THE O.C. (シーズン4) http://www.ntv.co.jp/oc/

第10話 フレンチ・コネクション The French Connection

脚本／Josh Schwartz
監督／John Stephens
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テイラーはアルバイト中のライアンの元に行くと、三週間後の
バレンタインデーの完璧なプレゼントを見つけたので今すぐに
渡したいという。そこにはライアンと出会ってからの印象的な
アイテムを事細かに取っていたアルバムであり、ライアンには
内緒で撮っていた携帯写真も多数含まれていた。
そんな中、テイラーは書店の店頭で有る物を見かけて驚く。
フランス人の元夫・アンリ・ミッシェルが執筆した本"ピーチ
の季節"が店頭に並んでおり、しかもフランスではベストセラー
になっていて英語の翻訳本が発売されたというのである。
アメリカ人と結婚する実体験の本。ピーチは私のことだとすぐに
分かる。

セスはサマーとの結婚の報告のためにシアトルで働いている
外科医ロバーツの元に行くことになる。ロバートがダメといえ
ば悪者にならずに済むというセス。ライアンは断られる様祈って
いるという。

テイラーは再びライアンを尋ねる。
自分は隠し事をしたくないので話すが、書店に並んでいるこの本
の主人公は私だという。絶対に読まないで欲しいというテイラー。
ライアンはロマン小説など一度も読んだことがないとし、映画
化になるまでは目にしないと約束する。

ジュリーはスペンサーと話し合い、顧客であるジェイコブセン
に相手を派遣しようとする。共同経営者のキキには内緒で売春
を斡旋している二人。キキがオフィスにやってくると、二人で
何をしてる居るのか?と問いつめ、ジュリーが持つファイルに
目が留まる。

テイラーはサマーの元に行く。
サマーが今でもセスとの結婚話を進行している事に驚くと共に
私の離婚から何も得ていないのか?と問う。同級生のホリーが
結婚したので生活のことを聞いてみたらどうか?という。
サマーは最近この界隈で流行し始めたアンリ著作のピーチの季節
を呼んでいた。この本に出てくる女性はとても下品だと語る。

ライアンが働くメキシカンの店にサンディがランチの為に訪れる。
カウンターの隣に座っている男性は、ピーチの季節を呼んでいた。
ライアンはそのピーチとはテイラーの事であることをサンディ
に語る。
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ライアンとテイラーの関係は順調に推移していたものの、突然
書店であるものを見つけたことから事態は急変していく。
テイラーの元夫が執筆した本"ピーチの季節"がフランスだけで
なく、オレンジカウンティでも発売されたのである。
一方セスは、婚約を進めるべきかどうかで悩んでいく。

ライアンとテイラーのエピソード。
テイラーの夫・アンリって執筆家だったのね。
展開としてはかなり都合良く現れた感じだけど、取りあえず
二人の関係を混乱させる意味では面白い登場のさせ方かな。
テイラーってフランス語がペラペラで、まさかフランスに
渡っている間にテレビ番組に出るほどの人物に育っているとは
思わなかった。こんな設定、かなり強引だけどね。
チノ生まれのライアンにとっては、テイラーとアンリの会話に
ついて行けずに拗ねていく展開だけど、そのままのライアンで
良いと言っていた割に、相手に紹介するときには嘘偽りの
ライアン像を造られてしまったことで失望するのも当然なのか
も知れない。

セスとサマー。
今回はサマーの父・ロバーツに許可を貰うために単身・シカゴ
へと乗り込む。
サマーの事を愛しているのか?と問われたときにクールなんて
言葉を使ったものだから本気だとは伝わらず一度は却下される
も、説得することで取りあえず卒業後にまた来るよう告げられる。
一方サマーはヤングニュープシーなる所謂金持ちのヤンママ
軍団に仲間入りするかどうかの流れだった。
未だにチェが登場するところが笑えるけどね。
パンケーキがピンクに染められそうな中で、間違いだと気付いた
サマー。
セスは婚約を続ける派でサマーは結局自分自身を見つける旅
パート2って事になるのかな。

ケイトリンとウィル。
何がどう良く映ったのかケイトリンはウィルの事が好きみたい。
二人の下部がそんな相手に嫉妬している感じ。
ケイトリンも認めたとなると実行力が早いな。

キキとジュリー。
ジュリーが売春を斡旋しているのがばれてしまった。
下手すれば逮捕という事だけど、ジュリーはこのまま継続して
いくのかどうか。一応生活の基盤だし簡単に辞めるわけには
行かなそうな感じもするけどね。