第48話 許されざるもの CONCRETE EVIDENCE (4-18)
脚本/Jack Turley 監督/Murray Golden

北ネブラスカにたどり着いたキンブルは、建設会社で働こうと
する。面接の段階で落とされるが、社長アレックスはキンブル
の顔を警察が配布した手配書を見て知っており、採用を決定する。

10年前会社が施工した建築物が原因で街の住民を死なせてしまう。
その結果、街の住民たちはこの建築会社に仕事をさせまいとして
度々衝突が起こっている。

ドラマとして面白いのは、冒頭からキンブルの顔が割れている
という大胆な展開。それを知りつつも彼を雇う社長の意図は
何なのかがドラマとしてのポイントだった。

一見すると傲慢な社長にも見えるし、裏帳簿まで付けている
企業と言うことで怪しさばかりが目立つのだが、その裏に隠さ
れている計画が少しずつ明らかになってくると、とても良い人
で有ることが分かる。
視聴者と同様に彼の奥様も不審に思っており、あわや離婚の
危機さえ訪れるのだが、最後の最後で上手い感じのドラマが
待ち受けており、面白い内容だった。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

guest
Celeste Holm (パール・パットン) 妻
Jack Warden (アレックス・パットン) 夫。建設会社社長
Harold Gould (クレイラー) 反対派
Jason Wingreen (ネブス) 事務所員
Larry J. Blake (チャーリー) 従業員
Billy Snyder (ピート) 従業員

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