第39話 死地に帰る NOBODY LOSES ALL THE TIME (4-10)
脚本/E.Arthur Kean 監督/Lawrence Dobkin

流れ着いた町でバーテンをしていると、地元企業が大火災に
見舞われる。TVに映る火事の現場の野次馬の中に、片腕の男
が映っているのを発見する。

またしても片腕の男とバッティングのエピソード。
シーズン4になってからと言うモノ、ドラマの中で片腕の男が
登場する機会が随分と多くなった。

ドラマでは助けた女性が片腕の男と精通している。
短い期間ではあるが、片腕の男は彼女にとって心の支えであり、
今回助けたキンブルは命の恩人になった。
面白いことに二人の事情を知った上で、彼女はどちらか一方の
人間を選択しなければならないという実に難儀な物語なのだ。

ドラマとして面白いのは、やはり警察官20名が張り込む病院へ
再びキンブルは潜入しなければならないシチュエーションだろう。
その中には宿敵とも言えるジェラード刑事もやってきて、
逮捕は必至という場面をどう切り抜けるのかという事。

またまた出会った女性を好きにさせてしまうキンブルの優しさ
を演出し、彼が殺人犯ではないという感情を上手く喚起する
シナリオだった。

guest
Barbara Baxley (マギー・ティベット) 交通事故。キンブルが助ける
Don Dubbins (マッカフレイ)
Herb Ellis (ハレット) 巡査。見張り役
Joanna Cook Moore (ルース・ビアンチ) 看護師
Phillip Pine (ローワン) 警部
Ben Wright (ファーガソン) 病院の事務局長

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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