第29話 絶体絶命 THE END GAME(1-30)
脚本/George Eckstein 監督/William Graham

一枚の町中で撮られた写真がきっかけで、キンブルが追い込ま
れる話。

アメリカ放送分では、これが第1シーズン最後の話しとして制作
されたもの。
それ故にドラマはこれまで以上に緊迫感があり、ジェラードと
キンブルの行き詰まる攻防戦が見られた。

潜伏先で出会ったリードとデブリン。
互いに悪口を言い合いながらもとても良い関係の二人が今回の
ドラマの主役と言って良いほど。
キンブル事件に関しても、二人は相反する意見を持ち合わせて
いて、警察の前にキンブルを突き出そうとするデブリンと
無実だと主張するリードの口論が緊迫感を生む要因にも繋がって
いたと思う。

最後の自動車事故で死亡したのか生存しているのか曖昧な表現
で終わらせるものとばかり思っていたが、ちょっとリードの
出てくるタイミングが早すぎるといった感じを受けた。

NHKは第1シーズンが終わった後は、第4シーズンを放送する
様だ。まぁこのドラマ1シーズン辺り、30話の長編だから仕方が
無いかな。第4シーズンはカラー化されているとの事なので
情報量も増えることだし、なんだか楽しみだ。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

guest
John McGiver (ジェイク・デブリン) 密告しようとする老人
John Fiedler (サム・リード) キンブルを擁護する老人
Joseph Campanella (スペンサー) 地元警察
Christopher Connelly () キンブルにラジオを売る青年
Stuart Margolin (ジミー) TV局員
Lee Krieger () 屋台

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