キンブルは都会のアパートの管理人として働く。
するとそのアパートで若い女性が殺される事件が発生する。

殺しの手口がキンブルそっくりだとしてジェラード警部が
やってくるのだが、この行動があまりにも不自然であり、
物語を面白くするためだけにやってきた感じがする。

なんとなく映像表現がヒッチコック風で面白かったのだが、
当時のアメリカの雰囲気がそうさせたのかな。

キンブルは友人であるロジャーを庇うことなく、自分が捕まって
しまうからとして自首を勧める展開が、やや腑に落ちなかった。

名門家が現代社会に適応できずに落ちぶれてしまうという設定が
あまりにも寂しい。

guest
Richard Anderson (スローン) 警部
Ellen Corby (マードック) お婆さん。キンブルに修理を頼む
Robert Drivas (ロジャー・ローランド) 長男。ちょっと精神異常?
Eduard Franz (エドワード・ローランド) フランスの王族の血筋
Walter Gregg () ミリーのボーイフレンド
Rosemary Murphy (ターニー) 目撃者
Madlyn Rhue (リズ・ローランド) キンブルを好き。ロジャーの姉

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)