THE O.C.
(シーズン4)

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第11話 ドリーム・ラバー The Dream Lover

脚本/Leila Gerstein
監督/Patrick R. Norris
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セスはライアンにプロポーズを断られたとして落ち込む姿を
見せると、でも交際を断られたわけではないと慰める。
テイラーはサマーと会話し、17回もライアンに電話したのに
一向に通じないという。ライアンは心の準備が出来たら電話
しようと考えていた。
チェはサマーの様子が心配になりロード
アイランド
から来るという。
テイラーの元に
アンリから電話が鳴る。サマーは恐らくライアン
はアンリがフランスに帰国するのを待っているのだとすると、
テイラーは彼はフランスに帰国せずどうやら家を探している
様だと語る。

ライアンの元にサマーがやってくる。彼女はセスを探していた。
プロポーズを断ってから一週間全く連絡をくれないのだという。
ライアンはセスは結膜炎で苦しんでいたと嘘をつく。
サマーはテイラーもライアンからの電話を待っている事を告げる
と、アンリがフランスに帰るのを待っている事を告げる。しかし
サマーはアンリが帰国しない事を告げる。

サマーの家にいくセス。するとそこにはチェの姿があった。
チェはサマーがセスからの連絡が無いと心配していたことを
告げる。今度は僕が君たちを助ける番だというチェに対して、
僕のプライドは健在なので心配するなというセス。
そんな中サマーが帰ってくると、セスに対して今夜はデートを
しようと彼を誘う。

テイラーはアンリと逢うと彼はテイラーと一緒に住みたい事
を告げる。貴方は相手の反応を気にせず自分をさらけ出す勇気
がある人だというテイラー。

ケイトリンはウィルに対して、貴方が勉強を見てくれたお陰
で成績が上がったと彼に感謝を示す中、ロッカールームで
二人の姿を睨み付ける女性の姿があった。ウィルと同じブラス
バンド部の生徒・
ルーシーだった。金曜日に新しいユニフォーム
を作成するために、ラウンジでセールスを行うというと、ケイ
トリンにも来ないか?と誘う。

キキはジュリーからの電話を一切取り次がなかった。
私はジュリーアレルギーだというキキに対して、私たちの友情
がこんな風に終わるはず無いという。

ライアンはテイラーと逢うためにサマーの家に行くと、恐らく
彼女はフォーシーズンズに居るという。貴方のライバルは
家をプレゼントしようとしている事を告げ、フランス人と
戦うならば有利な方向に持って行くべきだと言われる。

サマーはセスと部屋でデートする。部屋にはムード一杯に
蝋燭の火や装飾品で飾られていた。いつかセスと結婚したい
事を告げるが、セスは途中で部屋から出て行ってしまう。

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ライアンはテイラーが自分のことを他人に紹介するときに嘘を
付いていたことに失望し、アンリとテイラーが会話している
姿にどうしても自分とのギャップを感じていく。
一方サマーは婚約出来ないことをセスに話したことで、決意を
固めていたセスとの間に歪みを感じていく。

テイラーがライアンを追っていたはずの関係がいつの間にか
ライアンがテイラーを追っているという不思議な逆転現象。
ライアンが小さな事でテイラーに失望したのも問題だけど、
やっぱり問題の原因はテイラーにも有ると思う。

ライアンの中には無かったようなキャラクターを引き合いに
だして、如何にライアンがテイラーを特別に思っているのかを
描いた。ライアンがグミ入りのテディベアーに人形をプレゼント
したり、詩の朗読会に於いて彼女のために詩を読むなんて
誰が想像しただろうか。

一方セスは傷ついたプライドを立ち直す為にチェとキャンプ
にいく。古代の儀式を行いラッコを救ったことで立ち直った
セスだけど、同時にチェもまたラッコの姿を見たという。
これってチェがゲイに走るという合図なのか?

折角改心したライアンだけど、今度はテイラーが自分自身
との戦いに突入してしまった。愛しているという言葉は何よりも
自分にとって求めているもので力強いものだという彼女。
しかしその言葉を聞く準備が出来ていないとの事で強くなる
まで付き合うべきではない事を語る。
まぁまだ高校を出たばかりなんだし、テイラーは既にバツイチ
まで経験している訳だし、もう少し落ち着いた方が良いのかも
知れないね。

ケイトリンの展開はちょっぴり切ない物があった。
ケイトリンはケイトリンらしさを貫くも、その行動が逆に
ウィルをウィルらしさを奪うものだと分かる。
ルーシーなるアジアンな女性(テコンドー茶帯とか言っていた
ので韓国系か)からその事を指摘され、今までのケイトリン
ならば聞く耳を持たなかっただろうに、相手のことを気遣う
姿があった。

キキとジュリーの関係は相変わらずだけど、友達としてのキキ
が居ないと生きていけないとするジュリーはしおらしくも
可愛く見えた。
そう思うならばもう少し落ち着いて生きられれば良いんだけど
ね。

マリッサ・クーパー (ミーシャ・バートン) 隣人。長女
ライアン・アトウッド (ベンジャミン・マッケンジー) 次男
セス・コーエン (ダム・ブロディ) ちょっとオタクで奥手
サマー・ロバーツ (レイチェル・ビルソン) セスの女神

サンディー・コーエン (ピーター・ギャラガー) 弁護士
キルスティン・コーエン (ケリー・ローワン) サンディの妻
ジミー・クーパー (テイド・ドノバン) マリッサの父
ジュリー・クーパー (メリンダ・クラーク) マリッサの母

テイラー・タウンゼント (Autumn Reeser) ソシアルチェアー
ニール・ロバーツ (Michael Nouri) サマーの父、医者
ヴェロニカ・タウンゼント (Paula Trickey) テイラーの母

ケイトリン・クーパー (Willa Holland) マリッサの妹
チェ (Chris Pratt) 環境活動家。本名:ウィンチェスター
ブラッド・ワード (Wayne Dalglish) 双子
エリック・ワード (Corey Price) 双子


ゴードン・ブリット (Gary Grubbs) 金持ち、ジュリー好き
スペンサー・ブリット (Brandon Quinn) 息子
ウィル・トゥット (Chris Brown) 転校生
アンリ・ミッシェル (Henri Lubatti) フランス人作家
ルーシー (Julia Ling) ブラスバンド部
ベアトリス (Lorna Scott) 
レイチェル (Wyndoline Landry)
フィオナ・ダンスモア (Kirstin Pierce) ジュリーの客
--- (Stacy Barnhisel) ニュープシー
ジェーン (Eden Sher)
--- (Crystal Havens) バンドオタク


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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