ウォーキング・デッド
The Walking Dead (シーズン2)

監督・脚本・企画:フランク・ダラボン
原作・脚本:ロバート・カークマン

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131





第10話 決闘 Miles Out

脚本/Scott M. Gimple、Glen Mazzara
監督/Ernest R. Dickerson
--------------------------------------------------------
シェーンとリックはゾンビに襲われる。シェーンは何とか駐め
て有るバスに乗り込むも、ゾンビは10匹以上群がり、今にも
シェーンを食べようとする。一方助けたランダルは、地面を
這いつくばり、落ちているナイフを拾おうとしていた。

シェーンとリックは車で出かける。
何もない場所で車を止めたリックは、シェーンに対して話し合い
がしたいという。シェーンはそんな必要はないとするが、学校
で起きた事をローリから聞いた事を告げ、オーティスを犠牲に
したのは生きるためのことなのか?と問う。シェーンはオレが
死ぬ訳にはいかなかったのだとし、カールの為にやった事だと
して、オーティスの足を撃った事を認める。しかしヤツの存在
意義は無いとの事だった。リックはそれがオレでもやった事
なのか?と問う。オーティスがカールを助けられないのと同様に
自分もカールやローリを守れなかった事を語る。シェーンは
それを否定しつつも、善良なだけでは生きられない事を語る。
ローリはシェーンの事を危険な人物だと言っていたが、これから
は違うと信じているとリックは語る。ローリとの件でも、事実
を知ったときにはシェーンを殺そうとも思った事を告げ、必死に
堪えた事を告げる。家族を守るのはオレだと主張し、お前のは
愛ではないという。仲間で居るのであれば、オレの言うことを
受け入れ、理解し合って生きるのだと語る。

シェーンはローリとの関係に至った経緯を語り始める。
リックが怪我して入院していた頃に、妙なニュースを聞いて
病院に向かうと兵士達が次々と人を撃っていたこと。お前を
助けたかったが無理だった事を告げ、失望していたがローリと
カールがオレを生かしてくれたのだと語る。時間が戻れば
同じ事は決してしないとシェーンは語る。

マギーはローリに対して、グレンとの事を相談する。
自分の存在によってグレンが臆病になってしまったこと。
しかしローリは男性は全て女のせいにするものだとし、外の事
は全て男性に任せようと語る。あくまでグレンが選択したこと
だとし、女性は尻を叩けばいいとアドバイスする。

シェーンとリックは、助けたランダルを何処に置き去りにする
のかを探す中で、冬服と燃料が必要だという。
冬になって雪が降れば危険も減るだろうとの事だった。

ローリはベスの元に食事を持って行く。
ベスはゾンビと化した母親が目の前で撃たれたことでショック
状態だった。ローリはベッドで寝ている彼女に対して、食事を
したら少し散歩しないか?と告げる。ベスは生きていて何か
変わると思うのか?とローリに尋ねる。

ランダルにも生きるチャンスを与えるために、場所を探す中で
公共事業局の建物がある事に気がつく。
彼を残して物資を調達しようというリック。リックはシェーン
に対して銃でゾンビを倒すのではなく、なるべく銃弾を節約する
為にもナイフで倒していこうと告げる。
公共事業局の敷地を調べると、ゾンビ襲われた跡、遺体を焼いた
跡などが残されていた。遺体に噛まれたのではない遺体を発見
し、ゾンビに引っかかれただけでも人間は亡くなってしまう事
を知る。

--------------------------------------------------------

ランダルがマギーと同じ学校に通い、教会にも通っていたことが
有る人物だと知り、もしも仲間と合流されたら、牧場の場所が
バレてしまうと考え、置き去りにすることが出来ずにいた。
シェーンは殺害すべきだとして、再びリックとの間に考え方の
違いが起こり波紋を投げかけていく。

シェーンの身勝手さと、アンドレアの身勝手さが現れたけど、
この異常な世界の中では、二人の考え方の方が正しいのか否か。

アンドレアの行動は結果的には良かったけど、ベスが本当に
亡くなっていたとしたならば取り返しが付かなかっただろうし
難しいものがある。リストカットは一度だけで終わるとも限ら
ないし、なんとも複雑だ。

一方シェーンとリックのエピソードも熱い物が有った。
ゾンビに取り囲まれるというシチュエーションが3話に1回
程度訪れるけど、人間側も少しずつ自分たちの安全なスペース
を確保するようにして行動を起こせば良いような感じがする。

バスの中に取り残されるシェーンの事を置き去りにするかと
思いきや、車を取って戻ってくるリックはやっぱりリックだった
けれど、少しずつ現実なんかも見えて来たのかなと。

しかしゾンビも手足が腐っているのに、よく歩けるねとか
言わない約束なのか。
シェーンがリックとの殴り合いを通して、建物のガラスを
破った瞬間にダラダラっとゾンビが出てきたけど、誰かが
あの場所に捉えていたのだろうか。

リック・グリムズ (Andrew Lincoln) 保安官
シェーン・ウォルシュ (Jon Bernthal) 保安官、リックの親友
ローリー・グリムズ (Sarah Wayne Callies) リックの妻
アンドレア (Laurie Holden) リックに銃を突きつける金髪女性
デール・ホーヴァス (Jeffrey DeMunn) 避難地・監視役、時計
グレン (Steven Yeun) 市街地組、アジア系
カール・グリムズ (Chandler Riggs) リックの息子
ダリル・ディクソン (Norman Reedus) メルルの弟
キャロル・ペレティア (Melissa Suzanne McBride) 妻
T-Dog (IronE Singleton) 黒人
ソフィア・ペレティア (Madison Lintz) 娘

マギー・グリーン (Lauren Cohan) ハーシェルの次女
ベス・グリーン (Emily Kinney) 娘
ハーシェル・グリーン (Scott Wilson) 獣医師
パトリシア (Jane McNeill) ハーシェル家に
ジミー (James Allen McCune) 青年17歳
オーティス (Pruitt Taylor Vince) 農場の使用人
メルル・ディクソン (Michael Rooker) グレンの兄
エド・ペレティア (Adam Minarovich) キャロルのDV夫

ランダル (Michael Zegen) 足が突き刺さる、デーブらの仲間

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system