THE O.C.
(シーズン4)

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第6話 サマーの災難 The Summer Bummer

脚本/Stephanie Savage、Josh Schwartz
監督/Michael Lange、Ian Toynton
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ライアンはテイラーとキスする事によって、久しぶりに安眠に
付く。翌朝、ライアンは妙な妄想を抱き始める。ダンサーの姿
をしたテイラーがライアンに迫ってくるというもの。
キキはライアンの変わった様子に何処か心配をする。
朝、突然セスは荷物を持ってみんなの前に現れる。
これからサプライズでサマーの元に行ってくるという。
ついでに大学のアパートも探してくるというのである。
ライアンはセスに大事な話があるとするが、向こうについたら
電話で話そうという。

その頃サマーは学園長から来年の秋まで停学である事を告げら
れる。今すぐ学生寮から出て帰宅して欲しいと言われる。
荷造りしている所にチェがやってくる。貴方の作戦は成功した
様ねと告げ、自分はこの場所が大好きだった事を告げる。チェは
自分のしたことに謝罪するも、ボクの影響を強く受けた結果
変われたであろう事を告げる。停学も立派な大義の為だとする
が、貴方に影響された結果停学させられたのだと告げ、激怒する。

ライアンは相変わらずテイラーの妄想を抱いていると、そこに
キキがやってくる。春にはセスが大学のためにこの地を離れる
ので、セスの変わりを自分がするというのである。
これでも女性関係ならばセスにも負けないと告げる。ライアンは
試しにテイラーとの関係をキキに話す。すると辛いことが重なっ
ていたが、良いことが巡ってきたのだと告げ、それを受け入れる
かそれとも可能性を否定するのか?と問う。

ケイトリンの元にスペンサーがやってくると、彼女のテニスの
ガットを張り替えてきたことを語る。ケイトリンはスペンサー
に迫るが、自分は未成年者に手を出す趣味は無いと言われ、
高校の中で誰かいい人が居るのではないか?と問う。

ライアンが働く職場にテイラーがやってくると、キスした事を
謝罪する。あれから完全に避けられている事を指摘すると、
ライアンは問題はキスでは無い事を語る。ライアンは彼女に
今夜何をするのか?と尋ねると、blogを書くくらいだという。
「フェリシティの青春」の様に赤裸々に女性の心を書きつづる
のだという。ライアンは今晩彼女を誘うと、テイラーは喜び
良かったら店でアニメでも見ないか?と誘う。

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テイラーの一方的なライアンへの思いのはずが、いつの間にか
ライアンも彼女に対する妄想を抱き始める。この恋愛は果たし
て進むべき道なのか。

悶々としたライアンの行動が面白く描かれた話だった。
ただこの流れは有る意味既定路線って感じもするし、マリッサ
との関係を完全に絶つためには新しい恋愛が必要だよね。

サマーはやっぱり停学。
本当のことを言わないサマーは凄いけど、やっぱりこの流れ
も、遠距離だと都合の悪い部分が出てくるために、オレンジカ
ウンティに彼女を呼び寄せるための措置って感じもする。

セスがチェに対して血の復讐をしようとしていて、それを知った
チェがDVDを残して消え去るというのが、なんとも滑稽だった。
アイツ、サバイバルの訓練も受けて地下に潜ったから、ビンラ
ディンの様に見つからないとする辺りのやりとりが笑えた。
少々この地球環境ネタも飽き始めていた事なので、今回全て
終わらせたのは良かったと思う。チェが製薬会社オーナーの息子
だったというオチは微妙なものがあるけど、子は親に反抗する
ものなのねというサマーのセリフが、頷けるものとなった。

今回は随分ケイトリンの活躍も見られた。
ケイトリンの同級生との絡みって初めてみた。
シーズン3の終わり頃に、寄宿学校の彼氏との絡みは有ったけど、
今回の展開は、地元の高校で活躍するための布石になるのかと
思った。ただあんまりケイトリン自身は友達関係とか信じて
居ない感じもするし、今回の行動は気まぐれって感じにも思える。

コミック店の店員・ロジャーなんてのも出てきた。
深作欣二監督とか北野武監督の名前が出てくる所が笑えた。
北野武の映画「バトル・ロワイヤル」は良い!!と告げていたけど、
それ深作欣二監督とごっちゃになっていますって感じだね。
北野武のフィギュアがレアものだとか。是非見てみたい気もする。

天国の7分ゲームなるものがパーティー会場で行われていたけど
アメリカのパーティーではそういう事をするものなのだろうか?

マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケイトリン・クーパー (Willa Holland) マリッサの妹
チェ (Chris Pratt) 環境活動家。本名:ウィンチェスター
ブラッド・ワード (Wayne Dalglish) 双子
エリック・ワード (Corey Price) 双子


ゴードン・ブリット (Gary Grubbs) 石油王、父
スペンサー・ブリット (Brandon Quinn) 息子。テニス指導員
アンバー (Michelle Ongkingco) サマーのルームメイト
Head Dean (Kat Sawyer-Young)
ライリー (Ashley Benson) リーダー格の女
ロジャー (Chris Dotson) コミック店で働く
オリビア (Kaili Thorne) リアの友達
リア (Janel Parrish) オリビアの友達
コナー (Daniel Booko) ライリーの恋人
バム (Kelly Hare) キキのデートクラブの客
ダルトン (Stephen DeCordova) チェの執事
--- (Daniel Graves) 判事


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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