ビクトリアス
VICTORiOUS (2011年・アメリカ) シーズン4

主題歌:ビクトリアス・ジャスティス「Make It Shine」
公式ツイッター
https://twitter.com/victorious
公式ホームページ
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http://www9.nhk.or.jp/kaigai/victorious/




 

Sep. 29, 2012
第2話(46) キングは俺だ! The Hambone King

監督/Steve Hoefer
脚本/Dan Schneider、Matt Fleckenstein
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学校に着くとロビーが生徒たちにチヤホヤされているのを見て
アンドレとベックはどういう事なのかと問う。
スラップに
投稿したビデオのお陰で注目を浴びている
のだろうとのこと。
アンドレによるとそろそろロビーは
"乙女の笑い"のポーズ
取るはずだという。笑いながら顎に手を持って行く動作だとい
うアンドレに対して、ベックはそんな素振り見たことがない
とするが、本当にその通りの動作を行ったので二人として
笑う。トリーも遅れて合流するとロビーがチヤホヤされて
いることにやっぱり驚く。スラップに動画が掲載されたお陰
だとするが一体何のビデオなのか。キャットも突然
タップダン
スをしながら"ジャジャーン"っと現れる。ミュージカルの
オーディションでタップダンスを踊る為に練習しているとの
事だった。キャットもやっぱりロビーがチヤホヤされている
理由を知りたがるので、アンドレはピアパッドで、
ロビーが
投稿した動画
を見せる。彼は
ハムボーンキングなんだとし、
椅子に座りながら自分の体を手でたたくというパフォーマンス
を披露していて、相当練習したであろう姿が見て取れた。
しかし
それを見たトリーは何処か様子がおかしかった
ベックはアンドレから奪ったヒマワリの種の皮を剥くのが
面倒だと告げると、キャットが私が割ってあげるとして、
突然床に種を蒔くとタップダンスをして割っていく。しかし
床に蒔いた種など誰も食べないと告げると、シンジンが現れ
それを食べ始めるのだった。

寿司店"ノズ"に行くトリーとキャットとロビー。
ロビーはずっと不思議なことが有るとして、二人に質問する。
スカートってどうやって履くのかということ。片足から
履くのかそれとも一気にジャンプして履くのか。
そんな会話をしているとノズの店主、Mrs.リーからロビーに
対してアイスクリームの天ぷらデザートがプレゼントされる。
ロビーにだけの特別なプレゼントだとし、ハムボーンキング
だからだという。リーも
The SLAP.comでロビーの動画を見て
いたのである。料理人のクワクーも恥ずかしそうにしながら
ロビーの前に現れサインを求める。
トリーがトイレに立つ中、ロビーは突然トイレは何でトイレ
というのかと問う。キャットによると入れが訛ってトイレに
なったのではないかとつげ、"入れトイレハイタッチ"と
盛り上がる。
アンドレとジェイドもまたノズにやってくるが、ロビーたち
との同席を断るジェイド。

そんな中ロビーのデザートを取り上げ床にたたきつける男性
二人が来る。名前はジャロルド・アードベックマール
いう男性だった。ロビーはなぜデザートをそんな風にするのか
と問うとマールはお前が嘘をつくからだとし、ハムボーン
キングはジャロルドだという。9歳の頃のジャロルドは今の
お前よりも上手かったのだとして、それを証明する為に
表に出ろとロビーを挑発する。

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ハリウッドアーツでは密かにロビーに注目が集まっていた。
ハムボーンというパフォーマンスに於いてそのパフォーマンス
が奇抜かつ洗練されたもので、ロビーの動画が投稿サイトに
掲載されたからだった。しかしハムボーンという名前を聞いて
トリーの様子が変になる。そんな中ロビーがハムボーンキング
としての特権を満喫しているとそれに異議を唱えるものが
現れる。

今まで歌や演技でのパフォーマンスシーンが大勢を占めて
いたけど、今回はロビーの個性を生かしたパフォーマンスが
フューチャーされた話だった。
ハムボーンなるパフォーマンスがあるのかよく知らないのだけ
ど、なかなか面白いパフォーマンス。ただ体を痛めそうな
もので、島木譲二さんの大阪名物パチパチパンチ同様、自分
を犠牲にしてパフォーマンスする姿に長い時間はなかなか
出来ないかも。
キャットが挑発してくる相手が怖いとしていたけど、ジェイド
がオタクが2人自分の体を叩いて勝負するだけだから怖いこと
なんてないとする辺りが、的を射ているのかも。

アメリカだと何でも対決形式になるね。
古くはヒップホップも相手を挑発して、殺し合いにまで発展
するケースが有ったけど、日本でも一部ラッパーたちの間で
そういったニュアンスのやりとりがCDアルバムに込められて
いたりもしたけど、日本の場合どうしてもヒップホップ自体
がマイナー過ぎて盛り上がらなかった。

トリーの様子がおかしいことから、大体は予想出来るもの
が有ったけど、自分から私は7年前に西部地区の少年少女
の部でハムボーンキングだったとしてビデオを見せる。
トリーの9歳の時の映像を見て、ジェイドがさりげなく
"かわいくないわ"と呟くところなど、相変わらず排他的立場を
取っていて笑えた。

おもしろさのほとんどは小ネタだった。
コインの裏表を決める際に、コインを投げたマールがロビー
に対して裏か表か当てろというニュアンスで当てろと言った
のに、"コイン!"と語るとか、挑発に乗らないロビーに対して
マールがキャットに嫌がらせとして竜巻と称して、顔に
息を吹きかけるところなど、笑いどころなんだろうね。

トリーがロビーの修行をするシーンは映画「ロッキー」っぽい
ところが有ったけど、寧ろトリーが骨のTシャツを着ている
ところの方が笑えた。くじけそうになった時には、トリーが何で
逃げるのよ"オタクだから?"と思わず口を滑らせるところ
とか、限界までやったと思えればロビーは何でも出来るのだ
としながらも、"じゃあロビーとつきあえるか?"と尋ねた際
には瞬殺したところなど、クスリとさせられるシーンだった。

ジェイドの衣装が相変わらずちょっぴり挑発的で胸が出そう
な感じで艶めかしいものがあったし、トリーナもまた
より一層肥えた感じがして、ベックの膝の上に座るシーンが
有ったけど、なんとなくあの太ももを見るとすごく重そうと
いう感じがして、何とも言えないものがあった。横目で
見たジェイドがその行為に何も言わなくなったのは成長した
というところなのか。

トリー・ベガ (Victoria Justice) 歌手をめざす
アンドレ・ハリス (Leon Thomas III) ミュージシャン志望
ロビー・シャピロ (Matt Bennett) パペットのレックスと一緒
ジェイド・ウェスト (Elizabeth Gillies) トリーにライバル心
キャット・ヴァレンタイン (Ariana Grande) 感情豊かな女の子
ベック・オリバー (Avan Jogia) イケメン
トリーナ・ベガ (Daniella Monet) トリーの姉
シンジン・ヴァン・クリーフ (Michael Eric Reid) 生徒、メガネ
アーウィン・シコウィッツ (Eric Lange) 担任の先生
レックス (Jake Farrow) パペット
レーン (Lane Napper) 生徒指導の教師
ホリー・ベガ (Jennifer Carta) 母
デビッド・ベガ (Jim Pirri) 父

Mrs.リー (Susan Chuang) 寿司"ノズ"経営
ジャロルド・アドーベッグ (Troy Doherty) ハムボーンキング
若い頃のジャロルド (Augie Isaac)
クワクー (Nee Leau) ノズの料理人
若い頃のトリー (Megan B. Richie)
--- (Rodney To) Sushi Chef
マール () ジャロルドの友達
スーザン () ジャロルドがトリーを裏切り彼女と・・


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