ウォーキング・デッド
The Walking Dead (シーズン2)

監督・脚本・企画:フランク・ダラボン
原作・脚本:ロバート・カークマン

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131





第12話 深い森の中で Better Angels

脚本/Evan T. Reilly、Glen Mazzara
監督/Guy Ferland
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デールがゾンビによって襲われ亡くなる。
デールの葬式の際、リックは彼の勇敢さを称え、今後決断する
時にはデールの事を思い出すという。彼も指摘していたが
この
グループは崩壊している事は明らかだが、これを機会に
一つになろうとみんなに呼びかける。今後は同様の事が有れば
デールの意志に従うというリック。

ハーシェルは今回の件を受けて、リックらを家に住まわせるこ
とに決める。14人もの人が一軒家に住むことが出来るのか。
とりあえず風車の上と納屋に監視場所を設置しようと提案する。

シェーンはリックに対して、結局また元通りなのかと呆れる。
しかしリックはデールの死とランダムの件は無関係だと語る。

ハーシェルはリックに対してシェーンの存在は我慢ならない事
を告げる。リックは家を空ける際に、アンドレアに対して
シェーンを監視していて欲しいと頼む。シェーンは頭に血が上る
と何をするか分からないとし、自分が居ない間の秩序を守って
欲しいと頼む。

カールはシェーンの元に行く。
両親には内緒にして欲しい話があるという。
カールは銃を取り出すとダリルのバイクが取ってきたものである
と告げ、デールが亡くなった時にいたゾンビは泥の中にハマっ
ていたゾンビであり、銃で頭を撃とうとしていたが出来なかった
事を告げる。全ては僕のせいだというカールに対して、シェーン
はお前は悪くはないとし、銃も自分を守るためにも所持してお
くよう告げる。しかしカールは受け取りを拒否する。

マギーグレンを見かけると私の部屋を使って欲しいとするが、
ハーシェルが居る手前出来ないとし、床で寝ることを告げる。
一方ローリの元にハーシェルが来ると、彼は妊婦や子供を床
には眠れさせられないとして、自分のベッドを使うよう告げる。
自分はソファーで眠るという。

シェーンは一人風車の監視塔を設置していた。
そこにローリがやってくる。ローリはソフィアの死後、事態が
解決するかと思っていたが、結局戻らず逆にデールを失った
事を嘆く。この現実から目を反らせてはいけないと感じたと
いうローリは、今の蟠りの原因は私に有るとし、私が混乱させた
と告げる。お腹の中の子はリックの子かシェーンの子か素直に
分からない事を告げ、シェーンを困らせている事を謝罪。
そしてアトランタから連れ出してくれた時、心強かった事を
告げ、感謝の言葉も言っていなかったとして、ありがとうと
告げる。

リックとダリルはランダルを置いてくる場所を何処にするか
で話し合う。
セノイアまで片道一時間である事を告げ、キャロル
が数日分の食事を用意してくれるのでそこに置いてこようと
告げる。ダリルは昨夜の件に関連して、全てを一人で背負う
必要はない事を告げ、自分もグループの中で争うつもりはない
事を語る。

シェーンはリックの元にやってくると、カールの件で話しが
有るという。カールはデールを殺したゾンビと一度出くわして
いて、自分の責任だと思っている事。父親と話したいはずだと
して、今すぐにカールの元に行ってやるべきだと語る。しかし
リックはランダルの件が先だと告げる。シェーンはランダルの
件はオレとダリルで行くとするが、リックはまた殺害しようと
しているのではないかと信用出来なかった。

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ランダムの扱いについて対応を話し合うものの、生かして逃がせ
ばいずれ災いとなる事を感じていた仲間達は殺害することに
決めるが一人反対意見を出し、必死に反発するデール。しかし
そんな彼もゾンビによって殺害されてしまう。

デールに続いてシェーンもカンバック!!って感じで、ついに
殺害されてしまった。しかも殺害したのは誰でもないリック
だという事実がまた強烈だったし、シェーンもリックを殺害し
ようとしていただけに、身から出た錆みたいな感じのする
展開だった。

団結出来るのか疑問だったけど、シェーンの方法論が正しい
のかそれともリックの方法論が正しいのか分からない状況の中
で、リックさえもダークサイドに落ちた感じがする展開で、
なんともいえないものがある。

ただ不思議なことに、リックによって殺害されたハズの
シェーンがゾンビ化していたことか。

ランダルをかって連れていきシェーンは意図的にリックとの
二人っきりの場面を演出するも、本当のところリックを殺そ
うとしていたのか、それともただランダムを上手いこと殺害
出来れば良かったのか。

ただリックもシェーンを信用出来ないとばかりに、森の中で
歩くシェーンに警戒心を持っていたであろうことは明らかで、
ダリルとグレンもまたランダルの死がシェーンによって意図
的に殺害されたであろう証拠は掴んでいたようなので、この
流れで例えリックがシェーンを殺害したと判明しても誰も
避難する物は居ないのかも知れない。

ただシェーンの指向はともかくとして、銃の腕は確かなものが
有ったし、男手が必要な時期に、デールに続いてシェーンまで
居なくなったとなるとこの先不安な感じもするね。

カールの精神状態もちょっぴり不安な物が有るけれど、リック
はカールを子供扱いしない事を宣言していたし、カールも
父親を守りたいとする意志が働いて最後はリックの元に駆け寄
ったのだろうか。

とりあえずラストはどんな風になるのかな。

リック・グリムズ (Andrew Lincoln) 保安官
シェーン・ウォルシュ (Jon Bernthal) 保安官、リックの親友
ローリー・グリムズ (Sarah Wayne Callies) リックの妻
アンドレア (Laurie Holden) リックに銃を突きつける金髪女性
デール・ホーヴァス (Jeffrey DeMunn) 避難地・監視役、時計
グレン (Steven Yeun) 市街地組、アジア系
カール・グリムズ (Chandler Riggs) リックの息子
ダリル・ディクソン (Norman Reedus) メルルの弟
キャロル・ペレティア (Melissa Suzanne McBride) 妻
T-Dog (IronE Singleton) 黒人
ソフィア・ペレティア (Madison Lintz) 娘

マギー・グリーン (Lauren Cohan) ハーシェルの次女
ベス・グリーン (Emily Kinney) 娘
ハーシェル・グリーン (Scott Wilson) 獣医師
パトリシア (Jane McNeill) ハーシェル家に
ジミー (James Allen McCune) 青年17歳
オーティス (Pruitt Taylor Vince) 農場の使用人
メルル・ディクソン (Michael Rooker) グレンの兄
エド・ペレティア (Adam Minarovich) キャロルのDV夫

ランダル (Michael Zegen) 足が突き刺さる、デーブらの仲間
--- (Kathy Walton Pulley) Walker

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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