第10話 真犯人はオレだよ FATSO (1-10)
監督/Ida Lupino 脚本/Robert Pirosh

何事に於いても要領の悪いデーヴィと親友になったキンブルが
彼の故郷を訪ねて、過去に犯した彼の過ちの真相を解き明かす話。
留置場で出会った太った男との友情物語。

故郷への足取りの重いデーヴィの過去に迫っていく部分には、
何処かサスペンスチックな要素が盛り込まれており、興味深い
面が多いのだが、その謎解きの部分があまりにも陳腐というか、
作り自体がお粗末様で、和解に向けたプロセスが良いだけに
ちょっと惜しいシナリオだった。

寵愛を受ける兄に対する弟の嫉妬がドラマとしての真相であり、
弟はやたらと悪そうな感じなのだが、和解してみると意外と
良い奴なのかも知れない。

guest
Burt Brinckerhoff (フランク・ランバート) デーヴィの弟。嫉妬?
Jack Weston (デーヴィ・ランバート) 太っている兄
King Calder (Mr.ランバート) 父親
Glenda Farrell (Mrs.ランバート) 母親。デーヴィ贔屓?
Vaughn Taylor (クラウリー) 保安官

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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