ヴェロニカ・マーズ 〜私は放課後、探偵になる〜
Veronica Mars (シーズン3)

http://veronica-mars.jp/




 

Oct. 31, 2006
第5話 リリーのネックレス President Evil

脚本/Jonathan Moskin、David Mulei 監督/Nick Marck
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レイプ事件を捜査するヴェロニカは男子社交クラブのパイ・シ
グの会員と連んでいたのを知って女性たちからの心証は悪かっ
た。
そんな中、5人目の被害者・クレアが襲われた日に写るATMの
写真にアジア系の男性が写っているのを見て、第一容疑者だと
知ったヴェロニカは、クレアに接近する。クレアもまたパイ・
シグと連んでいるヴェロニカを不審に感じるが、被害者の
一人が友達なので調べている事を告げ、ATMに写った写真を
見て欲しいという。多分ここに写っている男性が犯人だという。
しかしクレアはそれを見ても知らない男だという。アジア系
の男が来ているTシャツのロゴマークについて何か分かることは
ないか?と尋ねるが、そちらの件も分からないという。

ランドリー教授の授業に於いて、ティムが講義を代行する。
教授はウォルパート事件の鑑定人として裁判所に行っている
のだという。犯罪に関するプレゼンに於いてヴェロニカが指名
され、ヴェロニカはハースト大のメンテナンス係として働いて
いるウィービルを教室に連れてきてプレゼンの協力を求める。
イーライは13歳の時から少年院に入ったり出たりしていること
を告げ16歳の時にはバイカー集団のリーダーになっていること。
少年院で過ごした日は自称700日以上だという。現在でも新リー
ダーを暴行した罪で保護観察の身である事を説明する。
ティムは犯罪者の自己紹介の場ではないとするが、ヴェロニカ
は視聴覚教材を使ってプレゼンしても良いと話したでしょと
告げる。ヴェロニカは犯罪人生に導く社会の上の貧富の差に
ついてのレポートを語る。
ウィービルの初めての犯罪は6歳の時に自転車を盗んだもので
かつてバイクを傷つけたトラックが有り、そのトラックを
見つけたと思ってトラックを解体業に持って行ってつぶした
事があるという。
そんな会話を聞いた後、ウィービルに対する質疑応答が行われる。
生徒の一人・ジェニーはストリートギャング時代は過去の事
なのか?と問うと、ウィービルは現在は更正したいことを告げ
本音を言うと懐かしい一面も有るのだという。あの頃は金や
スリルのある生活をしていたのだと。

ヴェロニカはウィービルと会話する中、ヴェロニカがしている
ネックレスがリリーの形見である事を告げる。ウィービルから
はハロウィンはどうするのかと問われ、セクシーナースの格好
をして子供からチョコでも奪い取るとジョークを告げ、ベネチ
アンで彼と待ち合わせするのだという。ベネチアンとは、ベネス
・ホールの332号室マーサーというオーナーがカジノを違法に
創業しているのだという。ヴェロニカはウィービルの肩にフケ
が有ることを知って、シャンプーを変えたらどうか?と問うと、
これは現在学生会館の壁の修理をしているのを埃が付くのだと
語る。ウィービルはヴェロニカが現在ローガンと付き合っている
のを知って驚く。少年院の情報って案外古いのねと告げる。

ウォレスはウィンクラー教授の再試験を受けるが、成績が悪か
った。

ヴェロニカは帰宅すると、事務所の前にポルシェが止まっている
のに気がつく。ヴェロニカはキースに対して、家の前に高級車
が停まっているので通報してやろうという。なんと事務所で
キースに相談していたのは、オデル学生部長と妻のミンディ
という事を知る。キースはヴェロニカに席を外すよう命令する。

ヴェロニカはATMの写真をデシタル加工すると、アジア系男性
が来ているロゴを調べる。そこにはキャンプウォータールー
と書かれていた。すぐにインターネットで検索し、電話番号を
入出すると、キャンプウォーターの同窓会をしたいので
最近5年間の参加者リストが欲しいと電話する。リストを発行
するまでしばらく時間がかかるとのことでメール返送すると
言われる。

キースの依頼人が出て行くと、ヴェロニカはキースになぜ
オデルの人形が何度も焼かれるのか理由が分かったか?と問う。
しかしキースは彼の義理の息子・ジェイソンが危篤状態で
あり、死ぬ前に夫・スティーブ・ビタンドに会いたいとして
行方不明になっている彼の捜索を頼まれた事を語るる

ヴェロニカはローガンに付き合うためにベネチアンへと足を
運ぶ。またローガンは来ていない様で、様子を見ている中、
突然大統領のマスクと拳銃を持った二人組の強盗が入って
くる。室内にいた男女に持っている金目のものをすべて袋
に入れろと告げ、オーナーのマーサーからは金庫を手渡せ
という。ヴェロニカのしているネックレスにも目をつけた男は
それも寄越せというが、これだけは駄目だとして拒む。
しかしヴェロニカの首から勝手に引きちぎって持って行って
しまうのだった。
絶対に後悔することになるよとヴェロニカは語る。

すぐに学校警備員のハリソンと保安官たちがやってくる。
サカイ捜査官、ラム捜査官などがやってくる。違法カジノに
未成年の飲酒、男女のみだらな姿は、まるでソドムとゴモラ
だと告げる。ローガンもやってくる中、リリーのネックレス
を強盗に奪われた事を告げ、保安官に任せるつもりはない
と語る。
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学校でも街でもハロウィン一色。
子供たちはお菓子を求めて仮装する中で、ハースト大では
レイプ事件以外にも様々な事件が発生していた。

■レイプ事件に迫る

深夜に酔ったクレアと共にATMで限度額まで引き出させた男性
はアジア系の人物だった。クレアから直接写真を見せて情報
を聞き出そうとするも知らない人物だという。
ヴェロニカは犯人が着ているTシャツのロゴからキャンプウォー
タールーの同窓生だと知ってその同窓生リストを入手していく
ことになる。

結果としてTシャツを着ていたアジア系人物はワン・イーという
中国系の人物で、クレアとは恋人関係である事を知る。
何故クレアは彼のことを知らないと答えたのか。
そしてワン・イーと同居しているベンという存在も気になる。
ここに来て男性の社交クラブを追い出す為に女性たちの自作自演
という可能性も出てきた気がする。

■カジノ強盗

ローガンがカジノ好きだという事でヴェロニカは付き合うことに
なる。その際、ヴェロニカは強盗によってリリーの形見のネックレス
を無慈悲にも奪われることになった。

当初ウィービルに話したことも有ってヴェロニカは彼を疑う。
それだけ二人の間には信頼関係は存在していないということなのだろう
か。互いに協力し合う関係なだけにヴェロニカがウィービルを疑う
ことで亀裂が生じた。それだからお前には友達が出来ないという
ウィービルの言葉は相当響いたのではないか。

ゴミ箱で発見された強盗時のマスクと銃が発見。
演劇部で使用されているものではないかと疑うも、演劇部の小道具ではなく
映画学科によるものだという。映画学科が開催しているショートフィルム
フェスティバルにいくと強盗映画が放映されていて、撮影監督を問い詰める
と小道具は警備員に盗まれていたことが判明する。

二人の警備員が犯人だと分かるが、一人はヴェロニカのことをバカにした
少女・ガムをお尻につけた少女の父だと判明する。
少女が首からネックレスをしていたので強引に奪い取った。

■オデル学生部長とミンディ

なんとオデルは若い美人の女性・ミンディと再婚していた。
そのミンディの9歳の息子・ジェイソンが骨肉腫で骨髄移植が
必要。ジェイソンはミンディの元夫で現在声優・俳優業をしている男性
スティーブ・ビタントとの間の子で、骨髄移植が必要だということで
キースが探すことになる。
探したは良いけど、ミンディとビタントの間には埋めようもない
亀裂が有って、息子が死にそうだという時にも元夫は力を貸そうと
しない。それだけミンディが息子をけしかけて、ビタントを悪人
として追い込んだところがあるのだろうか。

それにしてもオデルは気絶させた隙に骨髄移植をしてしまうとか
ちょっとあり得ない男だ。お陰でビタントは新車で取引した
みたいだけど、あり得ない親子関係だね。

■ウォレスは処罰されるのか?

履修の問題については大学に通ったことのあるひとならばどんな
科目を取るべきかで悩んだ事があるだろう。大抵4月は必修科目
を除いて選択教科に関しては、自由に選べる期間が設けられている
のでその間に自分が習いたい教科を体験授業などを通して選んでいく。

ウォレスが目指しているのはエンジニアという事で機械工学には
精通している必要があるが、肝心の機械工学の適性試験で早くも
落第点。アメリカの場合、ある程度選択する際に必要以上の得点
を得られないと入れないとか有ったりするのだろうか?
学期末でもなし、まだ履修届の段階でテストをするっていうのも
不自然な感じはする。

ウォレスの勉強を邪魔するメイソンと生徒。クロエとジェシカと
いうバーで知り合った女性たちとスプラッターホラー映画を見よう
として誘惑してくる。クロエ役の方は跳べ!ロックガールズ 〜メダル
への誓い
で主人公ケイリーを演じたJosie Lorenだった。

■その他

女子生徒の中に、グリーでクイン・ファブレー役として出演して
いたDianna Agronが居る。

ヴェロニカ・マーズ (Kristen Bell) 大学生、探偵、図書館でバイト
キース・マーズ (Enrico Colantoni) 父:元保安官、現在探偵
ウォレス・フェンネル (Percy Daggs III) ウェロニカの友達
ローガン・エコールス (Jason Dohring) ウェロニカの恋人
イーライ・ナバーロ (Francis Capra) “ウィーヴィル”、ヴェロニカの友
ディック・カサプランカス (Ryan Hansen) 生徒。ローガンの友

パーカー・リー (Julie Gonzalo) マックのルームメイト、尻軽
ストッシュ・ピズナースキー (Chris Lowell) "Piz"、ウォレスのルームメイト
シンディ・マッケンジー (Tina Majorino) "マック"。PCオタク
ドン・ラム (Michael Muhney) 保安官
ヴィニー・バンロウ (Ken Marino) 探偵

ニッシュ・スウィーニー (Chastity Dotson) 新聞部
メイソン (Robert Ri'chard)
デビッド・ウィンクラー (Michael B. Silver) 教授
ティム・フォイル (James Jordan) ランドリー教授の助手
マーサー・ハイエス (Ryan Devlin) カジノのオーナー
クリフ・マッコーマック (Daran Norris) 弁護士、キース
ハリソン (Blake Shields) 構内の警備員・犯人
ダニー・ロッソロー (Ryan Pinkston) ピザ店の店員
クレア・ノードハウス (Krista Kalmus) "リリスハウス"、レイプ被害者
ミンディ・オデル (Jaime Ray Newman) オデル学部長の妻
スティーブ・デタンド (Richard Grieco) ミンディの元夫、俳優・声優業
サイラス・オデル (Ed Begley Jr.) ハースト大・学部長
サックス (Brandon Hillock) 捜査官
ササキ (David J. Lee) 捜査官
--- (Rachel Rogers) Bratty Little Girl
マックス (Adam Rose)
クロエ (Josie Loren) ウォレスの部屋に映画を見に来る
ジェシカ (Kimberly Barnett) ウォレスの部屋に映画を見に来る
ジェニー・ブドッシュ (Dianna Agron) 金髪の生徒
--- (Todd Bosley) Meta
--- (Matt Barker) Restless Student
サンチェス (Rueben Gonzales) ロス市警・捜査官
オーゴン (Tyler Poelle) 演劇部
ジェニー (Jennifer Segal) 演劇部
ベン (Joshua Moore) ワン・イーの友人
--- (Wyatt Fenner) Film School Director
ベーカー (Angelo Middione) 捜査官
--- (Kyle Scudiere) Hearst Maintenance


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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