第34話 入場券は「死」 DEATH IS THE DOOR PRIZE (4-2)
脚本/Oliver Crawford 監督/Don Medford

片腕の男を追って入った電化製品展示場。
スリと間違われて警備員に追われているところで、ある事件
が発生する。

ドラマとしては面白かったのだが、ちょっと強引な感じもするな。
特に何の疑いもなく人を信じて初対面の人間に愛情を注いで
しまうヒロインのマルシアのキャラクターは出来すぎていた
感じ。

また息子に正直に自供させようとする父親の行動の立派な事。

それに対して偽証でも良いから証言して欲しいと頼む民間
警備員のピートは、ちょっと自らの経歴を気にするあまり、
正当な判断が出来なくなっていたかな。

刑事役にまさかオジー・デイビスが出演しているとは思わな
かった。去年亡くなってしまったけど、シドニー・ポワチエ
なんかと同様に黒人俳優の先駆者だよなぁ。とても上品な
演技をこの作品の中でも見せてくれた。

guest
Ossie Davis (ジョニー・ゲインズ) 刑事
Lois Nettleton (マルシア・ストーン) 電化製品展示案内係
Kevin O'Neal (ゲイリー) 息子
John Lasell (リー) 主人
June Vincent () 妻
Howard Da Silva (ピート) 民間警備員
Len Wayland (ボールズ) プール支配人

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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