THE O.C. (シーズン3) http://www.ntv.co.jp/oc/

第17話 ジャーニー The Journey

脚本／John Stephens
監督／Roxann Dawson
--------------------------------------------------------
今週の日曜日、ライアンの18回目の誕生日。サンディはこれで
選挙権を持つという。セスはパーティーを開こうと言うが、
ライアンは年をとるだけだとして素っ気ない。理由を尋ねると
誕生日を最後に祝って貰ったのが9歳の時で、その時サンディ
エゴ動物園に連れて行って貰ったが、それ以来家族が崩壊した
事を告げる。しかし18回目の誕生日は人生の一つの節目だと
して、大袈裟な事はしないのでパーティーを開こうという。
最低限誰を呼ぶか。サマーとマリッサと言おうとしたセスに
対して、マリッサとは別れたとライアンは告げる。

学校でサマーはマリッサと逢う。
マリッサは相変わらずジョニーの死で落ち込んでいることを
心配するサマー。彼女はマリッサが元気になるのを見守って
いるという。そこにライアンが来たので気まずい雰囲気になる。
サマーはライアンに声を掛け、いつちゃんと二人で話し合うのか
と問う。

キキは誕生日にライアンの母・ドーンを招待したらどうかと
サンディに告げる。しかしサンディはライアンに恥ずかしい思い
だけはさせたくないと気遣う。しかもここ一年の間彼女は行方
知れずとのこと。

サマーはセスに逢うと、ライアンとマリッサの関係を何とか
して欲しいと頼む。自分はジュリーがパパの財産を奪わないか
心配でそれどころではないとの事だった。
その頃ジュリーとニールは自宅で逢っていた。未だに娘たちに
は隠れて逢っている二人にとって、学校に行っている間が唯一
逢う機会なのである。そろそろ子供たちに話そうとするが、
なかなかタイミングが巡ってこなかった。

ライアンはセイディの元に行く。彼女は内装工事をしていた。
ライアンはマリッサと別れたことを告げ、その事を話す前に
自分の気持ちを知らないといけないと告げる。そしてその上
でどうしたいのか決めないとならないと言う。

マリッサの家にはボルチェックがやってくる。しかしマリッサ
がそれに気がつくとボルチェックは何処かに走り去ってしまう。

一方セスはライアンの誕生会をベイトショップで行うことに
したと発表する。セイディも招待するとするが、マリッサを
呼ぶのかどうか。セスはライアンにその判断を仰ぐ。もしも
呼ぶならばヨリを戻したい様に見えるし、呼ばなければ終わり
である事を示唆していた。
--------------------------------------------------------

★ライアンの18回目の誕生日

サンディは18歳の誕生日が選挙権を持つ年であることを告げ、
自分が18歳の時には選挙に投票するのが楽しみだったという。
とても模範的な市民の姿だね。
18歳になると養子縁組に関して、法的保護者ではなくなるのだと
いう。それでも最後に家族として振る舞う様子が良かったね。

★マリッサとライアンのすれ違い

この二人、結局どうしたいのか。
関係を戻すにしても、同じ事の繰り返しだと思っている所が
有るのだろうか。ライアンはセイディとの関係を近づけたいと
考えているようだが、それでもマリッサとは2年間の付き合いが
有り、この町に来て初めて出来た彼女でもある。

★ライアンとマリッサの思い出の場所、思い出の曲。

火災現場がそんな思い出の場所になっている所がちょっぴり
悲しい。でもシーズン1の一番最初のエピソードだったものね。

★恋人たちのクルーズに予約していたニール

展開として早すぎると思ったけど、ニールはジュリーの為では
なく、元妻とヨリを戻すために企画したものらしい。
でもそこで指輪をプレゼントしようとしていたみたいだけど、
今回その時使わなかった指輪をジュリーにプレゼントするのか
な。なんか気持ちがこもっていない気がする。

★いよいよニールとジュリーの関係が娘たちに知れ渡る

サマーはニールが幸せになってくれることが一番だとして
容認する。ただジュリーの性格を考えると、父親の財産を奪わ
れる事を懸念しているようだ。ジュリーって金遣いが荒い
からね。
ジュリーはマリッサにもニールと逢っている事を告げる。
整形なの?として胸を見る辺りが笑えるけど、意外と二人の娘
共にすんなり受け入れた感じだね。

★ボルチェックの存在は吉と出るか凶と出るか

今回やたらとマリッサの回りを彷徨いていた彼。
どんな意図があるのだろうかと思ったら、一応はマリッサを
心配しているようだ。
ジョニーとの関係については、幼いときから比較されていた為
に意地悪をしてきたが、完璧だった彼も死という事実を迎える
事で、彼の心の中にも穴が開いてしまった様子。
二人は寂しさを共有して仲良くなってしまうのだろうか?

★ドーンは刑務所

父親が刑務所だと知っていたけど、母も無銭飲食なのか、
破産宣告で取りあえず刑務所にいたみたい。彼氏と酒を飲んで
店でも襲ったのだろうか?
ライアンとは合わす顔もなく手紙一つ残していたけど、何が
書かれているのか気になるね。

★セイディはライアンとの関係を進めるのか?

ロサンゼルスで逢うことになっていた彼氏。
今のライアンとマリッサの様に話し合いもなく、グタグダと
関係が別れたまま続いているようだ。しかし終止符を打ち、
ライアンの誕生日パーティーにやってきた。ライアンも本格的
にマリッサと別れるのか。裏の事情を語れば、マリッサの降板
との事で二人が離れるのは明らかだけど、ちょっぴり寂しい
感じだね。


マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
マット・ラムジー (Jeff Hephner) サンディの部下
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケビン・ボルチョック (Cam Gigandet) サディの元彼
セイディ・キャンベル (Nikki Reed) ジョニーの従妹
ドーン・アトウッド (Daphne Ashbrook) ライアンの実母

--- (J.D. Pardo) サーファー
--- (Andrew Thacher) 刑務官
--- (Craig Susser) 警察官
--- (J. Anthony McCarthy) 塗装屋。ボルチェックの上司

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)