THE O.C.
(シーズン3)

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第18話 不穏な兆し The Undertow

脚本/J.J. Philbin、Mark Fish
監督/Robert Duncan McNeill
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セスはブラウン大学の面接試験を控える中、サマーはゲーム
しているセスに面接の対策をした方が良いのではないか?と声
をかける。サマーはライアンに対して、マリッサと別れること
やセイディの様なマリッサと正反対の人と付き合うことに関し
ては何も言わないという。
そんな中、ライアンの元にジェスがやってくる。
ジェスはライアンの兄・トレイとラスベガスに発っていたが
彼女だけは戻ってきた様子。ライアンにトレイから託された
誕生日のプレゼントを手渡す。ジェスはトレイについて話し合
いたければウチに来てと告げる。プレゼントの中身はミニカー
だった。セスはセコイプレゼントだとするが、ミニカーには
何か意味があるんだろうと告げる。しかしライアンは兄とは
もう縁を切ったと告げる。

ボルチェックはマリッサの元に行くと、以前取引した際に彼女
から受け取った高級時計を彼女に返す。

ブラウン大の面接に於いてセスはバッチリ決める。
面接官がアニメ好きで、AKIRAか甲殻機動隊かで盛り上がった
という。それを受けてサマーはセスと祝杯を挙げようという
事になる。何と言っても現在ニールがジュリーと旅行に行って
いるために家には誰も居ないのである。テイラーはサマーを
見掛けて声を掛けると、サマーとセスが二人っきりの祝杯を
する事を知る。しかしその内容はタイ料理を食べて、ブレード
の三部作を見るのだと知ると、二人の関係に疑問を持つ。
性欲は理屈ではないとするが、サマーは自分たちのHライフは
健全だと告げる。

ライアンの元にセイディがやってくる。先程の女性について
尋ねようとするが、沈黙している彼にいつでも話を聞くと
告げる。

一方サンディと低所得者向けの医療施設を建設することになっ
た、Dr.ヘンリー・グリフィンがサンディの元にやってくる。
するとマットに関して、評議会がその性格を疑問視していると
いう。自宅でパーティーし、酒、ギャンブル、三昧の日々。
そんな彼をプロジェクトからは外してくれと言うのである。
もしも外さなければ一緒に仕事は出来ないと言われる。

ライアンはトイレの事で再び頭を悩ませるが、セスは今を生きる
ならセイディに電話すべきだと告げる。

マリッサは行くところもなくマットのアパートを訪れる。
一人でどうにかなりそうだったという彼女。マットはちょうど
ロスに仕事で行く為に家を使っても良いと告げる。

セスとサマーは早速二人だけで映画「ブレード」を見る。
二作品を見終わった頃、サマーはセスにベッドルームへと誘う
が、セスは全く乗ってこない。

ライアンはセイディに電話し、今晩逢おうと留守録に入れる。
ライアンはジェスの家へと足を運ぶと、トレイの消息を尋ねる。
トレイは元気で逢いたがっているという。現在はブラックジャ
ックをしているのではないかという。彼女は一人で居ることが
出来ない性格で、ライアンに対してトレイの事を話すので
近くにいてくれと頼む。
ライアンは帰宅し、部屋でサンドバッグを叩く。心配したキキ
はライアンに声を掛けると、彼はトレイの犠牲者をこれ以上
増やしたくないとして、ジェスと関わっている事を告げる。

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完全に孤立するマリッサ

マリッサほどの女性ならば回りが放って置かないと思うのだけ
ど、彼女もある意味問題児で過去があるので、近づきたくない
所があるのかな。

気がつくと母、妹は近くにいないし、サマーもセスに取られて
いる。こういう時にジョニーが居たりすると良かったのにね。
タイミングの悪さというものを感じる。
結局マリッサが頼りにしたのは、マットであり、そして鬼門と
も言うべきボルチェック。ボルチェックとトレイというのは
ある意味似たところがあるのかも知れないね。

ライアンはジェスに振り回される

マリッサとの事で引っかかる物が有るのかも知れないが、基本
的にセイディとの関係に障害物は無いはず。そんな所に伏兵の
ジェスが現れるのだからまた悩ましい展開。
放っておくことも出来るのだろうが、トレイの事でまた問題を
起こしたくないライアンにとって関わるべきかどうかで悩む。
結局ジェスに関わることで、セイディとは疎遠になっていく。

忘れた頃にトレイ

現在ラスベガスにいるというトレイ。
このままだと破滅の道まっしぐらという感じだね。
トレイがライアンの為に用意したミニカーは、幼いときに
一緒に遊んだもの。特に母親が酒を飲んで正気を失った際に
二人で部屋で遊んだという。いつかカマロ車を購入し、一緒に
町を出ようと誓い合った兄弟の絆。しかし買わずに盗もうとした
事で、全てが崩れてしまった感じ。

サンディは仕事を取るかマットを取るか。

マヤの父親ヘンリーが、マットに激怒し、彼を仕事に関わらせる
なと言いだした。私生活とビジネスは切り離して考えて欲しい
ものだけど、残念ながらそうはならないらしい。
結局サンディは夢を取るのか、それとも献身的に働いてくれて
いるマットを取るのか選択を迫られる。

セスとサマーは倦怠期?

高校生にしてH関係に倦怠期が訪れるって相当異常な状況かも。
色々とテイラーは相談に乗ってくれるが、お節介だね。
この機会にセスを巡って争いが勃発するのかと思ったけど、
テイラーって随分改心したな。
結局喧嘩し合うことで、二人は燃えるものが出てきたみたい。
変なフェチに走らねば良いが・・・

ジェスは人依存症なのか?

パニック障害でも持っていそうな感じだね。
ただジェスにはキムという友人もいるし、どちらかというと
男性依存な所があるのかも。しかもワイルド系の男性に執着
するところがあるみたい。ジムというマスタングに乗った元彼
に迫られ、ライアンは助けるかどうかで悩むが、結局助けない
事にしたようだ。


マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
マット・ラムジー (Jeff Hephner) サンディの部下
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケビン・ボルチョック (Cam Gigandet) サディの元彼
セイディ・キャンベル (Nikki Reed) ジョニーの従妹
ジム (Matt Cohen) ジェスの元彼
ジェス・サザース (Nikki Griffin) トレイの彼女
ヘンリー・グリフィン (Shaun Duke) サンディのパートナー
キム (Katerina Graham) ジェスの友人
--- (Angelique Little) ウェイトレス
トレイ・アトウッド (Bradley Stryker) ライアンの兄


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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