THE O.C.
(シーズン3)

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第19話 秘密と嘘 The Secrets and Lies

脚本/Stephanie Savage、Josh Schwartz
監督/Michael Fresco
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ライアンとセイディは熱い一夜を過ごす。
翌日クラブで二人で親しげに話す姿を見て、セスとサマーは
二人の関係を想像する。体は嘘を付かないとして、二人が関係
を持ったことを示唆していた。サマーはそれでもライアンの事
を応援するという。マリッサは現在一人になって考えたいと
言っているとの事だが、サマーたちの目の前にマリッサとボル
チェックの姿があった。しかもただの友達という雰囲気ではなく
こちらも関係を持った男女の姿だった。

サマーはマリッサの居るトレーラーハウスに行く。
マリッサはこの日もボルチェックと一晩を過ごしていたが、
急いでボルチェックを隠すと、ぶかぶかのトレーナーを着て
応対に出る。まるで表紙を飾る前のケイト・モスだわと表現する
サマー。顔が火照っている事を指摘すると、マリッサは鼻風邪
だと誤魔化す。そんなマリッサとサマーの元に、同時に両親
から電話が鳴り、今日帰国するとの事。8時にみんなでディナー
を食べようとの電話だった。

ライアンは朝からご機嫌でハイテンション。セスに微笑みかける
姿は背筋を凍らせるものがあった。今夜ベイトショップに行こう
とセスを誘うと、学校前にセイディの元に行くという。
キキも朝から男性陣に声を掛ける。そこのハンサムたちと声を
かけるが、セスもサンディも"何処に?"と告げる。
サンディはキキとディナーに行く予定だったが、今日はキャンセル
したいと告げる。心から楽しめる気分で行きたいとして、問題が
解決するまでディナーはお預けだと告げる。そんなキキに対して
セスがたまにはボクとデートしようと声を掛ける。

学校でもライアンがダンスしそうな勢いに、セスとサマーは
あきれ顔。問題はボルチェックとマリッサが付き合っている事実
だった。セスは不潔で脂ぎった奴なのに何処が良いのか?と
問う。取りあえずライアンにもマリッサの件は黙っていよう
という事になる。

サンディは出社するとマットに解雇通知を渡す。グリフィンと
話し合ったことを告げ、病院のために辞めて貰う決断をしたと
いう。サンディはマットの素行に関して一言忠告すると、マット
もまたグリフィンはワイロを受け取っている奴だという。
この件は情報を流すと告げマットは出て行く。

サマーとマリッサが居る前で、ニールとジュリーは婚約した事
を告げる。サマーは祝いの言葉を投げかけるが、マリッサは
ボルチェックから掛かってきた電話に出て、そのまま外に出て
行ってしまう。ジュリーは居て欲しい事を訴えるがその効果も
無かった。

セスとキキはセスの選んだ映画を見に行く。セス好みのヤクザ
映画で腕を切られても攻撃を続ける物語だという。キキは失笑
しながらも二人で居ることに意味があるとして、今後もまた
一緒に出掛けようという。そんなセスの元にサマーから電話が
なり、マリッサが悪の道に踏み込もうとしているとして、止め
ないといけないことを告げる。

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サンディが選んだ道

可愛そうなことにマットを解雇してしまった。
解雇されるだけの理由は有るだろうかという気がするが、
病院建設のために涙を呑む結果となった。しかしマットも黙って
引き下がるものではなく、グリフィンの不正を暴くとして
ミッチェルという記者と接触。
グリフィンによって遅れ込まれた暴力団の姿を見ると、最終的
にはマットに軍配が上がりそうな顛末だね。

キキとセスは仲良くデート

しかしキキが時間を持ちたいと思っていたのは、断酒会に出席
している事を告げるため。そして誰よりも断酒を決意させた
のはセスの為であること。リハビリ中のセスの顔はキキに対する
失望に溢れた表情だったようで、キキにとっては辛い視線だった
みたいだね。
夫との関係よりも息子に指摘されるのが最も辛いというのは
母親らしい所かも。

セイディはライアンの為に人生を変えるのか?

元々短期間の滞在だった予定だが、ライアンとの関係が深く
なるにつれてこの土地から離れられなくなっていた。しかし
ライアンの度重なるマリッサ問題によって、セイディも離れる
事を決意したらしい。しかしライアンもボルチェックとの間に
マリッサとはもう何でもない事を告げて、ボルチェックに彼女
の事を託す発言によって、二人の関係は元に戻る。
何と言ってもマリッサ本人がバス停までセイディに会いに行った
のが大きかったね。

堕ちていくマリッサ

マリッサは気は強いけど心の弱い女性だね。
ジュリーとの関係も相変わらず上手くいかず、結局寂しさを
紛らわすためにボルチェックに走り、麻薬にも手を出してしま
った。ボルチェックもホントろくでなしだよね。

マリッサとサマーの姉妹喧嘩?

マリッサを心配したサマーの事を気に入らなかったのか、
ドラマ上では初めて二人が喧嘩するのを見た感じがする。
サマーがマリッサとボルチェックの行動を監視している様な
感じを受けたマリッサはサマーの事をドラマの女子高生探偵
みたいねと告げていたけど、ヴェロニカ・マーズの事を言って
いるのか。
そろそろ成長しなさいというサマーの言葉が的確な者だけど
マリッサは誰にも迷惑は掛けていないと思っているようだ。

朝食の席で二人でサングラスをかけて牽制し有っている所が
笑えたけど、二人は仲良くて一緒に住めるようになったという
のに、女性同士は難しい者があるね。

それはそうと過去にも一度だけ二人は喧嘩したことがあるようだ。
5年生の時に、マリッサがルークの隣の席に座ったときに喧嘩
したのだという。2年生の時にサマーは彼と婚約したとの事。


マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
マット・ラムジー (Jeff Hephner) サンディの部下
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケビン・ボルチョック (Cam Gigandet) サディの元彼
セイディ・キャンベル (Nikki Reed) ジョニーの従妹
ヘンリー・グリフィン (Shaun Duke) サンディのパートナー
ガス (Sven Holmberg)
--- (J.D. Pardo) タトゥーサーファー
ミマ (Patty Onagan) ニール家の家政婦
カイル (Jonathon Trent)
エレン (Ramlah Frediani) 断酒会の司会者
--- (Don Perry) 老人。断酒会
ボブ (Garrison Koch) セイディの家を購入
--- (Mark Hames) バーテン。


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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