キンブルの大学時代の同期であり友人のフリッツが、自分が
勤める大学に片腕の男が働いている事を聞く。
キンブルは大学にやってくるが、すぐに捕まえようとするキンブル
に対し、フリッツは自分が手がけている睡眠の実験によって
片腕の男がキンブルの妻を殺した証拠を聞き出す事を提案する。

なんだか問題を複雑化させて遠回りした感じのする展開。
警察自身も片腕の男に興味はなく、キンブルばかりに固執する
姿にやや違和感を感じる内容だ。

フリッツの中に微妙な感情が流れているところがドラマとして
の妙なのかも知れない。
キンブルの妻を愛していた事実がこの事件に於ける原動力に
なっている事。そんな彼に嫉妬心を抱く妻・キャロラインの
言動に今回ドラマを盛り上げるべき全てが詰まっている。

今回は千載一遇のチャンスだったのに本当に惜しかったですね。

guest
William Windom (フリッツ・シンプソン) 大学教授
Geraldine Brooks (キャロライン・シンプソン) 妻
Bill Quinn (テリー) 所長
Don Mitchell (ケン) 黒人の実習生
Bill Raisch (フレッド・ジュンソン) 片腕の男
Lori Scott (サリー) 助手の女性
Perry Cook () バス運転手

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)