ウォーキング・デッド
The Walking Dead (シーズン3)

監督・脚本・企画:フランク・ダラボン
原作・脚本:ロバート・カークマン

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131





Oct. 21, 2012
第2話 縄張り争い Sick

脚本/Nichole Beattie
監督/Bill Gierhart
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リックら一向はなんとか鉄柵に囲まれた刑務所を見つけ、安全
な場所を確保出来たと喜ぶ。久しぶりの大広間故に期待を寄せる

中で地下室を調べに行くと一緒に帯同したハーシェルがウォー
カーによって足を噛まれる。すぐにリックはハーシェルの患部
を切断してウォーカーのウィルスが全身に回るのを阻止する。


そんな中、その光景をこの
刑務所で生き残っていた囚人の5人
見ていた。暫く鉄格子の中に居たために5人の囚人は現状を把握
していなかった。
とりあえずリックたちはハーシェルをキャロルたちの居る場所
に連れて行くと止血してもらおうとする。
囚人達はリックらの後に付いてくるが、ティーもダリルも警戒心
を持って彼らに武器を突きつける。
止血するには患部を焼くしかないのではないか?というグレン。

一方囚人達はリックらにどういう事か説明を求める。
ジョージア州のお陰で君たちは無罪放免になったのだと語る。
しかし民間人が刑務所に来るなんて不自然だとし、行く宛が
無かったのだろうと問う。あの患者も何故病院に連れて行かない
のか?と問うと、リックには囚人が今までどうしていたのかを
問う。10ヶ月間監禁されていたのだという。
遺体が多数転がっているのを見ると、囚人の一人は昔の
マッティ
カ刑務所
の暴動を思い出すという。死人が肉を食うという話を
聞かなかったのか?と問うと、外の事は何も分からないという。
もう
今では政府も病院も警察も存在していない事を告げ、全ての
ものが無くなっているのだと語る。囚人は家族の事を気にして
携帯電話を貸して欲しいとリックらに語るが、電話やインター
ネットはもう繋がらない状態である事を説明する。既にアメリカ
人口の半数以上は居なくなっているのだという。実感出来な
ければ自分で見てくれば良いとして、外に見に行かせる。
すると外はウォーカーの遺体の山になっていた。まさかフェンス
が有って良かったと思う日が来るとは思わなかったと囚人達は
語る。

ウォーカーとは一体何なのかと問うと、恐らく全員の体内に
ウォーカーになるウィルスを保菌している状態だという。
HIVみたいなものなのかと問うと、殺しても立ち上がってくるのが
ウォーカーだと語る。
囚人のリーター格の男・トーマスはリックたちにどこから来た
のかを問うと
アトランタからだと告げる。何処に行くつもりな
のかと問うと行く宛がないで今はここに留まるという。トーマス
はこの先に小川があるのでそこにいけば良いと告げ、この刑務所
は俺たちのものだという。小川の先はその内耕して畑にする
事を告げ、
この刑務所は俺たちが使うと告げるリック。
リックとトーマスはにらみ合いが続き今にでも殺し合いに発展
しそうになるが、アクセルがそれを止める。全員が納得出来る
道を探ろう。他にも監房は有るし、この刑務所を出て行く道も
あるぞというダリルたち。食堂の食材はどの程度有るのか?と
問うと残りは少ない事を語る。
リックは俺たちが半分もらうと
告げ、その変わりにトーマスたちが住むべき監房を用意する

いう。互いにハッキリさせて置こうというリックは、トーマス
たちにもしも
自分たちの居住区に近づけば容赦なく殺すぞと
告げる。

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いよいよリックたちは当面の安全地帯を見つけるが、未だに
生き残っている囚人がいる事が分かり、気の抜けない状態で
有る事が分かる。武器を持っているリックたちはイニシアチブ
を取り、独房を確保するので変わりにこの場所と食料庫の半分
の食材を寄越すよう告げる。

下手に囚人を生き残らせておくと大変な事態になるなと思って
いたので、こういう展開になるのもある意味納得だった。

後腐れがないように相手が悪人っぷりを発揮してくれたお陰で
遠慮なくリックはトーマスを殺害する事が出来た。

対処に困る場面としては、ビッグタイニーがウォーカーに噛まれ
た際の処分の仕方と、トーマスが裏切ったと知った際にトーマス
を処分した後の生き残った囚人たちの扱いだったけど、ビック
タイニーはトーマスが処分したし、そのトーマスをきちんとした
名目の元でリックが処分したというところがポイントだったのかも。

ただ生き残った囚人達は以前として存在しているわけで、生かし
て置く事での不安感はぬぐい去れない。
また今回、ハーシェルが医師としてはもう使えない可能性がある
という事で、キャロルとグレンが行動を起こす。
当初キャロルがグレンを連れ出した際にはハーシェルを安楽死
させる為なのかなと思って見たり、息を吹き返したとするハーシ
ェルが実際にはウォーカーになってしまったのではないかと
する恐怖心が常につきまとっていたけど、そうならなくて良かった。
下手すれば心肺蘇生措置を行ったローリーさえもウォーカー化
する可能性はあるからね。

リックはローリーとちょっぴり歩み寄った。
ローリーは彼に貴方の事を殺人者だとは思っていない事を告げ
みんなの為に必要な事ならば何でもして欲しいと声を掛けた。
勿論良心に従ってという条件を付いたけど、今回はそんなリック
にリーダーとしての資質を問うシーンが数々の場面で描かれた
なという感じだった。

しかしこの二人仲が戻るのかな。

リック・グリムズ (Andrew Lincoln) 保安官
ローリー・グリムズ (Sarah Wayne Callies) リックの妻
アンドレア (Laurie Holden) リックに銃を突きつける金髪女性
グレン (Steven Yeun) 市街地組、アジア系
カール・グリムズ (Chandler Riggs) リックの息子
ダリル・ディクソン (Norman Reedus) メルルの弟
キャロル・ペレティア (Melissa Suzanne McBride) 妻
T-Dog (IronE Singleton) 黒人、"ティー"

マギー・グリーン (Lauren Cohan) ハーシェルの次女
ベス・グリーン (Emily Kinney) 娘
ハーシェル・グリーン (Scott Wilson) 獣医師

ミショーン (Danai Gurira) 剣を持つ女性
アクセル (Lew Temple) ヤク中の囚人、生き残る2人の1人
ビッグタイニー (Theodus Crane) 囚人、ウォーカーに噛まれる
トーマス (Nick Gomez) 囚人、猟奇的リーダー格
アンドリュー (Markice Moore) 黒人、囚人、中庭に置き去りにする
オスカー (Vincent M. Ward) 囚人、命乞いはせず
--- (Juan Bautista) Prison Walker
--- (Clair Danielle Canterbury) Walker
--- (Gregory French) Walker
--- (Don Teems) Prison Walker

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