私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





第6話 セカンド・チャンス Second Chances

脚本/ Jeffrey Lippman 監督/Michael Schultz
--------------------------------------------------------
ウェディングドレス姿のジェーンは鏡の前でグレイソンに告白
する練習をする。あり得ない事だけど、私はジェーンではなく
デビーの心が宿っていること。そんな中でテレビのファッショ
ンチェックでお馴染みのティム・ガンが突然現れ、ジェーンに
助言していく。まずは君が君である事を受け入れることが大切
なのではないかと。
それはジェーンが見た夢だった。
ジェーンはルームメイトのステイシーに夢のことを話そうとす
るが、何故か室内にはフレッドの姿が有った。ジェーンは頭が
痛く、昨晩の事が思い出せないが、フレッドからパーティーに
行き酒を飲んでカラオケしたので二日酔いだという。デビーは
飲酒になれているが、ジェーンの許容量を超えたのだという。
ジェーンという人物は一体これまでどんな方法でストレスを
解消していたのだろうかと問うと、クロスワールドパズルなの
だという。フレッドはパーティーの後片付けとステイシーの
世話をするために昨晩泊まった事を告げ、ただしソファーで
寝たことを告げる。

オフィスに居たテリーの元にキャロルという女性が現れる。
テリーはアポが無い人とは取り次げない事を告げるが、既に
アポは取ってあるという。私は
アシスタントの面接に来たのだ
というキャロルに対して、テリーはジェーンが私を切って雇おう
としていたのかと疑いの目を向ける。

朝ジェーンは事務所にやってくるとグレイソンから声を掛けら
れる。デビーの荷物を整理していたら沢山の私物が出て来たの
でデビーの親友のステイシーに渡して欲しいとの事だった。
グレイソンはこれからパーカーに呼び出されている事を告げ、
ボス直々の仕事だとして、ジェーンにアドバイスを受けるの
だった。

一方ジェーンはテリーが不条理に自分に敵意を向けている事
を感じる中で、ジェーンの元にマリアンという女性がやってく
る。以前ジェーンが
セントジュード病院に医療過誤訴訟に関して
説明会に来た際に、私は看護師をしていたもので、その時の
演説は素晴らしかったという。マリアンが今回来たのは医療過誤
の問題ではなく自分自身の事で助けて欲しいという。そんな
会話をし始めた頃、突然事務所には二人の警察官が現れ、突然
マリアンを殺人の共犯として逮捕していく。

話を聞くと今から20年前の1989年3月24日。
18歳で年上の彼と付き合っていたマリアンは、彼と一緒に
コンビニに行くが、彼氏がコンビニに行く間に彼女は車で
待っており、突然彼氏が血相を変えて戻ってきたという。
コンビニを襲った際にパニックって店員の男性・ネイラー
射殺してしまったという。マリアンはそれを知りつつ逃亡
したのである。マリアンは保釈中に逃げた事を告げ、その間に
名前を変えて結婚し、二人の子供を授かったという。
今回働いているセントジュード病院がセキュリティ強化のため
に、指紋認証を導入した際に改めて彼女が犯罪者だと発覚して
しまったという。夫にはこれまでに何度も話そうとして鏡の
前で練習したがどうしても言えなかったとの事だった。
ジェーンは助ける事を約束する。

一方パーカーは俳優のラリー・バクスターの事をグレイソンに
逢わせる。まだパーカーの事務所が小さい頃に、ラリーの訴訟
で随分と稼がせてもらい、かなりの恩があるという。
パーカーの出世作は
「カントリークラブ・ドライブ」の父親役
として出演し、ピープルズチョイス賞のノミネートまでされた
事にあった。その時はティム・アレンが受賞されたが評価が
高かったことを意味していた。今回彼は、
"死んだ有名人.com"
の管理人を訴えたいとの事だった。このリストの中に自分は
死んだものとして掲載されているせいで、本来受けるべき仕事
が回ってこないとの事だった。パーカーはグレイソンこそ
我が社のメディア対策部門のヘッドだとして一任すると語る。
グレイソンは何時そんな部署が出来たのかと丸投げしてくる
パーカーに告げるが、サイトの存在を知っていた君は立派な
専門家だと告げる。

一方フレディは雑誌に感化されていた。
ジェーンを見かけると突然フレディは今後ステイシーに逢っても
僕がステイシーの事を好きだという事を言わないで欲しいと
いう。雑誌には
"女生徒は逃げるものを追う習性がある"とし、
"手の届かないものを欲しがる"のだと書かれているという。
だからこそステイシーには黙って居てほしいとの事。代わりに
クロスワールドパズルをプレゼントすると。
ジェーンの元にはテリーが現れ、貴方は私の大切さを忘れている
わねと告げ、自分の貢献度を突然語り始める。

そんな中、キムはパーカーからの言いつけでジェーンのサブに
付くことになったと語る。この件ではメディアの注目度も高く、多数
のメディアが押しかける案件の為だった。

キムとジェーンはマリアンの夫・フィリップに逢うと、夫は
妻の素性を今まで知らず、気がついたらメモ書きでその事実が
書かれていたという。ジェーンはマリアンが刑務所に行かない
為にはフィリップの協力が必要で陪審員を味方につけなければ
ならない事を告げるが、
妻のことを信用出来ないとして協力
を拒む
のだった。

--------------------------------------------------------

■マリアン役にJorja Fox

来週からTV東京の昼ドラ枠でCSI:科学捜査班が始まるけど
このドラマでサラ・サイドル役を演じている彼女が登場。
ER緊急救命室では同性愛者の医師マギー・ドイル役として
シーズン3から5までレギュラー出演、ザ・ホワイトハウス
では、大統領の娘の警護官、ジーナ・トスカーノ役としてシー
ズン1から2にかけて5エピソードに登場している。

久しぶりにスキッ歯な彼女が見られて幸せかも。
科学捜査班では死の体験をした後に、価値観変わってグリッソ
ムと結ばれていく役所だったけどね。

■真実を言えず鏡に向かって練習する繋がり

必ず依頼人はジェーンが共感する一面を持って居る。
今回のマリアンは、過去に犯した罪を今の夫に告白できずに
いた女性で、ジェーンがグレイソンに言えないように彼女も
また鏡の前で何度も告白する練習を重ねてきた苦労人だ。

過去ではなく未来に進もうとした際には果たしてどういう
行動を取ればいいのか。

■グレイソンが担当する案件

ラリーというかつての俳優の難癖にも近い訴えを聞いていく
もの。ドラマ「フレンズでロスの父親のジャックを演じて
いたElliott Gouldが演じている。随分痩せた感じがするな。
やたらとトリビアを語りたがっていた彼。
話を聞いていくウチに、グレイソンとは共通するものを持って
いる人物だと分かる所は上手いね。
ラリーもまた妻を数ヶ月前に失っていた事が判明。

■フレッドが雑誌の影響を受ける

まぁ人間界のことを知らないので、前回は映画に相当影響を
受けていたけど、今回は雑誌に感化されていた。

フレッドに愛されているステイシーもまた、恋愛のルール的
法則を持って居るようで、今回はその中の奥義3と7が披露
された。
秘伝の奥義3は、好かれていると分かるまで自分からは態度に
示さない。奥義7は電話するなら男性にさせろ。

で結局ステイシーも可愛いフレッドの虜になっている様だ。


■今回のMVPはテリーか

ジェーンが私ではないアシスタントを雇おうとしているのか?
として、排除しようとする様な流れ。
ジェーンにしてみれば、いわれのない敵意・殺意を向けられて
いたけど、この辺の必死のアピールは如何にも韓国系っぽい
性格の強さみたいなものが有ったな。
グレイズ・アナトミーのクリスティーナみたいだね。

■司法取引

検事局のサンチェスが有罪と認めるならば10年だと告げる。
当時未成年で有った事を考えると、司法取引にしては厳しい
気がするけど、アメリカの場合共犯者の罪も殺人と同様に
厳しい量刑が出るからね。
妥協すべきか否か、凄く難しい決断だったように思う。

■グレイソンに別の女の影?

シルバーのアクセサリーがデビーのものだとして含まれていた。
ジェーンはデビーのモノのハズは無いとし、本人が言うのだから
間違いはないのだろうけど、女性の影か有ったのかと思わせつつ
実際には妹・レスリーのものだというありがちなオチ。

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

本人出演 (Tim Gunn) ファッションゴーディネーター
ラリー・バクスター (Elliott Gould) 俳優、妻・シェリル失う
フィリップ・ニーリー (David Burke) 夫
マリアン・ニーリー (Jorja Fox) 妻、20年前殺人の共犯、本名フェイ・グリーン
--- (Kaira Akita) PTA President
キャロル (Hope Allen) アシスタントの面接
ジュリー・フォアマン (Michael Beasley) 証言
--- (Karen Beyer) Hospital Supervisor
ポッター (Marcela Casals) 判事
サンチェス (Julio Cedillo) 地方検事補
ボビー・ネイラー (Hayes Mercure) 被害者の子供
--- (Antwan Mills) LAPD Officer
--- (Bill Murphey) Homeless Shelter Director
オスカー・ギルバート (Billy Slaughter) 死んだ有名人.com管理
--- (David Smith) Police Officer

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system