THE O.C.
(シーズン4)

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第5話 眠れぬ森の王子 The Sleeping Beauty

脚本/John Stephens
監督/Ian Toynton
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ライアンは深夜一人でインド映画を見ているとセスも起きてく
る。ライアンはボルチェックが逮捕されて以降
不眠症が続いて
いた。セスも眠れないのだとして近付くも、気遣いだと知って
お前は寝ろという。
朝食の際、テイラーがコーエン家にやってくる。名目上では
ジュリーが忘れ物をしたという事だが、目的はライアンだった。
フランス人婚約者との離婚の際に、ライアンからキスされた
テイラーは彼のことが好きになり様子を見に来たのである。
セスがライアンにコーヒーを持って行こうとしているのを知る
と自分が持って行くと告げる。

ライアンは部屋に素っ裸でいるのを目撃するテイラーは、更に
ライアンに熱を上げる。コーヒーを差し出すも、現在不眠症の
彼は辞めていると告げる。テイラーは助けてくれたお礼をきちん
としたいとし、人生を助けてくれた人のためならば何でもする
という。ライアンはじゃあ服でも取ってくれるかい?と告げると、
ライアン'sジョークにテイラーは笑い出す。一度人生を救って
くれた人には永遠に関わりを持つと告げるテイラー。
テイラーは帰り際にサイディたちに、ライアンってあんな面白い
人だったとはと告げる。

ジュリーはトレーナーの男性・
ハンスと一晩を過ごす。
しかしジュリーはケイトリンが起きる前に帰ってと告げ彼を
追い出すも、ケイトリンは既に起きて鉢合わせ。

セスの元にテイラーがやってくる。
彼女はセスにお願いがあると告げるが、セスは今朝のテイラー
の様子を見て既に悟っていた。どうせライアンとデートするよう
手筈を整えて欲しいのだろう?という。テイラーは弁護士の前で
ライアンにキスされた時、オズに飛ばされたドロシーの様な
気分になったと告げる。セスが話半分で彼女の話を聞いている
と、すぐに優しくしてくれた人を好きになる事を馬鹿な女だと
思っているでしょう?と尋ね、それは厳格な母親から育った反動
だと告げる。デートする気があるかだけでも聞いてくれと頼む。
セスはすぐにライアンに電話するも、まだ分からないとの返事
だった。セスはその事をテイラーに告げ、最近彼は眠れない
みたいだから、今はやめておいた方が良いと語る。

その頃サマーとチェは大学の研究室に忍び込んでいた。
実験に使われる動物を檻から逃がすために、清掃員に扮して
鍵を盗み出す。

一方ケイトリンはテニスコーチをしてくれている10歳年上の
スペンサーに恋をしていた。熱心にアプローチするも、彼は
15歳であるケイトリンに全く振り向いてくれない。テニスを
練習している所に、ジュリーがやってくると、スペンサーの
ヒップに弾かれて、自分も練習に参加する。

サンディは朝から石油王の
ゴードン・ブリットと海岸で会って
いた。彼から多額のチャリティの寄付を引き出したという。
一方キキは仕事の件で、ライバルの会社に仕事やオフィスを
取られそうだという事をサンディに話す。するとゴードンに
出資を募ったらどうか?と語る。

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ようやくマリッサ関連の問題から解放されたライアンだが、
その後遺症なのか、不眠症に陥る。
それを知ったテイラーは、ライアンに近付くチャンスだとして
カウンセラー気分でライアンに近付き、悩みを聞くフリをして
彼との関係を発展させていこうとする。

まさかとは思ったが、ライアンとテイラーが恋愛関係に発展
していきそうな感じ。手短に居る人物と都合良くくっつけた
ようにも感じるが、こうしてドラマは成立するもんだね。

どちらかというとテイラーのオタクさはセスと合致するものが
有るけど、ライアンはセスと親友なんだし、その波長は案外
合致するものが有るのかも知れないね。

ケイトリンとジュリーの関係がまた凄い。
ジュリーの見境のない行動を見ると、この人、本当に娘の前で
良い母親を演じたいのだろうか?という気にさせてくれる。
ケイトリンが好きになった男性を奪い取ることで、今まで仲良く
しようと勤めてきた事なんて一瞬のウチに吹き飛ぶだろうなと
思っていた。しかしその辺は15歳とは思えないケイトリンの
大人の事情を察した行動に出る所は凄い。

二人でアイスを食べるのが恒例となったみたいだけど、目的
はアイスに非ず、働いている店員であるという所は、クーパー
の血筋を引くものたちっぽいオチだった。

そして新たな金持ちとして、ゴードン・ブリットなる人物が
登場。金持ちだけどちょっと空気を読めないところが有る彼。
まさかスペンサーと親子だったとは・・・

一方セスはサマーとの関係に距離を置くことを宣言したために
電話することが出来ないで居る。無駄な努力って感じもするし
この無駄な努力が変な方向に転がらなければ良いなと思って
見ていたけど、その辺は取り越し苦労だったみたい。

ただサマーの方は学校を停学させられそうな雰囲気。
まぁ戻ってくるきっかけとなるし、結果オーライな感じか。

マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母


ケイトリン・クーパー (Willa Holland) マリッサの妹
チェ (Chris Pratt) 環境活動家
ブラッド・ワード (Wayne Dalglish) 双子
エリック・ワード (Corey Price) 双子

ゴードン・ブリット (Gary Grubbs) 石油王、父
スペンサー・ブリット (Brandon Quinn) 息子。テニス指導員
アンバー (Michelle Ongkingco) サマーのルームメイト
Head Dean (Kat Sawyer-Young)
--- (Matt Crabtree) 大学の研究員
ハンス (Jorg Sirtl) ドイツ人トレーナー
--- (Teddy Wenger III) バーテン


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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