ヴェロニカ・マーズ 〜私は放課後、探偵になる〜
Veronica Mars (シーズン3)

http://veronica-mars.jp/




 

Oct. 3, 2006
第1話 女子大生探偵ヴェロニカ Welcome Wagon

脚本/Rob Thomas 監督/John T. Kretchmer
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ヴェロニカは高校を卒業し、父親との卒業旅行を経て大学生活
が始まる。ヴェロニカが通うことになったのは地元の大学の

ハースト大に進学。そこにはローガン、ウォレス、マックも
同じ学校に通うことになり、更に弟を自殺で失ったディックも
ケーマン諸島から帰国し、急遽入学することになる


大学では女子学生に対する
レイプ事件が多発する中、校内の
入り口には
"あの夜を返せ!"という垂れ幕が掲げられていた。

ヴェロニカは初の講義に参加する。
ランドリー教授の犯罪学序論で、生徒のキャシーはランドリー
がイケメンの教授なので目が釘付け。ランドリーからは犯罪学科
では毎年指導教育プログラムと称して実施で少年少女の相談役
を行っており、この講義生の中から参加したい人は助手のティム
フォイル
に連絡して欲しいという。犯罪で大事なのは事前に犯罪
を防ぐことだという。
授業は余興から始まる。
ランドリーは生徒たちに、
「リバーボートクイーン号の殺人事件」
を出題し、それぞれに役割を与える為に封筒に演じさせる役
を配っていく。全員参加で犯人は嘘のアリバイをしているので
それぞれの生徒から聞き込みして、誰が犯人なのかを解決して
欲しいという物。学生記録はティムがはじき出した16分だという。
ティムはヴェロニカが雑誌を読んで授業に参加していないのを
知って、そういう生徒は授業を変更すべきだとするが、ヴェロ
ニカは既に犯人が分かったのだという。ランドリーはどの男性
を刑務所送りにするのかと問うと、視力を失ったフリをしている
バイオリニストのラザフォードが犯人だと語る。なぜ席から立たずに
分かったのか?と問うと、このゲームは80年代後半に作られた
犯人当てゲームで、ファンサイトを見たらストーリーが書かれ
ていて犯人も掲載されていたのだという。インターネットで
調べるのは犯則だとするが、禁止だとは言われていないという
ヴェロニカ。ティムは最後に二人の容疑者が浮かび上がるはずだが
50%の確率で選んだのかと問うと、二人の容疑者の一人は伯爵夫人
であり、教授は刑務所に送るのは男性だと言っていたので
容易に絞り込めたと語る。何でこんなゲームに16分もかかったの?
とティムをバカにする。

ヴェロニカはローガンに会うと、男性っぽいフリをして、
"兄さん賞金稼ぎかい?"と声をかけてくる。ローガンが先日
クリント・イーストウッド祭りに付き合わせたので、すっかり感化
されていたヴェロニカ。ローガンは彼氏としてオレと授業に出て
くれと語る。ローガンは先ほど意外なヤツに出会ったとして、
ディックが街に戻っていることを告げる。

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いよいよヴェロニカマーズのファイナルシーズン。

もうだいぶ前にシーズン3自体所有していてパソコンの中に
入れていつでも見られる状態にしていたのだけど、思いっきり
HDDがクラッシュしてしまい、2TB分のドラマが吹っ飛びました。

ヴェロニカマーズといえば映画版が制作中で来年に公開なんて
話があり、随分前から映画化の話を聞いていたので、まだ
放映していなかったのかみたいな感覚だけど、最近の海外ドラマ
は制作費の寄付を募って映画化にこぎ着けるというパターン
が多い中、このドラマもその一つ。

さてシーズン2とは舞台が変わり、高校を卒業するということ
で、今まで問題を起こしていた人たちとの別れだったり、
恋愛関係などでグダグダさ加減を引きずってきた人たちとの
別れかと思いきや、結局ヴェロニカは地元の大学に通うことに
なり、実家からも比較的近い距離なので、殆ど代わり映えは
しないところがあるのかも。

特にこれまでのキャラクターの中でも、ローガン、ウォレス
マックとの学園生活がメインのようで、そこにディックも
参戦って感じの流れ。ディックは弟が殺人の容疑者で、
シーズン2で自殺してしまった事も有って相当荒れている
と現状を語っていたけど、正直、シーズン3のディックを見ても
シーズン2と何にも変わらない風に見えるのはこれまでの彼の
行いが如何にひどかったのかを思い起こさせるものなのかも。

ウォレスと相部屋になったピズが引っ越しの荷物を盗まれた
ということで初回は挨拶がてらそれを解決していくものだった。

学生達が集まるライブ会場で情報提供者を募り、情報を
精査していく。そして情報を寄せてきたものたちが実際には
みんなグルで意図的に情報を混乱させようとしていることが
判明して、逮捕する瞬間をイスに座って眺めているところなど
探偵稼業の楽しさの一端を知らしめる展開だった。

キースの流れは相変わらずフィッツパトリックとの関係が
続くようで、初回はケンドールとコーマックをリアムの手から
逃がすというミッションだったが、実際に出所してきたコーマ
ックはリアムと精通していて、ケンドールを射殺してしまった。
キースも危うく殺されそうになったけど、果たして逃げられる
のか。

また暫くメインとして扱われるのかも知れない学園内での
レイプ&女性坊主事件が発生。
剃られてしまったマックのルームメイトのパーカーの見境の
ない男性漁りの姿を見ると、いずれこうなってしまうのでは
ないかとするものが有ったのも事実だけど、やはり悪質な案件
なので、どう発展していくのか気になる。
マックはこれまでのようなオタクキャラではなく、ごく普通の
人物として大学デビューするみたいだ。

そしてなんと言ってもスラングネタが面白く利用された。
キースは"ホットドッグ!"と語るのが興奮したときに言う
言葉なのだという。
寮長の男は"フラック!"と叫び、バトルスター・ギャラクティカ
ネタを披露。"ファック"をもじったようなもので、そのまんま
クソッって意味のようだ。


・The Dandy WarholsのWe Used to Be Friends
・Josh KramonのVeronica Mars End Credits
Wreckx-N-EffectのRump Shaker
・The Pussycat DollsのButtons
・Four Fifty OneのSocks and Shoes
・Shirley MurdockのI've Waited So Long

ヴェロニカ・マーズ (Kristen Bell) (探偵)
キース・マーズ (Enrico Colantoni) (父:元保安官)
ウォレス・フェンネル (Percy Daggs III) (友達)
ダンカン・ケイン (Teddy Dunn) (ヴェロニカの元彼)
ローガン・エコールス (Jason Dohring) (嫌な奴)
イーライ・ナバーロ (Francis Capra) “ウィーヴィル”
ディック・カサプランカス (Ryan Hansen) 生徒。ローガンの友

パーカー・リー (Julie Gonzalo) マックのルームメイト、尻軽
ストッシュ・ピズナースキー (Chris Lowell) "Piz"、ウォレスのルームメイト
シンディ・マッケンジー (Tina Majorino) "マック"。PCオタク
ドン・ラム (Michael Muhney) 保安官
ヴィニー・バンロウ (Ken Marino) 探偵
ハンク・ランドリー (Patrick Fabian) 教授
--- (Creagen Dow) Ferret Boy
モー・フラッター (Andrew McClain) 寮長
コーマック・フィッツパトリック (Jason Beghe) リアムの兄
ドナルド・フェイゲン (Joshua Harto) 泥棒学生
ケンドール・カサブランカス (Charisma Carpenter) 水着美女
サックス (Brandon Hillock) 刑事
キャシー (Kristen Mengelkoch) 生徒
ナンシー・クーパー (Tanya Chisholm) 構内のレイプ被害を訴える
ファーン・デルガド (Cher Ferreyra) ナンシーの仲間
--- (John Zacchino) Guard
--- (Hector Anthony) Freshman Boy
ローズ (Jessica Scheid) 被害者、3年生
--- (Drew Robinson) Singer
--- (Jesse Fremont Allis) Rat Boy
ティム・フォイル (James Jordan) 教授の助手
--- (Wana Lee) Furious R.A.
--- (Mandy Gill) Honey
--- (Kevin Tostado) Student


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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