ヴェロニカ・マーズ 〜私は放課後、探偵になる〜 Veronica Mars (シーズン2) http://veronica-mars.jp/

第1話 普通”の始まり? Normal Is the Watchword

脚本／Rob Thomas 監督／John T. Kretchmer
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ヴェロニカの親友・リリーが殺害された件で、その犯人が
父親のアーロンだった事を知ったヴェロニカは危うく閉じ込め
られた家の中で火を放たれて焼死させられる所だったが、
キースが助けに来たことで一命を取り留める。

明日から新学期が始まろうとしていた。
親友、そして彼氏も居て、リリー殺しの容疑者は拘置所に送ら
れている中、ヴェロニカは探偵業を辞めて普通の高校生らしく
喫茶店でアルバイトをしていた。
ヴェロニカのバイト先にケルヴィン・ムーアがゃってくると、
薬物検査が陽性になり体育の授業などを受けられなくなった事
を語り、調査して欲しいと頼みに来る。10ヶ月間ドラッグは
やっていないので陽性のハズは無いという。しかしヴェロニカ
は探偵業をやっていない事を話すと、セレブ側に戻ったから
なのか?と問われ、セレブは何で薬物検査に引っかからないの
か?と皮肉混じりに語る。

そんな中、リリー事件の件でキースはテレビに出演していた。
キースは怪我の治療費の捻出と、母親・リアン・マーズが
5万ドルを持ち逃げした事も有り、サンディエゴトリビューン
の事件記者に話を持ちかけられて、リリー事件の顛末を本
"小さな町の大事件"として出版したのである。アーロンが
三ヶ月前に逮捕された際に娘を助けたのかという質問を受ける。

ヴェロニカは三ヶ月前の事件について思い出していた。
あの日はアーロンに襲われただけでなく、実は夜中の三時に
寝ていると傷ついてボロボロになったローガンがヴェロニカ
を尋ねてきたのである。ローガンはあの日、振られた勢いで
酒を飲み橋の上に居た際にウィービルらバイカーたちと派手
にケンカになっていた。ローガンはボコボコにされて
気絶するが、気がつくと手には血の付いたナイフを持ち、
目の前にはバイカーの一人・フィリックスがそのナイフで
刺されて死んでいたのである。オレは決して刺しては居ないと
告げると、救急車を待つ間にナイフを川に捨て逃げてきたとの
事だった。ヴェロニカはローガンを介抱していると、そこに
警察官のレオがやってきて、ローガンを殺害容疑者として連行
していく。

いよいよヴェロニカは最上級生になる。
学校へいくヴェロニカだが、カリフォルニア州ネプチューン
では現在対立関係が深まっていた。セレブとノンセレブとの
関係が悪化していたのである。セレブは何をしても罪に問われ
ないという事件が起き、ローガンもその一人だったのである。

校内にいたヴェロニカの元に親友のウォレスがやってくる。
すると彼からは突然バスケチームを首にされた事を聞き、
薬物検査で陽性になったのだという。自分だけでなく5人が
首になったとの事。しかしクォーターバックのジミー・デイ
だけは何故か首になっていないという。彼こそ大麻の常習者
なのに・・とウォレス。セレブの中でも一人だけ検査に引っか
かった人物がおり、それはメグとの事だった。メグはかつての
ヴェロニカの親友だったが、メグの元彼であるダンカンと
つきあうようになってから、メグとは疎遠になっていたので
ある。

ウォレスから尿検査の手順を聞かされる。
小さいコップを手渡されトイレで採取し目の前でカップにテー
プで封をされ検査に回されるという。その封が開けられれば
検査はされないとの事。中身を入れ替えるという行為は不可能
である事を告げる。ウォレスは教務課の仕事の手伝いはしなく
なっていたが、マスターキーとパスワードは用意しておいたと
してヴェロニカに調査する様求める。ヴェロニカは検査に引っ
かかった人物の共通点を探ろうと言う。
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■いよいよ最終学年のヴェロニカ

シーズン2は、リリー殺しの容疑者・アーロンが逮捕されてか
ら三ヶ月後の世界みたいだ。
大怪我を負っていた父・キースも無事回復している中で、本を
出版している状況。

■三ヶ月の間に何が??

ヴェロニカはこの三ヶ月の間に、ローガンと付き合っていた
様子。ローガンの妹、そして母が亡くなり、父親・アーロンは
拘置所無いということで、最悪の状況のローガン。
一度バイカーの男・フェリックスの事を殺害容疑でローガン
が逮捕されるも、ローガンがセレブである事で釈放されたの
ではないか?という憶測が広まり、現在ネプチューンの町では
セレブとノンセレブの間の対立関係が深まっているようだ。
ローガンがあまりに遊び人であり、風紀を乱す行動を取って
いることから、ヴェロニカとは別れており、その後ヴェロニカ
は、ダンカンと付き合い始めた様子。

■薬物検査

5人の男女が突然ドラッグ検査の陽性反応が出た様子。
一度は普通の学園生活を送ろうとしたヴェロニカも、親友の
ウォレスが引っかかったことで調査を開始。

当初検査書が偽造されたものではないかと疑ったり、尿が
入れ替えられたり、また知らない間に差し入れられた食べ物の
中に薬物が入っていたのではないかと疑うもどれも違うモノ
だった。

■陽性反応に引っかかったものたち

ジリー。
父親が別荘の斡旋業をしているが、ボートローズオブファン
コープという会社にビーチハウスを貸して、その一つの部屋
が雨漏りするという事で、スティーブ・ワッカーの両親に全額
返金する様訴訟を起こされている。

ヴィエット。
テニス部の彼は学園NO1プレイヤーのジェニングス・クロフォー
ドに勝利したものの、色々と難癖をつけられている。

ケルヴィン。
2年生のバターズが生意気にしていたので、パンツをひっぱかし
た事が有るのだという悪ガキ。

メグ。
チアリーディング部で、かつてヴェロニカの親友だったが、
陽性反応が出てしまった様子。

ウォレス。
ヴェロニカの親友。バスケの選手だったが、陽性反応が出た。

■被害者に共通すること

全ては体育館でのバターズのパンツズリ下ろし事件が関係して
いるようだ。全員その場に居逢わせて笑っていたとの事。

選手達が引きずり下ろされた後、レギュラーに入った人物は、
ボブ・パットン、ジェニングス、シャニー・フィーバー
スティーブン・ワッカー、シェリー・ポムロイ。

■ボートローズオブファンコープ

株主を調べていくと、パットン一家、ラリーとナンシー・クロ
フォード、ミルトとミリー・フィーバー、マイクとリル・ワッ
カー、エスター・ポロムイ。ウォルトとバニー・デイだと判明。
全て引きずり下ろされた選手と入れ替わった選手。そして
体育館でバターズを笑った人物の両親である事が判明。

上手い事、検査機関のジム・チアリーを名乗り、不正に手を
貸したことで金をせびる様仕向けて、その会話を関係者に
聞かせることで疑いを晴らしていく。

■ディック・キャシデー、ビーバー

ローガンの悪友で、セレブ側の人間。
公園の市民プールの火事は彼らによる仕業らしい。
セレブは家にプールがあるので関係がなく、ノンセレブたち
の遊ぶ場を奪ったようだ。

■野外活動

新聞クラブのメンバーたちを野球場に招待したのはダンカン。
娘のジアを公立学校に行かせて、娘が好きな新聞の授業の中
で友達を作らせるために行ったのも、父親が市長選に打って出る
為の工作みたいだ。

■リリーとウィービル

帰宅する際にリリーの影を追いかけていくヴェロニカの前に
はウィービルが居た。セレブ側の人間になったヴェロニカとは
暫く疎遠の関係に有ったウィービルだけど、リリーのお陰で
また元の関係に戻れそう。何よりもウィービルのバイクに
乗らせてもらったお陰で、帰りのバスに乗らずに済み、崖から
転落した事故に遭遇せずに済んだみたいだ。
あのバスに乗っていたのはメグとか教師くらいだったのかな。