとする。

一体どんな手を使って金を作ろうとしているのか。
驚いたのは店を襲おうとしている現実。
日本では幾ら金がないと言ってもこういう発想には繋がって
行かないよなぁ。
ライアンのお陰で間違いを犯すことは回避された。

久しぶりに登場するサマーの父ニール

セスが緊張している辺りは、最初にあったときと同じ。
セスのトークが空振りしまくっていた。
でも随分ニールとの距離も近づいている感じはするね。

ジュリーはマリッサと一緒に過ごすことが出来るか?

娘のためにジュリーは奔走しているわけだけど、やっぱり彼女
ってマリッサと接触していない方が、問題が大きくならなくて
良いな。
ジュリーとニールが関係を持つのかと思ってヒヤヒヤしたけど
流石にそれは無かったか。
人生の改造中だとジュリーに語りかけるニールのセリフが暖か
く感じた。

結局ジョニーはライアンの言うことに従う?

最初からライアンもこの様に説得していれば良かったんじゃね?
って感じでしたが、時に人に頼るのも悪くはない事。
アメリカ人って寄付の文化が進んでいるので、金持ちの人たち
も社会に貢献しているよね。


マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ジョニー・ハーパー (Ryan Donowho) 高校生、サーファー
ケイシー (Kayla Ewell) ジョニーの彼
デニス・チルドレス (Johnny Lewis) "チリ"
マット・ラムジー (Jeff Hephner) 投資家
グウェン・ハーパー (Lisa Rotondi) ジョニーの母
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
--- (Blair Hickey) 写真家
若い頃のセス (Nicklaus J. Koeppen)
--- (Juan Ramirez) 雑貨店


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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