私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





第3話 バカンスは夢の彼方に Do Over

脚本/Alex Taub 監督/ Michael Lange
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ジェーンは毎日同じような夢を見ていた。"判決でドン"という
テレビ番組に出演し、デビーはそこで最初の証人を呼ぶという
手はずになっていたが、カーテンを開けるところでいつも目が
覚めていたのである。一体あのカーテンの先にあるのは何なの
か。親友のステイシーに相談すると、カーテンの先にはポニー
とかユアン・マクレガーが居るのではないかとトンチンカンな
返答が帰ってくる。夢の中で自分が弁護士である事に怯えてい
る事を告げると、
「ドクターオズ」ならば確実にストレスだと
言うはずだと告げる。ステイシーは三週間弁護士事務所で働き
っぱなしである事を指摘すると、今から休暇を取って
パーム
スプリングス
に行こうと誘う。ジェーンは当初渋るも、今日は
給料日なので小切手を受け取ったらバカンスを楽しもうと告げ
る。

その頃、パーカーキムに対して
医療過誤の件を担当して
欲しいと言われる。相手は精神科医の女性・ファラー医師
パーカーは自分では利益相反になるので担当出来ないと回避
するのだった。45分後に出廷だという。

ジェーンはテリーの元に行くと小切手は何処に行くともらえる
か?と問う。今日は給料を受け取りに来ただけで、すぐに帰る
というが、そこにパーカーがやってくると、ジェーンと仲良く
しているサマーズ判事からの電話で、
パーク運輸の裁判が再審
になる事が決まったと言われる。陪審員の中に運輸会社の
関係者が居た事が原因だという。前回の裁判記録を用意して
おいたといわれるも、ジェーンはまた後で担当するのでも良い
か?と尋ねるも、依頼人のアンジーとその息子のマイケルが今
事務所に来ていると言われる。

アンジーの元夫でカール・メイソンはパーク運輸のドライバー
だったが
居眠り運転をした為に亡くなり、夫の給料が入らなく
なった
為に、家のローンなどが支払うことが出来なくなる。
そこで
アンジーは夫の死の過失は運輸会社にあるとし、会社側
の違法な長距離運転を強いた為に起きた事故だと訴えた
もの
だった。ジェーンはアンジーたちを安心させる為にまた勝てる
と慰め、励ますのだった。

一方キムたちが取り扱う医療過誤の問題。
原告はセレッテ・ガーナーで、夫・ジェイクと新婚当初はとても
仲良くしていたのだが、あるときから夫の中にサイモンという
別人格が浮かび上がってきたという。
解離性同一性障害であり
ジェイクは明朗活発な人物だが、サイモン側はまるで公務員の
様な堅い人物であるという。そこでセレッテは精神科医のファラー
医師の本を訪ねて、サイモンの方の人格だけを消してほしいと
頼んだのである。しかし結果として消えたのはジェイクの方で
残ったのはサイモンだけだった。

リビー判事の下、起訴に値するかどうかの審議が行われる。
被告側弁護士にはブロワーズ代理人が担当する。リビーはキム
たちの主張を聞き、略式起訴で良いのではないか?とするが、
キムの補佐についていたグレイソンは形成がフリだと見ると、
医療過去での訴えは取り下げ、不法死亡で訴えると言う。
リビー判事は悪のりで、起訴を許可するのだった。

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■解離性同一性障害

これとはちょっと違うけど、キムたちが扱っている内容を見て
いると、ジェーンとデビーの関係に似たケースである事が
分かる。ステイシーとしては徐々にジェーンの中のデビーが
ジェーンによって乗り移られているのではないかと疑っていく。

弁護士としてのスキルを持っているジェーンの姿を見てしまうと
デビーとしての性格は、ステイシーとのやりとりの中ばかりで
見られる所も有るのかな。

■ジェーンの中のデビー

法廷で泣き落とし作戦の様に見えてしまった今回のジェーン。
しかしその涙はデビーの心が流した涙であり、普段のジェーン
ならばそんな感情的な態度にはならないという。

しかしジェーンと仲良くしているサマーズ判事が裁判を担当する
となるとジェーンに肩入れしてしまって都合が悪くなるのではな
いのかな。

■状況が変わって、出来ること・出来ないこと

今のジェーンではデビー時代に出来たことが出来ないことも
多々有る。どちらの生活が有意義なのかは分からないけど
ジェーンを演じることによってデビーの中の気持ちが揺らいで
いる事も確かだ。

また今回はフレッドもステイシーに恋をする。
しかし守護天使の彼は、ステイシーとは別世界の人間である事
を悟り、彼女と結ばれることは難しいのかを考えさせられていく。

■グレイソンの存在

ステイシーが事務所に来ていることで、その内ジェーンの正体に
彼が気がついていくものが有るのかもしれない。
ただ今の所、あんまりジェーンの中のデビーらしさというものを
封印しているような感じがする。一話の中では、マニキュアを
使ってデビーである様なことを臭わせる展開にはなったんだけどね


■キムたちの不法死亡の案件

ジェイクと結婚していたセレッテ。
別人格のサイモンとの関係を築いていた精神科医のファラー医師。
医者と患者の関係はあり得ないように思えるけど、その辺はドラマ
なのか。ちゃっかりファラーの事を名前で呼んでしまい、その関係
がバレていく。プリティ・リトル・ライアーで、アリアが思わ ず
先生の事をエズラって呼んでしまったのを思い出すな。

■ジェーンが担当した案件

普通にやっていれば勝てるかに思えた案件だが、内部告発してくれ た
社員のサガンスキーが突然裏切り会社側についてしまったので、
決定打が無くなってしまった。勤務超過であった事をどのように証 明
するのか。グレイソンによってそのヒントを与えてもらい、ステイ シー
を使って上手い事嘘をついて会社に仕事の依頼を行う。そこで勤務 超過
の仕事でも引き受ける会社であることを証明する。

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁 護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルーム メイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロン ド美人

マデリーン・サマーズ (Rosie O'Donnell) 判事
本人出演 (Chuck Woolery)
サイモン・デウェイ (Gabriel Olds) ジェイク・ガーナー
ゲーリー・モンロー (Steve Barnes) パーク運輸・運営部門課長
アンジー・メーソン (Charlotte Haynes Hazzard) 依頼人、元夫カ ール
ケン・ホール (Robert Herrick) パーク運輸社長
ロイス・ファラ (Caroline McKinley) 精神科医
ドナルド・セベル (Mark Oliver) 弁護士
セレッテ・ガーナー (Melissa Ponzio) 原告、ジェイクが好き
マイケル・メーソン (Dekori Trevon Robinson) 息子
リチー・サガンスキー (Ron Clinton Smith) 9年間ドライバー
ウォーレン・リビー (Gregory Alan Williams) 判事
スティーブ・ブロワーズ (Mark Wilson) 弁護士

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