ウォーキング・デッド The Walking Dead 監督・脚本・企画：フランク・ダラボン 原作・脚本：ロバート・カークマン http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131

第4話 弱肉強食 Vatos

脚本／Robert Kirkman
監督／Johan Renck
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姉アンドレアと妹・エイミーは二人でボートに乗って食料確保
の為の釣りをする。話は父親について、姉妹では葛藤が存在
していた。
一方辺りを監視するのは、デールの役目だった。

一方市街地のメルルを救出に行った、リックとT-Dog、グレンと
メルルの弟・ダリル。しかし屋上にはノコギリで自分の腕を
切り落としたメルルの腕しか残されていなかった。それを見た
ダリルはT-Dogに銃口を向けるが、リックはそれを止める。
T-Dogからバンダナを借りると、ダリルは大事そうに兄の腕を
それに包んで持っていく。そして血痕の跡をたどり、メルルが
何処に行ったのかを探す。

一方避難地ではジムが一心不乱に穴を掘っていた。
最初は誰も気に留めなかったが、38度という高温の中で、
何時間も穴を掘り続けている事に気がつき、デールはそれを
止めようとする。しかし全く穴を掘る手を止めようとはしなか
った。

メルルを探しているものたちはデパートの内部をくまなく探す。
時々遭遇するゾンビの姿。そして既に倒れたゾンビの姿がある
事からもメルルが退治しているであろう姿が伺える。
調理場に行くと、なんと皮膚がバーナーで焦がしたであろう
形跡を見つけ、メルルが傷口を塞ぐのに使ったに違いないと
いう。兄は死者なんかに負けないというダリルは、遠くに
逃げているハズだという。一同は、今後の行動のためにもまず
は銃器を集めようと語る。

一方デールはみんなにジムがどうしても穴掘りを辞めないこと
を報告に行く。みんなはジムの元に集まると、どうして穴を
掘っているのか尋ねる。子供達もみんな不審に思っている事を
告げ、止めるよう話すがそれでも辞めようとしない。シェーン
は辞めないならば強引に止めることになるという。エドにした
ように殴り飛ばすのか?というが、エドは奥さんを殴ったから
そうしたのだと告げ、ジムからシャベルを奪い取る。ジムは
取り押さえられる中で、自分の妻子はゾンビに食べられた事を
告げ、食べられている間に逃げることが出来たのだと告げる。
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市街地に取り残されたメルルの姿を追うものたち。
そして避難地では、突然穴を掘り出すジムに姿に一同恐怖
を感じていく。

まさか市街地の中でも人が生きているとは思わなかった。
悲しいことだけど、アメリカの場合協力するというよりも
自分が行きのびる為に、奪い合いが発生してしまうのだろう
なと思うと、かなり恐い社会である。

生きていた人物が居ただけでも本来ならば安心できるはずな
のに、纏まりの無さみたいなものは、他民族故の弊害なの
だろうか。

ドラマでは生き延び居ていたものたちは、完全に世紀末の
ギャング団を気取っているものとばかり思っていたけど、
実際には全くの正反対。
老人達を守る姿にちょっぴり感動すると共に、何故そんなに
敵対心を持つのかというツッコミ処も存在する。これもまた
上述したアメリカの災害時に於ける、自分だけが生き延びる
為の行動に結びつくところがあるのだろうね。

取りあえずメルルが生きていることと、ゾンビ自身は随分と
分散していて、扱いやすくなった感じがしてくるところが
有るかも。

一方避難地では比較的優雅なときを過ごしているかに思えたが
ジムの行動が未来を予測した無意識の行動だったという辺りに
怖さを覚える。アメリカのドラマでよく見かける予知夢を
見る人の存在なのか。

残念なことに誕生日を控えていたエミリーがゾンビに喰われて
しまった。シェーンにフルボッコにされたDVエドなんかも
襲われていたけど助からなかったのかな。
随分ここに来て人数が減ってしまった感じもする。
次の話の中で誰が生き延びているのか整理する必要がありそ
うだね。