第20話 純血種 Bloodline (1-20)
監督/John Erman 脚本/John Hawkins、Harry Kronman

犬を愛する余り、息子の事を蔑ろにする父親と息子の葛藤を
描いた話。

まともに向き合うことの無かった愛情関係の希薄な親子が、キ
ンブルの行動によって、改めて親子の絆を取り戻す話で面白かった。

犬の疾患が発覚してしまうと犬舎が高値では売却できなくなって
しまう。そんなそろばん勘定を弾いたのは、犬舎暮らしからは
すぐにでも脱したい息子・ジョニーの恋人コーラ。
彼女の存在がドラマを興味深いものにし、緊迫感を生む原因を
作っていた。

こんな所にまで警察の手が届くとは思わなかったが、最後の
展開には結構ドキドキさせられた。

犬でさえ殺せない男が人間を殺せるはずがない。
キンブルの事を信じてくれた主人は息子との関係には不器用だった
が、とても良い人だった。

guest
John Considine (ジョニー・ボディン) 長男
Nancy Malone (コーラ・ボディン) ジョニーの恋人
George Voskovec (マックス・ボディン) 犬舎の主人
Parley Baer (リー・バローズ) 犬舎を購入しようとしている
Dan Barton (サムソン)
Lew Brown (ハケット)
Scotty Morrow (JTタイヤー)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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