THE O.C.
(シーズン4)

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第9話 2人の父親 The My Two Dads

脚本/Stephanie Savage、Josh Schwartz
監督/Michael Schultz
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ライアンの父・フランクが出所し、この町にやってくる。
不正経理をしているジュリーに近付くと協力を求める。

この日テイラーはサマーの元を尋ね、新年の抱負を考えるのを
手伝って欲しいという。来年こそ人の家でプラプラするのを
辞めること。サプリを飲むこと。サマーは3つ目として結婚式
の企画を担当してくれないか?という。しかしサマーの表情が
曇っていることに気がついたテイラーは事情を聞く。すると
いつかはセスと結婚したいと思っているが、今は難しい事を
語る。しかし婚約解消は無理だとし、あの時のセスの表情は
本気だったという。
一方セスもライアンに婚約したことを告げる。しかしライアン
はすぐにセスが後悔しているであろう事を見破る。
本気ではないならば辞めるべきだというセス。しかしセスも
またあの時のサマーの表情を見れば断れないという。

セスとサマーが話し合うのをライアンとテイラーは遠くから
見守っていた。互いに今は結婚したくないと思っている事を
確認し、一人がもう少し結婚は待とうと言えば一件落着なのに
と告げる。
セスとサマーが話し合いを終え近付いてくると、二人に結婚式
の付添人になってくれる様頼むのだった。最悪だと呟く。

サンディはフランクを呼び出し、何が目的なのか?と問う。
フランクはライアンに逢いたいことを告げると、それならば
本人に名乗り出れば良いという。サンディは再会を応援するつ
もりは無いと語る。フランクは自分は変わったとして8年間
一滴も酒を飲んでいない事を告げ、チャンスをくれと告げる。

ライアンはセスに対して結婚は辞めると言うよう語る。
したくないのならば自分で言えば言いとするが、勇気が無く言
えないのならば、相手に言わせるようし向けてはどうか?と語る。

一方ケイトリンが通う高校にはウィルという転校生が来る。
優等生の彼はタイディ先生の授業でも発表をそつなくこなす。
ケイトリンも発表するが、タイディ先生からは落第の危機を
忠告される。タイディ先生はウィルを呼び、明日までにケイト
リンの原稿を仕上げるのを手伝って欲しいと頼む。

サンディはライアンに対して父・フランクに逢ったことを告げる。
色々と聞きたいことはあるが、父は遠い過去の人のような気が
するという。大事なのはお前自身だとすると、ライアンは今は
逢いたくないと告げる。

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サンディの前に突然現れたフランク。妻・キキの会社に偽名を
使って近付いていたことを知り真意を問いただすと、彼は息子
のライアンに逢いたいのだという。DVと強盗で服役していた
彼は、家族に暴力を振るっていたのは酒のせいだとし、8年間
酒は断っている事を告げ、逢わせてくれるよう求める。

フランクの意図がなんなのか。
これまでのこのドラマを見ていれば、最後の最後まで気の抜け
ない事は疑いの余地が無く、またしてもライアン暴走の発憤剤
になるのではないかと緊迫感のある流れ。

結果的にライアンに逢いたいが為にガンで余命幾ばくもないと
嘘をついていたけど、あれだけガタイが良いし病気という
イメージは何となく浮かばない所があった。

フランク役のKevin Sorbo 。
何処かで見たことがあるなと思っていたら、「Hercules」
シリーズのヘラクレス役の人だね。10年くらい前にスカパー
のスカイチャンネルで見たのを思い出す。「ダーマ&グレッグ」
でもチャーリー役。「アンドロメダ」でもディラン・ハント
艦長役で出演している。

一方セスとサマーは結婚話。
互いに婚約は早いと感じているのに、断ることが出来ないで
居るのは複雑な心情が交錯していそう。
互いに相手側から断らせるよう揺動させる辺り笑えるけど、
そこまでしているのならば、思い切って自分から言えば良いの
にね。ジュリーがサマーに加勢した時点で、もっと複雑な
展開になるのかと心配した。

一方ケイトリンとウィル。
今後この二人のエピソードが増えていくのだろうか。
なんとなくチクハグな感じはするけど、元々ケイトリンは常識
外の女性だからね。レポートの発表はアドリブで上手く切り
抜けたみたい。

テイラーがライアンと危機を乗り越えようとして気を遣っている
所がまた印象的だったけど、テイラーってちょっと頭の回転が
早くて、おしゃべりすぎる感じだね。互いに良い方向に向いて
居るときは良いけど、ちょっと関係がこじれたときには凄く
辛そうだ。

マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケイトリン・クーパー (Willa Holland) マリッサの妹
チェ (Chris Pratt) 環境活動家。本名:ウィンチェスター
ブラッド・ワード (Wayne Dalglish) 双子
エリック・ワード (Corey Price) 双子


ゴードン・ブリット (Gary Grubbs) 金持ち、ジュリー好き
フランク・アトウッド (Kevin Sorbo) ライアンの父
スペンサー・ブリット (Brandon Quinn) 息子
ウィル・トゥット (Chris Brown) 転校生
タイディ (Bridgett Newton) 英語教師


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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