アグリー・ベティ Ugly Betty (シーズン4) http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty4/index.html

第10話 ベティの情熱 The Passion of the Betty

脚本／Chris Black、David Grubstick 監督／S.J. Clarkson
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ファーカス医師の元に歯の矯正具のメンテナンスに行くベティ。
最近のベティは綺麗になったという医師に対して、前髪とメガ
ネを変えたくらいだと告げる。そして今ではアシスタントから
エディターになった事を語る。医師は現在フリーで有ることを
アピールし、今夜食事でもどうか?とベティを誘う。お誘いは
嬉しいが現在ボーイフレンドが居ることを告げると、ファーカ
スは失望し、こんな駆け引きはもう沢山だとし、矯正具は別の
医師に外してもらってくれと告げる。

ベティとマットは幸せな日々を送る。朝7時に目覚ましで起きて
一緒に洗面台で歯磨き。一緒に出社するラブラブな生活。
マットは眠る前にベティに今日、コピールームで面白いことが
有ったとするが、ずっと一緒だったから知っていると告げる。

ベティは久しぶりに実家に帰宅すると、マットから花束が届く。
メッセージカードにはベティが居なくて寂しいという音声
メッセージ。ヒルダは自分の知り合いに、最初はラブラブだった
が、愛想を尽かすカップルは何人もいることを告げ、その内
ちょっとしたことでイラっと来るようになるとすると、ベティ
もその事が不安になる。ベティはヒルダに妊娠の件はどうなって
いるのか尋ねるも、ボビーの家族はマフィアと繋がっていると
いう噂が有り、父・イグナシオにも言えないと言う。
ベティはそれでもボビーは優しい人だとし、もっと一緒にいて
互いを知るべき事を訴える。

ウィリーとダニエルは互いに利害が一致して取引し、ミード社
の経営権の半分をウィリーが手に入れる事になる。しかしウィ
リーはこのままでは戻る気は無いとして、新しいディレクター
であるデニースを追い出そうとする。取材もまだ受けていない
事を知ると、ファッション関係の知識が皆無なので、インタビ
ューの場でボロが出るのを恐れているのだろうという。

マットはベティの元に行くと、アイスホッケーのレンジャース
戦のチケットを手に入れたので一緒に見に行こうと誘う。
しかしベティは深夜まで仕事があることを告げ、今日は別の人
を誘ってみたらどうか?と告げる。

アマンダはマークの写真を唐突に撮る。ウィリーからダニエル
のアシスタントに変わった途端にマークに変化が訪れている
という。むだ毛の処理も怠っているとし、マークの一週間を
毎日撮影していたとして写真を見せる。

この日、ジャスティンはボビーの車で帰ってくる。
今日はエリザベス・テーラーの映画、「バタフィールド8」の
放送が有るのを忘れていたという。リズのコールガール役なんて
素敵だというジャスティン。
息子を送ってきたボビーにヒルダはコーヒーでも一緒に飲まな
いか?と誘う。ボビーはジャスティンからアーチーの事を聞いた
とし、俺のせいだろう?と告げる。

マークはトロイが戻ってきたとして戦々恐々とする。
出張の際にパスポートをカバンに"偶然"入れてきたのに、戻って
来るのが早いという。一晩だけの関係だったのに、彼が予想以上
に熱を上げている姿に引いていた。

ダニエルはファッションバズのインタビューの仕事を引き受ける
事になったとデニースに告げる。デニースは用意していないと
して心配するが、スズキはあしらいやすいから大丈夫だと
告げる。
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★ベティとマットはベッタリ

毎日ベッタリである事を示すために、定期的な流れを描いて
いた。7時起床、洗面所、エレベーターで会社へ。
エレベーターで顔が挟まってしまうベティが笑える。

★ヒルダとボビーは距離感有り

まぁ仕方がないといえば仕方がないけど、ベティとは対照的に
二人はもう少しコミュニケーションを取った方が良かったのか
な。
どうしてもヒルダって悪そうな男しか愛せなくなっているね。
ジャスティンの父親もかなり悪そうな人でしたしね。

ボビーは52型の液晶テレビを持ってきたけど、果たしてどうや
って手に入れたのか。
brum 52lzx160とかいう型番のテレビだったけど、こんなの実在
するのだろうか。
プレゼントをもらったら有り難うだろう?と迫るボビーに対して
心のこもっていない返事をしたヒルダに特訓しなきゃと告げる
辺りのやりとりはちょっぴりエロチシズムを感じました。

でもアメリカで販売される電機機器ってどれも滅茶苦茶安い
ですよね。デジカメなんて日本の半値くらいで売ってる商品
が多いし、液晶TVなんかも滅茶苦茶安い!


★トロイとマーク

トロイはゲイバージンをマークに奪われた事で、マークに
ぞっこん。親にも紹介したいとの事だけど、連れて行っても
喜ぶだろうか?
嘘の住所を教えられてコネティカットに送られても腐りも
せず戻ってくる所は意地らしい所があったかな。

アマンダがマークは親鳥なんだから、ゆっくり子離れさせて
行くよう指摘し、別れを告げようとしたマークに、鳥の鳴き声
をするシーンが笑える。

★マークはダニエルの下で変わっていく

アマンダが一週間のマークの写真を撮っていたけど、一枚は
ベティの写真で嫌そうにする辺りが笑えるかな。
そんなに嫌わなくても良いのにね。

★アマンダは洋服に釣られていく

職場に落ちている服や靴などを見て、アマンダがまんまとウィ
リーの意図通りに部屋に誘い込まれる所が笑えるな。普通男性
に対して下着をばらまいて置いて、色仕掛けするようなシーン
で使われる手口じゃないのかな。

口を割らないとする強さが有ったかと思えば、やっぱり物欲には
勝てずに喋ってしまうアマンダがどうしても憎めない。

★クレアとカルとダニエル

ダニエルが忠告したとおりに、カルは会社経営においても
金のことしか考えていないし、本当にクレアの事を思っての
行動なのか疑問に残る。
子供の存在によってそんなカルの顔色が変わっていく所が
また、カルの性格を上手く表していたけど、金持ち故に、金
を奪おうとする者達が多くて人間不信になるのも有る意味
では仕方がないのかも知れないね。

カルだけでなく同時にマットも辞めていくとは意外。

★愛情ストレス発散法?

マットはベティと別れている間に、多数のベティの絵を描いて
いた。好きな人の絵をよくあれだけこき下ろした題材として
描けるなぁと思ったけど、その絵がギャラリーでは大絶賛。
確かに魂だけはこもっている気がする。
あの絵是非欲しいな。

★デニース追い出し作戦見事成功

スズキを軽くあしらった後、カメラを回したままデニースに
本音を暴露させてそれを撮影・公開する。
ダナチャランでもドッグフードでも売れれば良いと本音を
ぶちまけた事でクビ決定。
デニースはエンポリオ・アルマーニとジョルジオ・アルマーニ
を兄弟と思っているのよ!とはマーク談。



ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
マット・ハートリー (Daniel Eric Gold) ミード社へ
カルビン・ハートリー (David Rasche) マットの父
ミーガン (Smith Cho) ジュニアエディタ

ボビー・タラーチノ (Adam Rodriguez) ヒルダの元彼
トロイ (Matt Newton) "モード"の社員。マークとパートナーに?
タイラー (Neal Bledsoe) クレアの息子
デニース・ルドリッヒ (Nadia Dajani) 新しいディレクター
フランシス (Christine Ebersole)
ファーカス (Jesse Tyler Ferguson) 歯科医
マイキー (Michael Chenevert) 警察官、ボビーの友人
--- (Nathanael Maini) ギャラリーの後援者
--- (Jian) モデル
--- (Quarles Antoine) ギャラリーの客

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)