ウォーキング・デッド The Walking Dead 監督・脚本・企画：フランク・ダラボン 原作・脚本：ロバート・カークマン http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131

第3話 命を懸ける価値 Tell It to the Frogs

脚本／Charles H. Eglee、Jack LoGiudice 
監督／Gwyneth Horder-Payton
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メルルは生き残った味方に対して強迫めいた事をしたために
手錠をはめられ屋上に一人取り残された。手錠の鍵を所持して
いたT-Dogは、脱出する際にその鍵をメルルに渡そうとするが
運悪く排水管に鍵を落としてしまい、無惨にもメルル一人を
残して逃走することになる。しかしメルルがゾンビに襲われな
い為にも入り口には南京錠を掛けて逃げる。
メルルは一人なんとか脱出しようとする。ゾンビがドア口で
今にも屋上に出てきそうな状況の中、神頼みのような発言をす
るが、彼はそれが無駄だと分かると、一人で何とかしようと
考える。

一方何とか市街地を抜け出したメンバーたち。
メルルの事は気にするなと声を掛け合う。一番の問題はメルル
の弟・ダリルにどのように伝えるかに有った。ダリルもまた
メルルと同様に粗暴な男で、兄の事を知れば何をしでかすか
分からない。

避難地にいたシェーンは、カエルの掴まえ方をカールに教えよ
うとする。ローリは豚の方が良いとするが、既にゾンビに
食い尽くされているだろう事は想像に難くない。

そんな中、避難地にいたものたちは車の轟音を聞く。
グレンが運転するスポーツカーの音だった。リックたちの乗る
車よりも一歩先に避難地に戻ったグレンはみんなから歓迎され、
エイミーからはアンドレアの事を聞かされるが、無事だと答え
る。メルル以外はなんとか無事であることを語ると、みな安堵
の声を上げる。
やがてみんなの乗った車が避難地に戻ってくる。エイミーは
アンドレアと感動の対面を果たす。新入りのお陰で助かったの
だというと、そこにいたのはリックだった。ローリとカール
はリックが生きていたことに喜び抱きつく。そんな姿をシェー
ンは複雑な目で見つめていた。
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なんとか都市部から逃げられた一行は、避難地の仲間・家族と
合流する。しかし一人、メルルだけがビルの屋上に取り残され
ている事を語り、リックたちは再度救出に向かうことを決意す
る。

ローリは一応、シェーンによってリックが亡くなったと言われ
たことがきっかけで関係を持っていたようだね。
不安な気持ちを利用して、親友の妻に手を出したシェーン。
ローリは激怒していた感じなので、ゾンビが発生する前に
喧嘩していたことはシェーンとは関係が無さそうだ。

メルルを置き去りにしてしまったことで、弟・ダリルにどの
様に説明するのか。メルル自身が悪いとはいえ、置き去りに
された事を知れば弟としては許せない気持ちも強いものに
なるだろうし、なかなか複雑だ。
隠すことなく、全てをさらけ出したところは、下手に複雑に
ならずによかったのかもしれない。

しかし最後都心部に行った歳の呆気なくビルに到着する辺りが
ちょっぴり都合良すぎるな。ゾンビたちは一体何処に行って
しまったのだろうか。

避難地の近くで鹿を食べるゾンビが出てきたことで、この近く
にも現れ始めたということなのか。案外都心部のビルに隠れて
いた方が、便利なような印象もあるけど、なんとかゾンビを
誘導して一斉排除するような手がない限り、現状を打開出来
なそうだね。
取りあえず生き延び居ている人間が他に何処かに居るはずだろ
うので、その辺に期待するしかないのかな。