ウォーキング・デッド The Walking Dead (シーズン3) 監督・脚本・企画：フランク・ダラボン 原作・脚本：ロバート・カークマン http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1131

Feb. 17, 2013
第10話 宣戦布告 Home

脚本／Nichole Beattie
監督／Seith Mann
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ダリルはリックたちが兄・メルルを受け入れないことを表明した為
に刑務所には戻らず離脱することを決定する。
リックは監視塔からウォーカーが入ってこないか、そして
総督らが復讐にこないか双眼鏡で監視していた。すると墓の前
に白いドレス姿の女性・ローリが立っているのを目にする。
持ち場を離れるリックはローリの後を追い墓場にいくと彼女
の姿はなく、ローリは柵の外に出ているのが分かる。リックは
彼女を追って外に出ていく。ミショーンはリックが鍵を開けて
扉を開けたまま出て行くのを見てゲートを閉じる。

ウッドベリーの街では、総督が異変を来す中、総督はアンドレア
の元に近づく。昨夜混乱していた市民たちの気持ちを鎮めた
アンドレアの演説が素晴らしかったという総督。彼はもう
刑務所のメンバーたちに報復行動はしない事を告げる。アンドレア
は私が彼に会って話を付けるというが、アンドレアはここに
残ってみんなをまとめて欲しいと頼む。今では市民たちは
私の言葉に耳を傾けない筈であり、決して絶対的なリーダーを
求めるものではないので、ここにいて欲しいという。アンドレア
は総督が地下室に隠していた娘の姿をしたウォーカーのことに
言及すると、いつかミルトンが治療法を見つけ出してくれると
思って匿っていたことを認め、少し気持ちを整理する時間が
欲しいと語る。皆は君のことを必要としていることを強調する。

ダリルとメルルは森の中をさまよっていた。
メルルは弟に対して、これまでのように戦利品を略奪して生き
ながらえる方法を提案するが、ダリルは気乗りしない様子。
その姿を見たメルルは戻りたがっているような感じだなと指摘
する。メルルは刑務所に居るメンバーたちに関して、もう俺には
彼らに対する敵意はないという事を告げ、みんな居なくなったのだ
という。

一方リックが妄想に耽っている為、グレンが刑務所のことを
管理していた。カールに対してタイリースたちが入ってきた
時の状況を聞き出すと、別の抜け道があるということは、そこ
から侵入される可能性が高い事を告げる。ウォーカーだけで
なく総督らが報復しに来る可能性について言及すると、ミショーン
が現れ、総督はウォーカーや人間の頭をトロフィーのように
水槽の中に入れていた人物だとし、奴らは必ず襲撃に来るだろう
事を告げる。グレンはそれならば街に行って先制攻撃を仕掛け
ようとするが、ハーシェルたちはリックが許可する訳がない
とし、報復には何の意味もないことを訴える。寧ろここは危険で
あり一刻も早く別の場所に移るべきだと語る。しかしグレンは
ハーシェルがそんな足だし、赤ちゃんだって4時間置きに泣くよ
うな状況の中、ウォーカーがいつ現れるとも分からない外に
出て行くのは危険だと告げる。グレンはとにかくここに居て
守るべきことを考えるべきだと告げる。
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■刑務所組

リーダーであるリックが相変わらず妄想によって囚われて
しまっている。白いドレスを着たローリが柵の外に誘導した
意味とは何か意味があったのだろう?
彼自身妄想であるとは気がついているところは、正気を
保っている証拠でもあるので意外と立ち直りは早いのかな
とも思う。ローリによって誘導された流れは襲撃される
危険性を察知していたということなのか。

グレンはマギーの件で判断力を失う。
総督によってマギーは本当に襲われてしまったのかどうか。
裸にされ、そして体を密着させられては居たけど、その後
の展開は作りようによっては幾らでも解釈を曲げられそうだ
けど、マギー本人は否定しているのでそれが答えなのか。
グレンは完全にマギーによって嫌われてしまった感じ。
肝心のグレンも何をしようとしているのかよく分からず、
ただ車の燃料を無駄に消費しているとしか思えない状況の
中、ハーシェルとの間で、この刑務所を手放すべきかどうか
の決断に迫られる。

一方キャロルと囚人の一人・アクセルは良い感じの雰囲気。
アクセルがいつ本当の顔を覗かせるのか心配だったのだけど
結局この人の性格を掴めないままに死なせてしまった感じ。
男手が必要なときにまたしても一人亡くなった。
キャロルの盾になってくれたということで、無駄死にでは
なかった感じ。

最後は総督組によって襲撃された。
特にえぐいのは、沢山のウォーカーたちを敷地内に放ったこ
と。監視塔にいつの間に敵が入り込んだんだ?って感じだった
けど、あれだけの銃声が鳴り響いたのに、亡くなったのは
互いに一人ずつ。最後にダリルたちが戻ってきたことは嬉し
かったけど、メルルは大丈夫か?

■ウッドベリーの街

総督がしおらしく振る舞い、アンドレアはそんな彼に乗せられ
てしまう。
街の人たちも刑務所組には良い印象は皆無なので、カレンや
ミルトンはアンドレアに対して、総督がしようとしている
事は話そうとはしなかった。
刑務所に車が突っ込んできた際には、アンドレアがいよいよ
対面かと思ったけど、残念ながらアンドレアではなかった。

■その他

メルルとダリルは前回リックたちと同行しないことを決めた
為に、森をさまよい歩く。
メルルは相変わらず生きる為に人を襲うことを計画。
途中で橋の上でウォーカーによって襲われているメキシカン
な家族と出会い、メルルは無視しようとするもダリルは
助けに入る。まだ生き残っている人がいたというだけ
嬉しい出会いだったけど、メルルの下品さ・手癖の悪さは
相変わらず。それを止めるダリルがとても格好良く見えた。
ダリルはこのドラマ一番の男かも。
二人は結局刑務所に戻るが果たして受け入れられるのか。

・The Walking Dead Main Title